チロソール

化合物 / compound-tyrosol

tyrosol / 2-(4-hydroxyphenyl)ethanol

短い定義

酵母がアミノ酸チロシンから発酵中に生成するとされるフェノール性化合物(エールリッヒ経路(Ehrlich pathway))。ワイン・清酒・ビールなど各種発酵飲食品中に見出される。

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仮説採集箱(2)

清酒酵母株の違いはチロソール量、ひいては苦味の強さをどれだけ左右するのか編集仮説

山形県工業技術センターが育成したとされる高チロソール生産酵母株についての二次情報が複数見つかったが、要約によって『うま味成分』『刺激味・きめに関わる成分』等,位置づけが一致しなかった。酒類総合研究所の清酒香味品質評価用語体系ではチロソールは『苦味』の標準見本物質とされている。酵母株によるチロソール生産量の違いが清酒の苦味の強さにどの程度寄与するかを,一次資料(原著論文)で確認する必要があるのではないか?

由来: 編集部が立てた問い

注記: 取得要約のみで一次資料PDFを取得・実読できなかったため、claims化を見送った。二次情報間でチロソールの位置づけ(うま味 vs 苦味/刺激味)が食い違う点に注意。

仮説は事実主張ではありません。面白さを探索の入口として保存し、これから資料・聞き書き・観察で確かめます。

チロソールは白ワインの苦味と『tannin taste』のどちらに、どの程度対応するのか編集仮説

文献ではチロソールの量がリースリングワインの『tannin taste』(渋み様の官能語)と相関すると引用される一方、白ワインの苦味そのものをチロソールと直接結びつけた一次研究には今回の調査では到達できていない。チロソールの官能上の寄与は、基本味としての苦味なのか、渋味に近い口腔感覚なのか、それとも両者とは別の複合属性なのか?

由来: 編集部が立てた問い

注記: AWRI最終報告書(Konitzらの孫引き)と、既知の苦味化合物との有意な相関を見いだせなかった白ワイン研究の結果を突き合わせる中で編集部が立てた問い。

仮説は事実主張ではありません。面白さを探索の入口として保存し、これから資料・聞き書き・観察で確かめます。

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構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます

感覚(1)

チロソール白ワイン(リースリング)の『タンニン味』評点と最も強く相関(Konitz 2003の孫引き)。と相関する予備的

範囲: AWRI最終報告書(Grape and Wine Research & Development Corporation向け、Project AWRI 0901、2012年)1.2.4節。同節はKonitz et al. 2003を引用する形の記述で、今回の調査では原著までは遡っていない(二次引用)。対象は果汁中の澱・浮遊物濃度を変えた、同一搾汁由来のリースリングワイン。

注記: 同節は、リースリングワインの『tannin taste』(渋み様の質感を指す官能語として原文の用語のまま扱う。基本味の苦味とは同一視しない)がチロソール濃度と最も強く相関し、ヒドロキシケイ皮酸類・フラバン-3-オール類との相関は乏しかったと記す。本報告書自体は査読誌論文ではなく研究機関の最終報告書であり、この記述自体もKonitz et al. 2003の孫引きである点をあわせて収載。

同一搾汁由来で果汁澱濃度の異なるリースリングワインの『tannin taste』が、チロソール濃度と最も強く相関し、ヒドロキシケイ皮酸類・フラバン-3-オール類との相関は弱かったと記す(Konitz et al. 2003を引用した記述)。
限界: 二次引用であり、今回の調査収集ではKonitz et al. 2003原著を直接確認していない。『tannin taste』は基本味の苦味と同義ではない。
出典: Identification of the major drivers of 'phenolic' taste in white wines (Final Report, AWRI Project 0901)(Smith PA; Waters EJ (Principal Investigators); The Australian Wine Research Institute, 2012)・全文確認
データを表示compound-tyrosol —is_correlated_with→ "白ワイン(リースリング)の『タンニン味』評点と最も強く相関(Konitz 2003の孫引き)。"
claim: clm-awri-tyrosol-riesling-tannin-taste-correlation / type: sensory / 更新: 2026-09-01

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