玉露

食材 / ingredient-gyokuro

gyokuro

このページの内容(3 節)
  1. 別名
  2. 加工・調理でどう変わる(1)
  3. 姉妹サイト

短い定義

覆い下栽培した新芽で作る高級煎茶の一種。被覆によりうま味成分の遊離アミノ酸・テアニンが高濃度に維持されるとされる。碾茶と同じ覆い下栽培の技術を用いるが、揉んで仕上げる点で碾茶と異なる。

この項目の読者向け解説本文は準備中です。確認済みの内容と出典は、下の根拠カードからたどれます。

別名: gyokuro(ja)

構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます

加工・調理でどう変わる(1)

玉露の組成: 被覆資材除去後の露光時間(0/1/2/4/6時間)が長くなるほど、荒茶中の遊離アミノ酸・テアニン含有量は減少し、カテキン類(EC+ECG+EGC+EGCGの合計)含有率は増加した。品種'やぶきた'ではテアニンが被覆状態2224 mg/100gから露光6時間後1983 mg/100gへ減少し、カテキン類は9.4%から10.3%(乾物重)へ増加した。覆い香の主要成分ジメチルスルフィド(DMS)は露光1時間後には被覆状態の55%程度(やぶきた)・88%程度(おくゆたか、露光2時間後)まで減少した。標準審査法による官能評価(滋味など内質)は露光時間が長くなるほど劣る傾向を示した(やぶきた合計差: 露光1時間-0.7点、露光6時間-3.2点)。支持あり

範囲: 福岡県農業総合試験場八女分場、玉露'やぶきた'・'おくゆたか'、2006年圃場試験(3反復)

注記: 対象は玉露であり、碾茶(抹茶原料)そのものではない。ただし玉露と碾茶は同じ覆い下栽培の技術群に属し、遮光→アミノ酸/カテキン組成の変化という同じ機構を扱う。官能評価は標準審査法の『滋味』等の総合項目であり、苦味だけを分離した尺度ではない点に留意。

露光時間の経過とともに遊離アミノ酸・テアニンは減少(テアニンは露光1時間後に有意に減少)し、カテキン類は増加(露光4時間後に有意に増加)。DMSも露光時間とともに減少。標準審査法による官能評価は露光時間が長いほど劣る傾向(特に香気などの内質で顕著)。
限界: 同じ圃場試験を'おくゆたか'でも実施しており傾向は同様だが変化の程度はより緩やかだった。室内試験(1/2000aワグネルポット、4反復)でも同様の傾向が確認されている。
データを表示ingredient-gyokuro —has_composition→ "被覆資材除去後の露光時間(0/1/2/4/6時間)が長くなるほど、荒茶中の遊離アミノ酸・テアニン含有量は減少し、カテキン類(EC+ECG+EGC+EGCGの合計)含有率は増加した。品種'やぶきた'ではテアニンが被覆状態2224 mg/100gから露光6時間後1983 mg/100gへ減少し、カテキン類は9.4%から10.3%(乾物重)へ増加した。覆い香の主要成分ジメチルスルフィド(DMS)は露光1時間後には被覆状態の55%程度(やぶきた)・88%程度(おくゆたか、露光2時間後)まで減少した。標準審査法による官能評価(滋味など内質)は露光時間が長くなるほど劣る傾向を示した(やぶきた合計差: 露光1時間-0.7点、露光6時間-3.2点)。"
claim: clm-gyokuro-exposure-composition / type: processing / 更新: 2026-09-02

↑ このページの上へ← 図鑑(食材)へ戻る