食材
ケリテス
quelites
ケリテスは、メキシコで食用にされる野生・半栽培の若葉・若茎・花などの総称。ナワトル語 quilitl(食用植物)に由来し、単一の分類群ではなく350種以上を束ねる文化的カテゴリー。
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トルーカ渓谷のオトミ族の伝統に基づき、茹でたケリテス(野生の若葉類の総称)を詰めてサルサを添えたタコス。ケリテスは350種以上を束ねる文化的カテゴリーで単一の植物種を指さないため、この写真も特定の種を示すものではない。
加工後写っているもの: 該当なし(メキシコの野生・半栽培若葉の総称カテゴリー、単一分類群ではない)部位・状態: 茹でたケリテスを詰めたタコス
写真: Natho Nzujni/ CC BY-SA 4.0/ 原画像/ 台帳の原画像
写真の範囲と来歴
被写体の確認: 原典の記載による同定。ケリテス単体ではなく調理・盛り付け後の姿。単一分類群ではないため個別種の同定はできない。
掲載画像: Wikimedia Commons の原寸ファイルを sips で長辺2400pxに縮小。苦味研究所では切り抜き・色調変更なし(リサイズのみ)。 表示用には幅1200px上限のWebPを配信し、台帳の原画像は上のリンクから確認できます。
食材 / ingredient-quelites
このページの内容(7 節)
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メキシコの国家生物多様性委員会(CONABIO)公式解説ページによれば、quelite(ケリテ)という語はナワトル語のquilitl(食用植物・柔らかい野菜)に由来し、いくつかの先住民言語に対応する語があるという。
ワウソントレ(huazontle, Chenopodium berlandieri subsp. nuttalliae)の花序の化学組成を扱った2025年の学位論文は、その背景説明部分でquilitlの派生語quiyollotlが若い茎・新芽・萌芽を指すと述べ、サアグン(ca.1577)・エルナンデス(ca.1571)の記述を引いて説明する。ただしこれはコロニアル期の原典そのものではなく、学位論文による孫引きの紹介である点には留意が必要である。
同じCONABIOページはquelite自体を、根を除いた植物全体、実生、若い枝や新芽、柔らかい葉、葉脈のない葉、葉柄、茎など、食用にされる若い部位の総称と定義する。メキシコ国内では350種以上が地域ごとの伝統に基づいて選ばれ、消費されるという。
メキシコ農牧・農村開発省(SADER)が公開するquelitesカタログは、350種以上のうちの一種「flor de colorín」(Erythrina属)について、なめらかな質感の若葉に加え、花蕾や十分に開いた花も食用にすると記す。花を食べる際は、煮込み料理が苦くなるのを避けるため花の中心部を取り除くという。
この説明の根拠
この本文で確認した範囲: CONABIOによるquilitl語源の解説記述を確認した/quelitesの可食部位の定義と種数の記述を確認した
この本文で確認した範囲: quiyollotlの語義と一次史料引用の背景を確認した
Los quelites, tradición milenaria en México
この本文で確認した範囲: コロリンの花は中心部を除いて苦みを避けて調理する下処理
別名: quelites(es)、quilitl(nah)、quiyollotl(nah・同定medium)
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組成・含有(2)
範囲: CONABIO公式解説ページの語源説明
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ingredient-quelites —has_name_etymology→ "ナワトル語 quilitl(食用植物・柔らかい野菜)に由来する。派生語 quiyollotl は若い茎・新芽・萌芽を指す。"範囲: メキシコ全域、CONABIOによる公式定義
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ingredient-quelites —is_defined_as→ "根を除いた植物全体・実生・若い枝や新芽・柔らかい葉・葉脈のない葉・葉柄・茎など、食用にされる若い部位の総称。メキシコ国内で350種以上が地域ごとの伝統により選ばれて消費される。"加工・調理でどう変わる(1)
範囲: 層: 文献(公的資料)。SADERのquelitesカタログ(全文既読)がErythrina spp.(コロリン)という個別種について記した下処理の記述。quelites全般ではなく、本カタログが掲載する一種についての記述である点に注意。
注記: quelitesは350種以上を束ねる文化的カテゴリーであり、本claimはその中の一種(コロリン)の下処理記述。カテゴリー全体の苦味を示すものではない。
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ingredient-quelites —is_documented_as_having→ "メキシコ農牧・農村開発省(SADER)のquelitesカタログは、掲載種の一つ「flor de colorín」(Erythrina spp.)について、若葉のほか花蕾・成熟した花を食用にするが、料理が苦くなるのを避けるため花の中心部を取り除いて調理すると記す。"