ワソントレ

生物 / organism-chenopodium-berlandieri-nuttalliae

huazontle / quelite cenizo / Chenopodium berlandieri subsp. nuttalliae

写真で見る

小さな黒褐色の種子が山になっている写真

ワウソントレ(Chenopodium berlandieri subsp. nuttalliae)の種子。メキシコ中央部で先スペイン期から利用される擬似穀物・キレテで、種子だけでなく若い花序も食用にされる。

写っているもの: Chenopodium berlandieri subsp. nuttalliae(ワウソントレ)部位・状態: 種子

写真: HuriAguilarCC BY-SA 3.0原画像台帳の原画像

写真の範囲と来歴

被写体の確認: 原典の記載による同定。

掲載画像: Wikimedia Commons の原寸ファイル。苦味研究所では切り抜き・色調変更なし。 表示用には幅1200px上限のWebPを配信し、台帳の原画像は上のリンクから確認できます。

このページの内容(5 節)
  1. 説明
  2. この説明の根拠(1)
  3. 別名
  4. 関連をたどる
  5. 組成・含有(3)

苦味を読む

ワウソントレ(huazontle, Chenopodium berlandieri subsp. nuttalliae)は、アカザ科(Chenopodiaceae)に属する一年生の擬似穀物である。キノア(Chenopodium quinoa)と同属にあたり、形態や栄養面でも類似の特徴を共有するとされる。メキシコ盆地では先スペイン期からすでに食用にされてきた植物で、現在も中央部を中心に利用が続く。

この植物は種子を穀物として利用するだけでなく、若い花序(インフロレセンシア)も食用部位とされる。2025年の学位論文はワウソントレの花序を対象に化学組成の分析を行っており、実験自体が花序の抽出物(デコクシオンおよびジクロロメタン:MeOH抽出)を材料としている点からも、この部位が実際に食用・研究対象として扱われていることがうかがえる。

種子外層にはトリテルペノイド系のサポニンが高濃度で存在すると報告される。2016年発表のLazo-Vélezらの先行研究は、発芽させた種子をCLAE-EM-TOFで分析し、12種のトリテルペノイドサポニンを検出、主要なサポゲニンはオレアノール酸とヘデラゲニンであったという。ただしこれは2025年の花序研究論文がレビュー的背景として引用したものであり、花序そのものを対象にした新規分析ではない点に留意が必要である。

この説明の根拠

  1. Contribución a la composición química de las inflorescencias del huazontle (Chenopodium berlandieri subsp. nuttalliae)

    Ruiz Arellano, Marlene (tutora: Ovalle Magallanes, Berenice) / 2025 / 学位論文 / 全文確認

    この本文で確認した範囲: アカザ科の一年生擬似穀物でキノアと同属という分類記述を確認した/花序が食用部位かつ実験対象であるという記述を確認した/先行研究(Lazo-Vélez 2016)の種子サポニン検出結果の孫引き記述を確認した

別名: uauquilitl(nah・同定medium)、quelite cenizo(es・同定medium)

関連をたどる

ワソントレの花序 →から作られる→ ワソントレ

アカザ属のトリテルペンサポニン →に存在する→ ワソントレ

構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます

組成・含有(3)

ワソントレは次に分類される: アカザ科(Chenopodiaceae)の一年生擬似穀物。キノア(Chenopodium quinoa)と同属で、形態・栄養面で類似の特徴を共有する。メキシコ盆地では先スペイン期から食用にされてきた。文脈資料
ワウソントレはアカザ科の一年生擬似穀物で、キノア(Chenopodium quinoa)と同属であり形態・栄養的特徴を共有すると記す。
出典: Contribución a la composición química de las inflorescencias del huazontle (Chenopodium berlandieri subsp. nuttalliae)(Ruiz Arellano, Marlene (tutora: Ovalle Magallanes, Berenice), 2025)・全文確認
データを表示organism-chenopodium-berlandieri-nuttalliae —is_a→ "アカザ科(Chenopodiaceae)の一年生擬似穀物。キノア(Chenopodium quinoa)と同属で、形態・栄養面で類似の特徴を共有する。メキシコ盆地では先スペイン期から食用にされてきた。"
claim: clm-huazontle-taxonomy / type: taxonomy / 更新: 2026-09-01
ワソントレの花序ワソントレから作られる支持あり

範囲: 種子だけでなく若い花序(インフロレセンシア)も食用部位として利用される

注記: 食用部位ノードを植物種ノードへ接続(neem系統の既存パターンを踏襲)。

種子が最も利用される部位だが、若い花序(インフロレセンシア)も食用にされると記し、論文の実験自体もインフロレセンシアの抽出物を対象とする。
出典: Contribución a la composición química de las inflorescencias del huazontle (Chenopodium berlandieri subsp. nuttalliae)(Ruiz Arellano, Marlene (tutora: Ovalle Magallanes, Berenice), 2025)・全文確認
データを表示ingredient-huazontle-inflorescence —is_prepared_from→ organism-chenopodium-berlandieri-nuttalliae
claim: clm-huazontle-inflorescence-from-species / type: taxonomy / 更新: 2026-09-01
アカザ属のトリテルペンサポニンワソントレに存在する文脈資料

範囲: 種子外層に高濃度で存在すると報告される(Lazo-Vélez 2016 ほか既報の要約)

注記: 本論文自体の新規単離対象は花序抽出物中の個別サポニン(化合物1・6)であり、この一般化はレビュー的背景記述。

Lazo-Vélez ら(2016)がCLAE-EM-TOFで発芽種子中に12種のトリテルペノイドサポニンを検出し、主要サポゲニンはオレアノール酸とヘデラゲニンであったと引用する。
限界: 本論文自身の実験対象は種子ではなく花序の抽出物であり、この記述は先行研究の孫引き。
出典: Contribución a la composición química de las inflorescencias del huazontle (Chenopodium berlandieri subsp. nuttalliae)(Ruiz Arellano, Marlene (tutora: Ovalle Magallanes, Berenice), 2025)・全文確認
データを表示compound-class-chenopodium-saponins —occurs_in→ organism-chenopodium-berlandieri-nuttalliae
claim: clm-chenopodium-saponins-occur-in-huazontle / type: composition / 更新: 2026-09-01

↑ このページの上へ← 図鑑(生物)へ戻る