ヤマシギの内臓(トレイル)のトースト
加工・条件 / process-becasse-trail-eating
woodcock trail on toast
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1825年フランスのブリア=サヴァラン『味覚の生理学』は、雉肉料理『サント・アリアンス風』のレシピの一部として、ヤマシギの肝臓と腸(entrailles)をトリュフ・アンチョビ・刻んだ脂身・良質のバターとともに潰し、雉より両側2プース(約5cm)長く切ったパンの上に載せる調製法を記す。ヤマシギ単体を丸焼きにしその腸をトーストに載せる現代の供し方とは文脈が異なり、雉料理に添える一部材としてヤマシギの腸が用いられている点に注意が要る。
1889年のアメリカの料理・ケータリング実務書『The Steward's Handbook and Guide to Party Catering』は、ヤマシギは他のどの獲物よりも丁重に扱われ、腹を抜かれることなく最後の腸(トレイル)に至るまで一切れ残さず食べられると記す。鳥の下にトースト1枚を敷いて焼くとトレイルがその上に落ちるとし、より手を加えた供し方ではトレイルをベーコン脂・刻みエシャロット・パン粉・塩胡椒と混ぜてトーストに塗るとも記す。同書がヤマシギという鳥そのものを称える言い回しは、トレイル(腸)固有の評価ではなく鳥全体に向けられたものである点は区別して読む必要がある。
この説明の根拠
Physiologie du goût, ou Méditations de gastronomie transcendante — Variétés
この本文で確認した範囲: 雉料理サント・アリアンス風のレシピの一部としてヤマシギの肝臓と腸を用いる調製法の原文記述を確認した
The Steward's Handbook and Guide to Party Catering — Woodcock
この本文で確認した範囲: 腹を抜かずトレイルまで食べ尽くす扱いと、トーストに載せる供し方の原文記述、称賛の対象が鳥全体である点を確認した
別名: entrailles de bécasse(fr)、trail(en)
構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます
加工・調理でどう変わる(1)
範囲: 1825年フランス、Brillat-Savarin『味覚の生理学』Variétés章のレシピ
注記: 雉肉料理のレシピの一部としてヤマシギの腸が使われる例。ヤマシギ単体を丸焼きにしその腸をトーストに載せる現代の標準的供し方とは文脈が異なる点に注意。
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process-becasse-trail-eating —is_prepared_by→ "ヤマシギの肝臓と腸(entrailles)をトリュフ・アンチョビ・刻んだ脂身・バターと共に潰し、鳥の長さに合わせて切ったパンに塗って、その上でローストする(『雉のサント・アリアンス風』のレシピの一部として)"文化(1)
範囲: 19世紀末アメリカの料理・ケータリング実務書における記述
注記: 『美食家の栄光、料理人の誇り』という原文の形容は、ヤマシギという鳥全体への賛辞であり、トレイル(腸)固有の形容ではない。料理書自身の評価言説として記録する。
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process-becasse-trail-eating —has_cultural_role_of→ "ヤマシギは腸を抜かずに丸ごと調理される点で他の獲物より丁重に扱われるとされ、トレイル(腸)は『この上ない部位』として珍重される"