苦い

概念 / concept-word-nigai-ja

このページの内容(4 節)
  1. 説明
  2. この説明の根拠(5)
  3. 別名
  4. 文化(11)

苦味を読む

日本語の形容詞「苦い」について、デジタル大辞泉は第一の語義を『舌を刺激し、口がゆがむような嫌な味である。』と定義し、用例に「餅が黒焦げになって苦い」「苦いコーヒー」を挙げる。名詞形「苦み」「苦味」にも同様の味覚の語義があり、苦さの度合いを表す語として「苦味の強いコーヒー」という用例が添えられる。表記「苦味」の「味」は当て字だと辞典は注記し、読みの異なる「苦味(くみ)」も苦い味を指す別の見出し語として立てられている。

同辞典は「苦い」に、不快感やつらさを表す比喩的な語義も記す。『不快である。おもしろくない。にがにがしい。』という語義は「交渉決裂の報に苦い顔をする」を用例とし、そのことを考えるのもつらいという語義は「苦い思い」「苦い経験」のような用例で示される。名詞形「苦み」にも並行する語義があり、「蘆花・不如帰」からの引用を伴う不愉快な心情を表す語義のほか、男性の顔つきを評する『渋さを含んでひきしまった感じのすること。』という語義もあり、「渋い二枚目」のような用法に転じている。

「苦い」からは名詞派生形「にがさ」「にがみ」も辞典に記載がある。慣用句「苦虫を噛み潰したよう」は『ひどくにがにがしい顔をするようす。不愉快そうな顔つき。』と説明され、その「苦虫」自体も辞典に立項され、『かめば苦かろうと思われる虫』と説明される。

この説明の根拠

  1. 苦い

    / / 資料 / 全文確認

    この本文で確認した範囲: 味覚を表す第一の語義の逐語を提示した/不快でにがにがしいという語義を逐語で使用した/つらく苦しい心情を表す語義を使用した/にがさ・にがみという派生名詞形を使用した

  2. 苦み

    / / 資料 / 全文確認

    この本文で確認した範囲: 苦みの度合いを表す語義とその用例を提示した/苦味の表記が当て字だという補説を使用した/苦みが表す不愉快な心情の語義を使用した/顔つきの評価に転用される苦みの語義を使用した

  3. 苦味

    / / 資料 / 全文確認

    この本文で確認した範囲: 別見出しの苦味(くみ)の語釈を使用した

  4. 苦虫を噛み潰したよう

    / / 資料 / 全文確認

    この本文で確認した範囲: 苦虫を噛み潰したようの語釈を逐語で使用した

  5. 苦虫

    / / 資料 / 全文確認

    この本文で確認した範囲: 苦虫が架空の虫だとする語釈を使用した

別名: 苦み(ja)、苦味(ja)

構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます

文化(11)

苦いは辞典で『舌を刺激し、口がゆがむような嫌な味である。』用例「餅が黒焦げになって―・い」「―・いコーヒー」と定義される文脈資料

範囲: デジタル大辞泉「苦い」語義1(見出し にが・い【苦い】、コトバンク掲載)

注記: 味覚の義。同辞典は語義2・3(比喩義)を別項として続けて示す。

逐語:『舌を刺激し、口がゆがむような嫌な味である。』用例2件。
限界: 紙媒体の原本(小学館デジタル大辞泉)そのものは未確認。コトバンクによる転載。
出典: 苦い全文確認
データを表示concept-word-nigai-ja —is_defined_in_dictionary_as→ "『舌を刺激し、口がゆがむような嫌な味である。』用例「餅が黒焦げになって―・い」「―・いコーヒー」"
claim: clm-w59a-daijisen-nigai-sense-taste / type: cultural / 更新: 2026-09-04
苦いは辞典で『不快である。おもしろくない。にがにがしい。』用例「交渉決裂の報に―・い顔をする」と定義される文脈資料

範囲: デジタル大辞泉「苦い」語義2(見出し にが・い【苦い】、コトバンク掲載)

注記: 味覚の義から派生した不快感の比喩義。

逐語:『不快である。おもしろくない。にがにがしい。』
限界: 紙媒体の原本(小学館デジタル大辞泉)そのものは未確認。コトバンクによる転載。
出典: 苦い全文確認
データを表示concept-word-nigai-ja —is_defined_in_dictionary_as→ "『不快である。おもしろくない。にがにがしい。』用例「交渉決裂の報に―・い顔をする」"
claim: clm-w59a-daijisen-nigai-sense-displeasure / type: cultural / 更新: 2026-09-04
苦いは辞典で『つらくて苦しい。その事を考えたり思い出したりするのも嫌である。』用例「―・い思い」「―・い経験」と定義される文脈資料

範囲: デジタル大辞泉「苦い」語義3(見出し にが・い【苦い】、コトバンク掲載)

注記: 「苦い経験」の用例はこの語義3に含まれる。

逐語:『つらくて苦しい。その事を考えたり思い出したりするのも嫌である。』用例「苦い経験」を含む。
限界: 紙媒体の原本(小学館デジタル大辞泉)そのものは未確認。コトバンクによる転載。
出典: 苦い全文確認
データを表示concept-word-nigai-ja —is_defined_in_dictionary_as→ "『つらくて苦しい。その事を考えたり思い出したりするのも嫌である。』用例「―・い思い」「―・い経験」"
claim: clm-w59a-daijisen-nigai-sense-painful / type: cultural / 更新: 2026-09-04
苦いは次のように語られている: 『[派生]にがさ[名]にがみ[名]』文脈資料

範囲: デジタル大辞泉「苦い」派生欄(コトバンク掲載)

注記: 形容詞「苦い」からの派生名詞形二つが辞典に明記されている。

逐語:『[派生]にがさ[名]にがみ[名]』
限界: 紙媒体の原本(小学館デジタル大辞泉)そのものは未確認。コトバンクによる転載。
出典: 苦い全文確認
データを表示concept-word-nigai-ja —is_presented_as→ "『[派生]にがさ[名]にがみ[名]』"
claim: clm-w59a-daijisen-nigai-derivatives / type: cultural / 更新: 2026-09-04
苦いは辞典で『苦いこと。苦い味。苦い度合い。』用例「―の強いコーヒー」と定義される文脈資料

範囲: デジタル大辞泉「苦み/苦味」語義1(見出し にが‐み【苦み/苦味】、コトバンク掲載)

逐語:『苦いこと。苦い味。苦い度合い。』
限界: 紙媒体の原本(小学館デジタル大辞泉)そのものは未確認。コトバンクによる転載。
出典: 苦み全文確認
データを表示concept-word-nigai-ja —is_defined_in_dictionary_as→ "『苦いこと。苦い味。苦い度合い。』用例「―の強いコーヒー」"
claim: clm-w59a-daijisen-nigami-sense-degree / type: cultural / 更新: 2026-09-04
苦いは辞典で『不愉快な心持ち。つらい心情。』引用「万の感情はさらりと消えて、唯―のみ残りしなり」〈蘆花・不如帰〉と定義される文脈資料

範囲: デジタル大辞泉「苦み/苦味」語義2(見出し にが‐み【苦み/苦味】、コトバンク掲載)

注記: 徳冨蘆花「不如帰」からの引用が辞典の用例として掲載されている。

逐語:『不愉快な心持ち。つらい心情。』引用「万の感情はさらりと消えて、唯―のみ残りしなり」〈蘆花・不如帰〉。
限界: 紙媒体の原本(小学館デジタル大辞泉)そのものは未確認。コトバンクによる転載。
出典: 苦み全文確認
データを表示concept-word-nigai-ja —is_defined_in_dictionary_as→ "『不愉快な心持ち。つらい心情。』引用「万の感情はさらりと消えて、唯―のみ残りしなり」〈蘆花・不如帰〉"
claim: clm-w59a-daijisen-nigami-sense-feeling / type: cultural / 更新: 2026-09-04
苦いは辞典で『渋さを含んでひきしまった感じのすること。男性の顔つきにいう。』用例「―のきいた、渋い二枚目」と定義される文脈資料

範囲: デジタル大辞泉「苦み/苦味」語義3(見出し にが‐み【苦み/苦味】、コトバンク掲載)

注記: 味覚語が人物の風貌評価に転用される用法。

逐語:『渋さを含んでひきしまった感じのすること。男性の顔つきにいう。』
限界: 紙媒体の原本(小学館デジタル大辞泉)そのものは未確認。コトバンクによる転載。
出典: 苦み全文確認
データを表示concept-word-nigai-ja —is_defined_in_dictionary_as→ "『渋さを含んでひきしまった感じのすること。男性の顔つきにいう。』用例「―のきいた、渋い二枚目」"
claim: clm-w59a-daijisen-nigami-sense-face / type: cultural / 更新: 2026-09-04
苦いの名の由来: 『[補説]「味」は当て字。』文脈資料

範囲: デジタル大辞泉「苦み/苦味」補説欄(コトバンク掲載)

注記: 「苦味」という漢字表記は当て字であると辞典が明記している。

逐語:『[補説]「味」は当て字。』
限界: 紙媒体の原本(小学館デジタル大辞泉)そのものは未確認。コトバンクによる転載。
出典: 苦み全文確認
データを表示concept-word-nigai-ja —has_name_etymology→ "『[補説]「味」は当て字。』"
claim: clm-w59a-daijisen-nigami-ateji-note / type: cultural / 更新: 2026-09-04
苦いは辞典で『苦い味。にがみ。』と定義される文脈資料

範囲: デジタル大辞泉「苦味(くみ)」語釈(見出し く‐み【苦味】、コトバンク掲載)

注記: 「くみ」という読みでの見出しで、「にがみ」とは別見出しとして立てられている。

逐語:『苦い味。にがみ。』
限界: 紙媒体の原本(小学館デジタル大辞泉)そのものは未確認。コトバンクによる転載。
出典: 苦味全文確認
データを表示concept-word-nigai-ja —is_defined_in_dictionary_as→ "『苦い味。にがみ。』"
claim: clm-w59a-daijisen-kumi-def / type: cultural / 更新: 2026-09-04
苦いは次のように語られている: 『苦虫を噛み潰したよう-ひどくにがにがしい顔をするようす。不愉快そうな顔つき。』文脈資料

範囲: デジタル大辞泉「苦虫を噛み潰したよう」語釈(コトバンク掲載)

注記: 「苦い」語義2(不快・にがにがしい)と結びつく慣用句。

逐語:『ひどくにがにがしい顔をするようす。不愉快そうな顔つき。』
限界: 紙媒体の原本(小学館デジタル大辞泉)そのものは未確認。コトバンクによる転載。
出典: 苦虫を噛み潰したよう全文確認
データを表示concept-word-nigai-ja —is_presented_as→ "『苦虫を噛み潰したよう-ひどくにがにがしい顔をするようす。不愉快そうな顔つき。』"
claim: clm-w59a-daijisen-nigamushi-idiom / type: cultural / 更新: 2026-09-04
苦いの名の由来: 『にが‐むし【苦虫】かめば苦かろうと思われる虫。』文脈資料

範囲: デジタル大辞泉「苦虫」語釈(コトバンク掲載)

注記: 辞典は「苦虫」を実在の虫でなく、噛めば苦いと想定される架空の虫として説明している。

逐語:『かめば苦かろうと思われる虫。』
限界: 紙媒体の原本(小学館デジタル大辞泉)そのものは未確認。コトバンクによる転載。
出典: 苦虫全文確認
データを表示concept-word-nigai-ja —has_name_etymology→ "『にが‐むし【苦虫】かめば苦かろうと思われる虫。』"
claim: clm-w59a-daijisen-nigamushi-etymology / type: cultural / 更新: 2026-09-04

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