民間の言説は、鍋巴の焦げが金色で香ばしいうちは望ましく、黒炭状になると苦味が生じて好ましくなくなる、と繰り返し語る。しかしこの境界がどのくらいの温度・時間・褐変度で生じるのかを、鍋巴という料理そのものを対象に測定した資料は見つからなかった。この境界は、他の焦げ料理(おこげ・タディグ等)と共通する変化なのだろうか?
由来: 編集部が立てた問い
注記: 今回の調査(おこげ世界一周)の中国調査で、複数の言説資料が「金黄焦香」対「黒炭苦味」という同型の対比を繰り返しながら、いずれも定量的な境界を示さなかったことから編集部が抽出。
仮説は事実主張ではありません。面白さを探索の入口として保存し、これから資料・聞き書き・観察で確かめます。