食材
ウマヅラハギ
ウマヅラハギの肝 / Thamnaconus modestus
ウマヅラハギ(Thamnaconus modestus)の肝臓。カワハギ科の近縁種で、しばしば食用としてカワハギと並んで扱われる。新潟県佐渡地域振興局の資料は、肝を取り出す際に周囲の臓器を傷つけると苦味がつくことがあると注意を促している。
食材 / ingredient-umazurahagi-liver
このページの内容(7 節)
苦味を読む
ウマヅラハギ(Thamnaconus modestus)の肝を調理する際には、取り出す作業で周囲の臓器を傷つけると苦みがついてしまうことがあるとされる。新潟県佐渡地域振興局農林水産振興部が2019年に更新した「佐渡のお魚情報通信」は、肝を取り出す作業について「周囲の臓器を傷つけないように丁寧に作業しないと苦みがついてしまうことがあるので注意して下さい」と述べている。同資料はまた、鍋料理に肝を加える場合は出来上がる少し前に入れると固くならないとも記しているが、苦味についての記述は都道府県の水産振興部局による家庭向け調理案内にとどまり、化学分析や官能試験による裏付けは示されていない。
ウマヅラハギはフグ目カワハギ科に属する魚で、同じカワハギ科のカワハギ(Stephanolepis cirrhifer)と近縁だが、属の異なる別種である。この苦みについての注意書きは、佐渡地域振興局の資料がウマヅラハギを対象として記したものであり、カワハギの肝そのものについて述べたものではない。両者は近縁種としてしばしば並べて食用に扱われるが、ウマヅラハギの肝で報告されているこの苦味の知見を、そのままカワハギの肝に当てはめることはできない。
徳島県の「ウマヅラハギの薄造り」は、肝をたっぷりの塩でもんで水洗いし、熱湯をかけてもよいとする。その後、酒とみりんを加えてすり、キモだれに仕上げる。分量や時間を定めた実験ではないが、肝を刺身に添えるまでの手順が具体的に残る。
この説明の根拠
この本文で確認した範囲: 肝の損傷が苦みにつながるという注意書きの典拠/ウマヅラハギとカワハギが別種である典拠
この本文で確認した範囲: 塩もみ、水洗い、任意の熱湯、酒・みりん、すり鉢というキモだれ工程と定量条件なしの限定に使用
関連をたどる
ウマヅラハギ →と異なる→ 肝(きも)
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組成・含有(1)
範囲: 種の分類
注記: 学名は複数の水族館・図鑑サイトの記載で確認したが、魚類分類学の一次資料(原記載論文等)までは遡っていない。
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ingredient-umazurahagi-liver —differs_from→ ingredient-kawahagi-liver加工・調理でどう変わる(2)
範囲: 新潟県佐渡地域振興局農林水産振興部「佐渡のお魚情報通信」(2019年3月29日更新)
注記: 都道府県の水産振興部局による家庭向け調理案内であり、化学分析等の裏付けは示されていない。カワハギ科の近縁種ウマヅラハギ(Thamnaconus modestus)についての資料であり、カワハギ(Stephanolepis cirrhifer)そのものの記述ではない点に注意。
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ingredient-umazurahagi-liver —has_perceived_bitterness_associated_with→ "ウマヅラハギの肝を取り出す際、周囲の臓器を傷つけないように丁寧に作業しないと苦みがついてしまうことがある、と新潟県佐渡地域振興局農林水産振興部の資料は注意を促している。同資料は、肝は鍋料理の場合、出来上がる少し前に入れると固くならない、とも記す。"範囲: 徳島県「漁師の食卓 秋冬」のウマヅラハギ薄造り工程
注記: 県の料理記録で、材料量・加熱温度・時間は示さない。苦味低減を測った試験ではない。
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ingredient-umazurahagi-liver —is_prepared_by→ "徳島県の薄造り紹介では、取り出した肝に塩を多く打ってもみ、水洗いし、熱湯をかけてもよいとした後、酒とみりんを加えてすり、キモだれにする"