食材
ヴィーノ・キナート
vino chinato
ヴィーノ・キナートは、キナ樹皮(china)を主体に、リンドウ根・大黄等の苦味植物を加えて調製するイタリアのアロマタイズドワイン類型。ピエモンテのBarolo Chinato等が代表例として知られる。Treccani百科事典は、近代薬理学におけるキナ樹皮の処方形態の一つとして vino chinato を挙げる。個別商標・個別産品(Barolo Chinato等)はエンティティ化せず本類型の scope として扱う。
食材 / ingredient-vino-chinato
↑苦味を読む
ヴィーノ・キナートは、キナ樹皮を使うイタリアのアロマタイズドワイン類型である。Treccaniの古い百科事典項目は、キナ樹皮の処方形態として煎剤、エリキシル、チンキ剤と並べてvino chinatoを挙げている。この記述は1930年代版に由来する古い処方分類であり、味覚の評価を述べたものではない。
イタリア王国官定薬局方の1892年版には、キナ樹皮1に対してマルサラワイン30を用い、キナをワインに10日間浸して濾す調製法が記載されている。1902年版と1909年版にも同じ配合と製法が続けて載っている。これらの項目は作り方を示すが、味覚としての苦味は明記していない。
この説明の根拠
この本文で確認した範囲: Treccaniがvino chinatoをキナ樹皮の処方形態に挙げる点と、古い処方分類で味覚評価ではない限定を対応させた。
Farmacopea ufficiale del regno d'Italia
この本文で確認した範囲: 1892年のキナ樹皮1・マルサラ30、10日間浸漬の調製法と苦味記述の欠如を対応させた。
Farmacopea Ufficiale del Regno d'Italia (2a edizione, 1902)
この本文で確認した範囲: 1902年版が同じ配合・文言であることを対応させた。
Farmacopea Ufficiale del Regno d'Italia (3a edizione, 1909)
この本文で確認した範囲: 1909年版も同一配合で苦味に触れないことを対応させた。
別名: vino chinato(it)
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安全・規制(2)
範囲: 1892年版の記載。当該項には味覚(苦味等)の明示的記述はない。
注記: 既存entityのingredient-vino-chinatoに接続。同項が苦味を明示しない点はevidenceのfinding_paraphraseに記録。
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ingredient-vino-chinato —is_documented_in→ "イタリア王国官定薬局方初版(1892年)に、キナ樹皮をマルサラワインに浸漬して調製する『Vino Chinato(Vinum Chinatum)』として掲げられている。"範囲: Farmacopea Ufficiale 1892年初版・1902年第2版・1909年第3版の比較
注記: いずれの版のVINO CHINATO項にも味覚(苦味等)の明示的記述はない(否定的知見。既存claim claim-w58h4b-vino-chinato-documented-farmacopea1892と同型の所見)。
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ingredient-vino-chinato —is_documented_in→ "Farmacopea Ufficiale 第2版(1902)・第3版(1909)にも、キナ樹皮をマルサラワインに浸漬して調製する『Vino Chinato (Vinum Chinatum)』として、1892年初版と同一の配合(コルテッチャ・ディ・キナ1:ヴィーノ・ディ・マルサラ30)・製法で継続して収録されている。"文化(1)
範囲: Treccani百科事典 china項(Enciclopedia Italiana)
注記: 【言説注記】『eupeptico』『刺激剤』『健胃剤』は辞典(古いEnciclopedia Italiana項目)の分類記述の言い換えであり、当プロジェクトが薬理効果を検証・主張するものではない。既存ingredient-cinchona-extract(日本の既存添加物名簿定義)とは資料の性格が異なるため、object_entity_idで接続しつつ記述を混同しない。
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ingredient-vino-chinato —is_defined_in_dictionary_as→ ingredient-cinchona-extract