下処理帳 — 苦味を引く側。この帳面は苦味だけを見る
レバーの下処理帳
レバー(図鑑の項目)の下処理を方法ごとに並べ、苦味が動いたかどうかを根拠つきで判定します。 アク・えぐみ・渋味は別の目的として注記し、毒性や安全のための理由は書きません。
このページの内容(4 節)
判定表
| 方法 | 条件 | 判定 | 分かったこと |
|---|---|---|---|
| 発酵 | 従来法で発酵させた鶏レバー(レビューが引用するWang et al.のデータ、原著未読)。 | 減る食品 | 従来の発酵処理により、鶏レバーの苦味遊離アミノ酸(Val・Leu)がそれぞれ37.9%・41.4%減少した(旨味アミノ酸のGlu・Aspは増加。成分量の測定のみで、知覚苦味の官能評価は行われていない)。 |
| 酵素 | 豚レバーをプロテアーゼ(Alcalase)で30分間酵素加水分解(レビューが引用するLopez-Martinez et al.のデータ、原著未読)。 | 増える食品 | プロテアーゼ(Alcalase)による豚レバーの30分間加水分解で、苦味アミノ酸含量が2.563から22.627 mgアミノ酸/gレバーへ増加した(成分量の測定のみで、知覚苦味の官能評価は行われていない)。 |
発酵
減る食品
従来の発酵処理により、鶏レバーの苦味遊離アミノ酸(Val・Leu)がそれぞれ37.9%・41.4%減少した(旨味アミノ酸のGlu・Aspは増加。成分量の測定のみで、知覚苦味の官能評価は行われていない)。
条件・出典
従来法で発酵させた鶏レバー(レビューが引用するWang et al.のデータ、原著未読)。
根拠は下の「根拠: 減る」の節に。
酵素
増える食品
プロテアーゼ(Alcalase)による豚レバーの30分間加水分解で、苦味アミノ酸含量が2.563から22.627 mgアミノ酸/gレバーへ増加した(成分量の測定のみで、知覚苦味の官能評価は行われていない)。
条件・出典
豚レバーをプロテアーゼ(Alcalase)で30分間酵素加水分解(レビューが引用するLopez-Martinez et al.のデータ、原著未読)。
根拠は下の「根拠: 増える」の節に。
根拠: 減る
発酵 — 従来法で発酵させた鶏レバー(レビューが引用するWang et al.のデータ、原著未読)。
範囲: 層: 文献(孫引き)。レビュー論文が引用するWang, Lan, Yang, Yang, Ma, Cheng, Xia, Xu, Wang and Zouらの鶏レバー発酵実験のデータ(原著未読)。
注記: 一次資料は原著未読の孫引き。同レビューは酵素加水分解が苦味ペプチドを生じやすいのに対し、発酵は旨味を保ちつつ苦味を抑える傾向があると総括している。
データを表示
ingredient-liver —has_perceived_bitterness_suppressed_by→ "発酵処理。従来の発酵鶏レバーでは、旨味遊離アミノ酸(Glu・Asp)がそれぞれ14.6%・32.3%増加する一方、苦味遊離アミノ酸(Val・Leu)がそれぞれ37.9%・41.4%減少した"根拠: 増える
酵素 — 豚レバーをプロテアーゼ(Alcalase)で30分間酵素加水分解(レビューが引用するLopez-Martinez et al.のデータ、原著未読)。
範囲: 層: 文献(孫引き)。レビュー論文が引用するLópez-Martínez et al.の豚レバーAlcalase加水分解実験のデータ(原著未読)。
データを表示
ingredient-liver —has_composition→ "プロテアーゼ(Alcalase)による酵素加水分解は、旨味・甘味アミノ酸とともに苦味アミノ酸を生成・増加させる。豚レバーを30分間Alcalase処理した実験では、苦味アミノ酸含量が2.563から22.627 mgアミノ酸/gレバーへ増加した"