主題ハブ — 2026-10-22
苦い薬は、食べ物や飲み物に混ぜると苦味が和らぐのか
先に断っておくと、ここで扱うのは、同じ薬(または同じ苦い試料)を水や単独のままにした場合と、食べ物・飲み物・服薬補助ゼリー・溶解液などに混ぜた場合とで、人が感じる苦味の強さがどう違ったかを調べた研究で、薬の飲み方の助言ではない。薬の効き目・吸収・飲み合わせは扱わない。 薬の苦味は、食べ物や飲み物に混ぜると和らぐと言われることがある。 では、同じ薬で混ぜるものだけを変え、人が苦味を評価した研究は何と答えているか。 この頁では、収録した研究を、薬の種類と量・混ぜたもの・評価した人と尺度という条件と一緒に、薬ごと・試験ごとに並べる。 収録した研究では、水や単独より苦味の評価が下がった組も、上がった組も、有意差が示されなかった組もあり、向きは薬ごと・試験ごとに分かれた。 このため、特定の食べ物や飲み物をまとめて取り上げる言い方はしない。 苦味の強さでなく、飲みやすさ・服用率・嫌悪の点を測った研究は、苦味の行と混ぜず、別の一覧に並べた。 値を図にしか載せていない研究や、検定の結果を示していない研究も多いので、行ごとに検定の段を見てほしい。 研究ごとに薬・尺度・評価した人・集計のしかたが違うので、研究をまたいで値を比べたり、倍率にしたりはしない。 そのうえで、同じ実験の中で確かめられたことと、研究のあいだの違いから考えられる説明の候補と、この比較だけでは分けられないことを、分けて書く。 食べ物どうしを比べた研究や、砂糖・塩を足す研究は砂糖や塩を足すと苦味は抑えられるのかの頁にあり、薬の苦味の測り方と隠し方の全体は薬の苦味をどう扱うかの頁で扱う。
このページの内容(11 節)
この頁でわかること
- 健康な成人などが口に含んで評価した、薬ごと・試験ごとの結果を並べた頁であること。評価した人の多くは健康な成人で、薬・尺度・人数は研究ごとに違い、水や単独と比べて下がった試験、上がった試験、有意差が示されなかった試験があり、薬と混ぜたものの組合せは表の行に載せたこと。
- 牛乳や乳製品も一方向ではなく、水の対照が無い研究や、測ったのが苦味でなく嫌悪の点の研究があること。
- 水の温度では、試料と評価した人で向きが逆だったこと。
- 値を図にしか載せていない研究や、検定の結果を示していない研究が多いこと。
- 評価した人は健康な成人が大半で、小児の試験は苦味を含む服用感も測ったが、この頁の表に載せたのは服用率であること。同じ研究室・同じ病院の研究は独立した追試と数えないこと。有意差がないことは「同じ」という意味ではないこと。
収録した研究で言える範囲
- 水(または単独)と比べた苦味の評価は、薬ごと・試験ごとに向きが分かれた。下がった試験の例は、クリンダマイシンを練乳・黒みつ・バニラアイスに混ぜた試験(高木ら 2017)で、図 3 の概算の中央値が水の約 87 に対して約 62〜65 と有意に低かった。プレドニゾロン散を酸性スポーツ飲料に混ぜた試験(Ishizaka ら 2008)も、凡例の印で水より有意に低かった。上がった試験の例は、クラリスロマイシン DS を酸性のゼリー(pH 3.8 と 3.7)に混ぜた試験(Tsuji ら 2006)で、水の懸濁液の 1.0 に対して 3.0 と 4.0 だった。有意差が示されなかった試験の例は、アジスロマイシン散をオレンジジュースに混ぜた試験(Tanaka ら 2020)で、第 1 評価は 65.5 対 67 だった。 [表の行: 高木ら 2017 バニラアイス 対 水/高木ら 2017 練乳 対 水/高木ら 2017 黒みつ 対 水/Ishizaka ら 2008 酸性スポーツ飲料(ポカリスエット) 対 水/Tsuji ら 2006 服薬補助ゼリー:ペースト状ゼリー(pH 3.8) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS)/Tsuji ら 2006 服薬補助ゼリー:水ゼリー・マスカット(pH 3.7) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS)/Tanaka ら 2020 オレンジジュース 対 水(アジスロマイシン散)]
- 牛乳や乳製品も、一方向ではなかった。練乳は、クリンダマイシン(高木ら 2017)・プレドニゾロン散(Ishizaka ら 2008)・生薬製剤(城戸ら 2019)で水より低かった。一方、牛乳はプレドニゾロン散で凡例に印が無く、亜鉛とパラセタモールの分散錠を乳児用ミルクに溶かした試験(Orubu ら 2022。測ったのは嫌悪の点)では、亜鉛のマンニトール基剤だけが p=0.015 で低く、パラセタモールの 2 つの基剤は数値がむしろ高めで有意でなかった。 [表の行: 高木ら 2017 練乳 対 水/Ishizaka ら 2008 練乳 対 水/城戸ら 2019 練乳 対 水(スクリーニング)/Ishizaka ら 2008 牛乳 対 水/Orubu ら 2022 乳児用ミルク 対 水(亜鉛・マンニトール基剤(T2)の分散錠)/Orubu ら 2022 乳児用ミルク 対 水(パラセタモール・乳糖基剤(T1)の分散錠)]
- 水の温度では、ゴーヤ粉末(薬でない)を混ぜた水が冷水・温水のとき、中学生では常温水より苦味の点が有意に高く、教員では 3 条件全体の検定で有意な差が示されなかった(Sugai ら 2026)。原典が栄養剤と記載する Aminoleban EN の懸濁液は、0〜5 ℃のとき 25〜30 ℃より有意に低かった(Haraguchi ら 2011)。同じ「冷たい」でも、試料と評価した人で向きが逆だった。 [表の行: 須貝ら 2026 薬でない試料:冷水(2〜4 ℃) 対 常温水(23〜25 ℃)(中学生)/須貝ら 2026 薬でない試料:温水(48〜50 ℃) 対 常温水(23〜25 ℃)(中学生)/須貝ら 2026 薬でない試料:常温水・冷水・温水の 3 条件全体(教員)/Haraguchi ら 2011 栄養剤の試料:0〜5 ℃ 対 25〜30 ℃(Aminoleban EN の懸濁液)]
- 苦味の強さでなく、飲みやすさや服用率を測った値は別枠にした。デキサメタゾンエリキシルでは、食品どうしの飲みやすさの平均が最高 2.6、最低 0.1 と開いたが、エリキシル単独の評価が無かった(河瀬ら 2023)。単独と比べた試験(安永ら 2024。評価したのは 30〜50 歳代の薬剤師 9 名)では、有意だったのは 1 品(ハチミツ)で、2.44 対 1.33 だった。原典に載る保護者向けの情報提供書には、ハチミツを 0 歳児には使用しないという注意がある。登録 79 名・解析 73 名の小児のレボセチリジン DS の試験(十川ら 2025)は、苦味を含む服用感も 5 段階で測ったが、この表に載せたのは服用率で、水と各食品の服用率に有意な差は示されなかった。ここに載せた値は、いずれも苦味の強さの評価ではない。 [表の行: 河瀬ら 2023 飲みやすさ・服用率:イチゴジャム 対 味噌汁(エリキシルと 1:1。エリキシル単独の評価なし)/安永ら 2024 飲みやすさ・服用率:ハチミツ 対 エリキシル単独(薬剤師 9 名の評価)/十川ら 2025 飲みやすさ・服用率:バニラアイス 対 天然水(1 歳以上 3 歳未満)]
苦味の評価の一覧
人の苦味の評価の結果だけを抜き出した。研究ごとに薬と尺度と集計のしかたが違うので、値どうしを研究をまたいで比べない。 比べた二つは、見出しの「対」の前に混ぜた条件(食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・低温など)、後に水や単独の基準を置いた。基準が水や単独でない行(服薬ゼリーを基準にした本試験、牛乳どうし、食品どうし)は、見出しにそう書いた。表の列の見出しは「比べた基準」とし、何を基準にしたかは行ごとに書いた。 「向き」の欄は、どちらが苦かったかを「〜の方が苦い」で示す。向きは掲載された値の大小、または値が図にしか無いときは本文の記述や図からの概算を示すもので、示した二つの条件のあいだの個別の検定の結果とは限らない。 差が有意かどうかは「向き・検定」の欄の検定の段で見る。有意差が無い行でも、向きの欄は値の大小を示す。検定の結果が示されていない行を、有意差なしとは書いていない。 値が図にしか無く数値を確かめていない行と、図からの概算の行も、そのまま載せた。概算は「概算」と書いた。 見出しの頭の札で、混ぜたものの種類を示した。札が無い行は食べ物・飲み物、「服薬補助ゼリー:」は市販の服薬補助ゼリー、「溶解液:」は炭酸水素ナトリウム水など食べ物でない溶解液、「薬でない試料:」はゴーヤ粉末、「栄養剤の試料:」は原典が栄養剤と記載する Aminoleban EN である。 研究名を押すと、下の「研究ごとの条件と結果」の詳しい表へ移る。試験の条件・検定の水準・本文と図表の食い違いは、その詳しい表の各行の下の欄に書いた。
人が苦味を評価した結果だけを抜き出した一覧。値の出所(表の値か図からの目測か)は各行に書いた。研究ごとに尺度も測り方も違うので、行の中で比べ、行どうしは比べない。
| 研究 | 比べた組・条件 | 測り方 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 高木ら 2017 | バニラアイス 対 水 クリンダマイシン 150 mg を水(ミネラルウォーター)か飲食物 3 mL に溶解・懸濁(50 mg/mL)。ランダム化クロスオーバー | VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。30 名。値は図 3 の箱の中央値からの概算) | 約 65(図 3 の概算) | 約 87(図 3 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 高木ら 2017 | 練乳 対 水 クリンダマイシン 150 mg を水(ミネラルウォーター)か飲食物 3 mL に溶解・懸濁(50 mg/mL)。ランダム化クロスオーバー | VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。30 名。値は図 3 の箱の中央値からの概算) | 約 62(図 3 の概算) | 約 87(図 3 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 高木ら 2017 | 黒みつ 対 水 クリンダマイシン 150 mg を水(ミネラルウォーター)か飲食物 3 mL に溶解・懸濁(50 mg/mL)。ランダム化クロスオーバー | VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。30 名。値は図 3 の箱の中央値からの概算) | 約 65(図 3 の概算) | 約 87(図 3 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 高木ら 2017 | オレンジジュース 対 水 クリンダマイシン 150 mg を水(ミネラルウォーター)か飲食物 3 mL に溶解・懸濁(50 mg/mL)。ランダム化クロスオーバー | VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。30 名。値は図 3 の箱の中央値からの概算) | 約 80(図 3 の概算) | 約 87(図 3 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 高木ら 2017 | 野菜ジュース 対 水 クリンダマイシン 150 mg を水(ミネラルウォーター)か飲食物 3 mL に溶解・懸濁(50 mg/mL)。ランダム化クロスオーバー | VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。30 名。値は図 3 の箱の中央値からの概算) | 約 80(図 3 の概算) | 約 87(図 3 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| Ishizaka ら 2008 | 酸性スポーツ飲料(ポカリスエット) 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Ishizaka ら 2008 | 炭酸のレモン飲料(CC レモン) 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Ishizaka ら 2008 | コーラ 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Ishizaka ら 2008 | グレープ味の炭酸飲料(ファンタ) 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Ishizaka ら 2008 | オレンジジュース 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Ishizaka ら 2008 | コーヒー牛乳 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Ishizaka ら 2008 | 練乳 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)かゼリー・練乳 10 g と 30 秒混ぜた | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Ishizaka ら 2008 | チョコレートゼリー(龍角散の市販品) 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)かゼリー・練乳 10 g と 30 秒混ぜた | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Ishizaka ら 2008 | ストロベリーゼリー(龍角散の市販品) 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)かゼリー・練乳 10 g と 30 秒混ぜた | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Ishizaka ら 2008 | 牛乳 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か牛乳 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 向きの記載なし 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| Tanaka ら 2020 | バニラアイス(ハーゲンダッツ)対 水(アジスロマイシン散) アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 苦味の VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。16 名。第 1 評価・第 2 評価の順) | 1.0(第 1)/3.5(第 2) | 67(第 1)/59(第 2) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Tanaka ら 2020 | ウーロン茶 対 水(アジスロマイシン散)[補正後の水準 0.01 では有意でない] アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 苦味の VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。16 名。第 1 評価・第 2 評価の順) | 22(第 1)/35.5(第 2) | 67(第 1)/59(第 2) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差なし |
| Tanaka ら 2020 | オレンジジュース 対 水(アジスロマイシン散) アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 苦味の VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。16 名。第 1 評価・第 2 評価の順) | 65.5(第 1)/78.5(第 2) | 67(第 1)/59(第 2) | 組み合わせで変わる 検定あり・有意差なし |
| Tanaka ら 2020 | スポーツ飲料 対 水(アジスロマイシン散) アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 苦味の VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。16 名。第 1 評価・第 2 評価の順) | 約 70(第 1)/約 55(第 2)(図 2 の箱の中央値の概算) | 67(第 1)/59(第 2) | 組み合わせで変わる 検定あり・有意差なし |
| Tanaka ら 2020 | ヨーグルト 対 水(アジスロマイシン散) アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 苦味の VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。16 名。第 1 評価・第 2 評価の順) | 約 41(第 1)/約 62(第 2)(図 2 の箱の中央値の概算) | 67(第 1)/59(第 2) | 組み合わせで変わる 検定あり・有意差なし |
| 井上ら 2020 | 調製豆乳 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 2 | 5 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 井上ら 2020 | 調製豆乳 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 2.5 | 5 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| Yoshida ら 2019 | スポーツ飲料 対 水(ゾピクロン) ゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 約 2.5(図 5 の概算) | 約 3.8(図 5 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| Yoshida ら 2019 | オレンジジュース 対 水(ゾピクロン) ゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 約 3.0(図 5 の概算) | 約 3.8(図 5 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| Yoshida ら 2019 | 乳酸菌飲料 対 水(ゾピクロン) ゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 約 2.3(図 5 の概算) | 約 3.8(図 5 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| Yoshida ら 2019 | 麦茶 対 水(ゾピクロン) ゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 約 3.4(図 5 の概算) | 約 3.8(図 5 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| Yoshida ら 2019 | 単シロップ(8.5% ショ糖液) 対 水(ゾピクロン) ゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 約 3.2(図 5 の概算) | 約 3.8(図 5 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| Yoshida ら 2019 | スポーツ飲料 対 水(エスゾピクロン) エスゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 約 2.0(図 5 の概算) | 約 3.0(図 5 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| Yoshida ら 2019 | オレンジジュース 対 水(エスゾピクロン) エスゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 約 1.9(図 5 の概算) | 約 3.0(図 5 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| Yoshida ら 2019 | 乳酸菌飲料 対 水(エスゾピクロン) エスゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 約 1.8(図 5 の概算) | 約 3.0(図 5 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| Yoshida ら 2019 | 麦茶 対 水(エスゾピクロン) エスゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 約 3.0(図 5 の概算) | 約 3.0(図 5 の概算) | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の記載なし |
| Yoshida ら 2019 | 単シロップ(8.5% ショ糖液) 対 水(エスゾピクロン) エスゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 約 2.3(図 5 の概算) | 約 3.0(図 5 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| 城戸ら 2019 | 練乳 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 2.8 | 4.1 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 城戸ら 2019 | バニラアイスクリーム 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 2.9 | 4.1 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 城戸ら 2019 | チョコレートアイスクリーム 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 3.0 | 4.1 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 城戸ら 2019 | ピーナッツクリーム 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 2.6 | 4.1 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 城戸ら 2019 | 海苔のつくだ煮 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 2.1 | 4.1 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 城戸ら 2019 | ミルクココア 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 図を取得していないので数値は未確認 | 4.1 | 向きの記載なし 検定あり・有意差なし |
| 城戸ら 2019 | 練乳 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー) 恵命我神散 S 1 g を食品 20 g(または 20 mL)かゼリーと混ぜた。本試験(6 品)。3 回繰り返した | 9 段階の評価(生薬製剤を水に溶かしたものを 0 として、−4 = 苦みが無い … +4 = きわめて苦みが強い)の平均。20 名。値は図 4 の棒の概算 | 約 −2.4(図 4 の概算) | 約 −1.4(図 4 の概算。服薬補助ゼリー) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 城戸ら 2019 | バニラアイスクリーム 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー) 恵命我神散 S 1 g を食品 20 g(または 20 mL)かゼリーと混ぜた。本試験(6 品)。3 回繰り返した | 9 段階の評価(生薬製剤を水に溶かしたものを 0 として、−4 = 苦みが無い … +4 = きわめて苦みが強い)の平均。20 名。値は図 4 の棒の概算 | 約 −2.6(図 4 の概算) | 約 −1.4(図 4 の概算。服薬補助ゼリー) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 城戸ら 2019 | チョコレートアイスクリーム 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー) 恵命我神散 S 1 g を食品 20 g(または 20 mL)かゼリーと混ぜた。本試験(6 品)。3 回繰り返した | 9 段階の評価(生薬製剤を水に溶かしたものを 0 として、−4 = 苦みが無い … +4 = きわめて苦みが強い)の平均。20 名。値は図 4 の棒の概算 | 約 −2.7(図 4 の概算) | 約 −1.4(図 4 の概算。服薬補助ゼリー) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 城戸ら 2019 | ピーナッツクリーム 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー) 恵命我神散 S 1 g を食品 20 g(または 20 mL)かゼリーと混ぜた。本試験(6 品)。3 回繰り返した | 9 段階の評価(生薬製剤を水に溶かしたものを 0 として、−4 = 苦みが無い … +4 = きわめて苦みが強い)の平均。20 名。値は図 4 の棒の概算 | 約 −3.5(図 4 の概算) | 約 −1.4(図 4 の概算。服薬補助ゼリー) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 城戸ら 2019 | 海苔のつくだ煮 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー) 恵命我神散 S 1 g を食品 20 g(または 20 mL)かゼリーと混ぜた。本試験(6 品)。3 回繰り返した | 9 段階の評価(生薬製剤を水に溶かしたものを 0 として、−4 = 苦みが無い … +4 = きわめて苦みが強い)の平均。20 名。値は図 4 の棒の概算 | 約 −3.1(図 4 の概算) | 約 −1.4(図 4 の概算。服薬補助ゼリー) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Bennett ら 2012 | 脂肪量の違う牛乳どうし:脱脂乳・全乳・ハーフ&ハーフの 3 条件全体(水の対照なし) イブプロフェンナトリウム 2.50%(121.2 mM)を、脱脂乳(脂肪 0.12〜0.36%)・全乳(3.40〜3.42%)・ハーフ&ハーフ(10.58〜10.76%)に溶かした 10 mL を 4 ℃で提示。50 名 | gLMS(飲み込んだ直後に 1 回採点、高いほど強い。50 名) | 全乳・ハーフ&ハーフ:図を取得していないので数値は未確認 | 脱脂乳:図を取得していないので数値は未確認 | 向きの記載なし 検定あり・有意差なし |
| Forman ら 2021 | 食品どうし:チョコレートプリン・Ensure・ヨーグルト 対 アップルソース(水・混ぜない対照なし) ピマバンセリン 34 mg カプセルの内容物を、アップルソース・チョコレートプリン・ヨーグルト・バニラ味の Ensure のいずれか約 15 mL に混ぜた。60 歳以上の 18 名、4 通りのクロスオーバー、非盲検 | 苦味が「なし〜わずか」(1〜2 点)と答えた人数(1〜5 点の評点を人数にしたもの。苦味の強さの点ではない) | チョコレートプリン 14/18 名・Ensure 14/18 名・ヨーグルト 8/18 名 | アップルソース 9/18 名 | 組み合わせで変わる 検定の記載なし |
| 井上ら 2020 | 服薬補助ゼリー:服薬補助ゼリー(チョコレート味、抗生物質用) 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 5 | 5 | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 井上ら 2020 | 服薬補助ゼリー:服薬補助ゼリー(チョコレート味、抗生物質用) 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 4 | 5 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 城戸ら 2019 | 服薬補助ゼリー:粉薬用服薬ゼリー(コーヒーゼリー味)対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 3.1 | 4.1 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差なし |
| 城戸ら 2019 | 服薬補助ゼリー:粉薬用服薬ゼリー(コーヒーゼリー味)対 生薬製剤を水に溶かしたもの(本試験の前の確認) 恵命我神散 S 1 g を水 20 mL(単独)かゼリー 20 g と混ぜた。服薬ゼリーと生薬製剤だけを比べた 5 段階の評価。16 名 | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。16 名。値は図 3 の棒の概算) | 約 2.8(図 3 の概算) | 約 4.2(図 3 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Tsuji ら 2006 | 服薬補助ゼリー:チョコレート味ゼリー(pH 6.4) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS) クラリスロマイシンのドライシロップ(CAMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 0.2 | 1.0 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| Tsuji ら 2006 | 服薬補助ゼリー:ペースト状ゼリー(pH 3.8) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS) クラリスロマイシンのドライシロップ(CAMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 3.0 | 1.0 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差の報告はあるが、どの組の差かは不明 |
| Tsuji ら 2006 | 服薬補助ゼリー:水ゼリー・マスカット(pH 3.7) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS) クラリスロマイシンのドライシロップ(CAMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 4.0 | 1.0 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差の報告はあるが、どの組の差かは不明 |
| Tsuji ら 2006 | 服薬補助ゼリー:チョコレート味ゼリー(pH 6.4) 対 水の懸濁液(アジスロマイシン細粒) アジスロマイシン細粒(AZMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 0 | 0.4 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| Tsuji ら 2006 | 服薬補助ゼリー:ペースト状ゼリー(pH 3.8) 対 水の懸濁液(アジスロマイシン細粒) アジスロマイシン細粒(AZMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 2.0 | 0.4 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差の報告はあるが、どの組の差かは不明 |
| Tsuji ら 2006 | 服薬補助ゼリー:水ゼリー・マスカット(pH 3.7) 対 水の懸濁液(アジスロマイシン細粒) アジスロマイシン細粒(AZMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 2.2 | 0.4 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差の報告はあるが、どの組の差かは不明 |
| Yoshida ら 2010 | 服薬補助ゼリー:ストロベリー&チョコゼリー 対 水 黄連解毒湯エキス顆粒 1 g を、水(対照)かゼリー 20 mL と 30 秒混ぜた。龍角散の市販のゼリー | 苦味の点(キニーネ標準による 5 段階の平均、高いほど苦い。6 名。値は図 3 の概算。原典は平均 ± SEM) | 約 1.6(図 3 の概算) | 約 3.4(図 3 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Yoshida ら 2010 | 服薬補助ゼリー:チョコレートゼリー 対 水 黄連解毒湯エキス顆粒 1 g を、水(対照)かゼリー 20 mL と 30 秒混ぜた。龍角散の市販のゼリー | 苦味の点(キニーネ標準による 5 段階の平均、高いほど苦い。6 名。値は図 3 の概算。原典は平均 ± SEM) | 約 1.9(図 3 の概算) | 約 3.4(図 3 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Yoshida ら 2010 | 服薬補助ゼリー:コーヒー・ピーチ・レモン・グレープ・ストロベリーのゼリー(5 種) 対 水 黄連解毒湯エキス顆粒 1 g を、水(対照)かゼリー 20 mL と 30 秒混ぜた。龍角散の市販のゼリー | 苦味の点(キニーネ標準による 5 段階の平均、高いほど苦い。6 名。値は図 3 の概算。原典は平均 ± SEM) | 約 2.3〜2.6(図 3 の概算。5 種の幅) | 約 3.4(図 3 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 井上ら 2020 | 溶解液:アルカリイオン水 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 5 | 5 | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 井上ら 2020 | 溶解液:温泉水 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 5 | 5 | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 井上ら 2020 | 溶解液:炭酸水素ナトリウム水 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 2 | 5 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 井上ら 2020 | 溶解液:アルカリイオン水 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 5 | 5 | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 井上ら 2020 | 溶解液:温泉水 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 4 | 5 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 井上ら 2020 | 溶解液:炭酸水素ナトリウム水 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 2.5 | 5 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 須貝ら 2026 | 薬でない試料:チョコレートシロップ・のり佃煮・みそ汁・練乳・こしあん・無塩バター・生クリーム(7 品) 対 常温の水(中学生) ゴーヤ粉末 1.0 g(苦い食品のモデル。薬でない)を、常温の水(対照)か食品 10 mL・10 g と混ぜた。非盲検、全員が同じ順。中学生 40 名 | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 図を取得していないので数値は未確認 | 8[8–9](常温の水) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 須貝ら 2026 | 薬でない試料:レモンジュース(水で 1 対 1 に希釈)・無糖ヨーグルト 対 常温の水(中学生) ゴーヤ粉末 1.0 g(苦い食品のモデル。薬でない)を、常温の水(対照)か食品 10 mL・10 g と混ぜた。非盲検、全員が同じ順。中学生 40 名 | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 図を取得していないので数値は未確認 | 8[8–9](常温の水) | 向きの記載なし 検定あり・有意差なし |
| 須貝ら 2026 | 薬でない試料:食品 9 品(上の 7 品とレモンジュース・無糖ヨーグルト) 対 常温の水(教員) ゴーヤ粉末 1.0 g(苦い食品のモデル。薬でない)を、常温の水(対照)か食品 10 mL・10 g と混ぜた。非盲検、全員が同じ順。教員 23 名 | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 図を取得していないので数値は未確認 | 6[5–7](常温の水) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 須貝ら 2026 | 薬でない試料:冷水(2〜4 ℃) 対 常温水(23〜25 ℃)(中学生) ゴーヤ粉末 1.0 g をミネラルウォーター 10 mL に混ぜ、水の温度を常温(23〜25 ℃)・冷(2〜4 ℃)・温(48〜50 ℃)に変えた。非盲検。中学生 40 名 | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 図を取得していないので数値は未確認 | 8[8–9](常温水) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 須貝ら 2026 | 薬でない試料:温水(48〜50 ℃) 対 常温水(23〜25 ℃)(中学生) ゴーヤ粉末 1.0 g をミネラルウォーター 10 mL に混ぜ、水の温度を常温(23〜25 ℃)・冷(2〜4 ℃)・温(48〜50 ℃)に変えた。非盲検。中学生 40 名 | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 図を取得していないので数値は未確認 | 8[8–9](常温水) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 須貝ら 2026 | 薬でない試料:常温水・冷水・温水の 3 条件全体(教員) ゴーヤ粉末 1.0 g をミネラルウォーター 10 mL に混ぜ、水の温度を常温(23〜25 ℃)・冷(2〜4 ℃)・温(48〜50 ℃)に変えた。非盲検。教員 23 名 | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 冷水・温水:図を取得していないので数値は未確認 | 6[5–7](常温水) | 向きの記載なし 検定あり・有意差なし |
| Haraguchi ら 2011 | 栄養剤の試料:0〜5 ℃ 対 25〜30 ℃(Aminoleban EN の懸濁液) Aminoleban EN(原典は肝不全用の栄養剤と記載)50 g を水 180 mL に懸濁。香料粉末なしで、温度だけを 0〜5 ℃と 25〜30 ℃に変えた | τ(キニーネ等価の目盛り、高いほど苦い。4〜12 名。値は図 1 の棒の概算。原典は平均 ± SEM) | 約 2.35(図 1 の概算) | 約 2.85(図 1 の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Haraguchi ら 2011 | 栄養剤の試料:りんご・フルーツ・梅・パイナップルの香料粉末(4 種) 対 香料粉末なし(Aminoleban EN) Aminoleban EN(原典は肝不全用の栄養剤と記載)50 g を水 180 mL に懸濁。25〜30 ℃で、香料粉末 3% を加えた | τ(キニーネ等価の目盛り、高いほど苦い。4〜12 名。値は図 1 の棒の概算。原典は平均 ± SEM) | 約 1.7〜2.15(図 1 の概算。4 種の幅) | 約 2.85(図 1 の概算。香料粉末なし) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Haraguchi ら 2011 | 栄養剤の試料:コーヒーの香料粉末 対 香料粉末なし(Aminoleban EN) Aminoleban EN(原典は肝不全用の栄養剤と記載)50 g を水 180 mL に懸濁。25〜30 ℃で、香料粉末 3% を加えた | τ(キニーネ等価の目盛り、高いほど苦い。4〜12 名。値は図 1 の棒の概算。原典は平均 ± SEM) | 約 2.45(図 1 の概算) | 約 2.85(図 1 の概算。香料粉末なし) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| Haraguchi ら 2011 | 栄養剤の試料:緑茶の香料粉末 対 香料粉末なし(Aminoleban EN) Aminoleban EN(原典は肝不全用の栄養剤と記載)50 g を水 180 mL に懸濁。25〜30 ℃で、香料粉末 3% を加えた | τ(キニーネ等価の目盛り、高いほど苦い。4〜12 名。値は図 1 の棒の概算。原典は平均 ± SEM) | 約 2.8(図 1 の概算) | 約 2.85(図 1 の概算。香料粉末なし) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差なし |
苦味の強さでない値の一覧
飲みやすさ・服用率・嫌悪の点を測った行を、苦味の行と分けて並べた。これらは苦味の強さの点ではなく、苦味の行と同じ尺度では比べられない。 飲みやすさや嫌悪の点は苦味以外の味・におい・舌ざわりも含む評価で、服用率は小児が飲めた割合である。 ここに並べたのは、各研究で苦味の行と対にして載せたものの一部で、全部ではない(苦味の行を載せていない研究は、代表の行を選んだ)。エリキシル単独の評価が無い研究や、品目ごとの人数が少ない研究があり、問いの比較には使わず、記録として別に並べた。
飲みやすさ・嫌悪・服用率の結果だけを抜き出した一覧(苦味の強さではない)。値の出所(表の値か図からの目測か)は各行に書いた。研究ごとに尺度も測り方も違うので、行の中で比べ、行どうしは比べない。
| 研究 | 比べた組・条件 | 測り方 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| Orubu ら 2022 | 乳児用ミルク 対 水(亜鉛・マンニトール基剤(T2)の分散錠) 亜鉛(原典の書き方で、有効成分の理論濃度 2 mg/mL。配合は硫酸亜鉛七水和物)を含む分散錠の粉末ブレンドを、水(対照)か乳児用ミルク 10 mL に溶かした | 嫌悪(aversion)の VAS 0〜100(校正用の水を 0 とした、高いほど嫌悪が強い。20 名。原典は平均(SD)。苦味の強さの点ではない) | 43.95 | 60.15 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| Orubu ら 2022 | 乳児用ミルク 対 水(亜鉛・乳糖基剤(T1)の分散錠) 亜鉛(原典の書き方で、有効成分の理論濃度 2 mg/mL。配合は硫酸亜鉛七水和物)を含む分散錠の粉末ブレンドを、水(対照)か乳児用ミルク 10 mL に溶かした | 嫌悪(aversion)の VAS 0〜100(校正用の水を 0 とした、高いほど嫌悪が強い。20 名。原典は平均(SD)。苦味の強さの点ではない) | 48.60 | 56.75 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| Orubu ら 2022 | 乳児用ミルク 対 水(パラセタモール・乳糖基剤(T1)の分散錠) パラセタモール(12 mg/mL)を含む分散錠の粉末ブレンドを、水(対照)か乳児用ミルク 10 mL に溶かした | 嫌悪(aversion)の VAS 0〜100(校正用の水を 0 とした、高いほど嫌悪が強い。20 名。原典は平均(SD)。苦味の強さの点ではない) | 77.90 | 73.70 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| Orubu ら 2022 | 乳児用ミルク 対 水(パラセタモール・マンニトール基剤(T2)の分散錠) パラセタモール(12 mg/mL)を含む分散錠の粉末ブレンドを、水(対照)か乳児用ミルク 10 mL に溶かした | 嫌悪(aversion)の VAS 0〜100(校正用の水を 0 とした、高いほど嫌悪が強い。20 名。原典は平均(SD)。苦味の強さの点ではない) | 81.20 | 72.70 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| Tanaka ら 2020 | 飲みやすさ・服用率:バニラアイス 対 水(アジスロマイシン散) アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 総合の飲みやすさの VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど飲みやすい。苦味の強さの点ではない。16 名。第 1・第 2 評価の順) | 78.5(第 1)/83.5(第 2) | 23.5(第 1)/36(第 2) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| Tanaka ら 2020 | 飲みやすさ・服用率:麦茶 対 水(カルボシステイン DS) カルボシステイン DS 50%(1 包 1 g、500 mg)を水(対照)か麦茶 5 mL と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 総合の飲みやすさの VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど飲みやすい。苦味の強さの点ではない。16 名。第 1・第 2 評価の順) | 38.5(第 1)/37(第 2) | 63.5(第 1)/53(第 2) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定あり・一部の組だけ有意 |
| Tanaka ら 2020 | 飲みやすさ・服用率:ヨーグルト 対 水(カルボシステイン DS) カルボシステイン DS 50%(1 包 1 g、500 mg)を水(対照)かヨーグルト 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 総合の飲みやすさの VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど飲みやすい。苦味の強さの点ではない。16 名。第 1・第 2 評価の順) | 76(第 1)/68(第 2) | 63.5(第 1)/53(第 2) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| 井上ら 2020 | 飲みやすさ・服用率:炭酸水素ナトリウム水 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL | 飲みやすさ 5 段階の中央値(1 = 悪い … 5 = 良い。高いほど飲みやすい。12 名。苦味の強さの点ではない) | 4 | 1 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 井上ら 2020 | 飲みやすさ・服用率:調製豆乳 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL | 飲みやすさ 5 段階の中央値(1 = 悪い … 5 = 良い。高いほど飲みやすい。12 名。苦味の強さの点ではない) | 4 | 1 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 井上ら 2020 | 飲みやすさ・服用率:調製豆乳 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL | 飲みやすさ 5 段階の中央値(1 = 悪い … 5 = 良い。高いほど飲みやすい。12 名。苦味の強さの点ではない) | 3.5 | 2 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 河瀬ら 2023 | 飲みやすさ・服用率:イチゴジャム 対 味噌汁(エリキシルと 1:1。エリキシル単独の評価なし) デキサメタゾンエリキシル(0.01%)と食品 20 品を 1:1 で混合。職員等 10 名が 1 人ずつ評価 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。10 名。苦味の強さの点ではない) | 2.6 | 0.1 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 安永ら 2024 | 飲みやすさ・服用率:ハチミツ 対 エリキシル単独(薬剤師 9 名の評価) デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 2.44 | 1.33 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 安永ら 2024 | 飲みやすさ・服用率:チョコレートソース 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 2.44 | 1.33 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 安永ら 2024 | 飲みやすさ・服用率:アクエリアス 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 2.11 | 1.33 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 安永ら 2024 | 飲みやすさ・服用率:水で 2 倍に希釈 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 1.89 | 1.33 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 安永ら 2024 | 飲みやすさ・服用率:カルピス原液 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 1.78 | 1.33 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 安永ら 2024 | 飲みやすさ・服用率:麦茶・緑茶(どちらも同じ値) 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 1.67 | 1.33 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 安永ら 2024 | 飲みやすさ・服用率:水で 1.5 倍に希釈 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 1.56 | 1.33 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 安永ら 2024 | 飲みやすさ・服用率:食パン 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 1.33 | 1.33 | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 安永ら 2024 | 飲みやすさ・服用率:冷蔵(24 時間冷やした) 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシル単独を家庭用冷蔵庫で 24 時間冷やした試料と、冷やしていない単独の試料を比べた(食品・飲料とは混ぜていない)。薬剤師 9 名がそれぞれ評価 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 1.11 | 1.33 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 十川ら 2025 | 飲みやすさ・服用率:バニラアイス 対 天然水(1 歳以上 3 歳未満) レボセチリジン DS 0.5% を、水か食品・飲料 15 mL と混ぜ、混合後 5 分以内に服用するよう説明して 3 日間。1 人 1 品の割り付け。1 歳以上 3 歳未満(解析は 35 名) | 服用率(%)(「すべて内服できた」を 100、「半分程度」を 50、「ほぼ内服できなかった」を 0 として 3 日分から算出。高いほど飲めた割合が大きい。小児。苦味の強さの点ではない) | 100(本文) | 80 台(本文) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| 十川ら 2025 | 飲みやすさ・服用率:ヨーグルト 対 天然水(3 歳以上 7 歳未満) レボセチリジン DS 0.5% を、水か食品・飲料 15 mL と混ぜ、混合後 5 分以内に服用するよう説明して 3 日間。1 人 1 品の割り付け。3 歳以上 7 歳未満(解析は 19 名) | 服用率(%)(「すべて内服できた」を 100、「半分程度」を 50、「ほぼ内服できなかった」を 0 として 3 日分から算出。高いほど飲めた割合が大きい。小児。苦味の強さの点ではない) | 約 55(図 2C の概算。本文は「低い」) | 100(本文) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| 十川ら 2025 | 飲みやすさ・服用率:麦茶 対 天然水(6 か月以上 1 歳未満) レボセチリジン DS 0.5% を、水か飲料 15 mL と混ぜ、混合後 5 分以内に服用するよう説明して 3 日間。1 人 1 品の割り付け。6 か月以上 1 歳未満(解析は 19 名) | 服用率(%)(「すべて内服できた」を 100、「半分程度」を 50、「ほぼ内服できなかった」を 0 として 3 日分から算出。高いほど飲めた割合が大きい。小児。苦味の強さの点ではない) | 約 80(図 2A の概算) | 約 93(図 2A の概算。本文は「天然水が高く、オレンジジュース・リンゴジュース・麦茶と続く」) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
研究ごとの条件と結果
研究ごとに、薬と量・混ぜたもの・試料の出し方・評価した人の条件と、測った結果を並べる。行の単位は「研究×測定結果」で、 同じ研究の中の別の比較は別の行にした。各行の下に、論文での位置と、 その行が「同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるか」の比較に使えるかを、理由と一緒に書いた。 ほかの条件が一緒に変わった比較(併用薬を混ぜたあとの苦味、基準が水でない比較など)は、そのことを理由の中で分けた。 空欄にせず、「記載なし」(論文に書かれていない)、「読んでいない」、「該当しない」を書き分けている。図を取得していない値は、その旨を書いた。 本文と図表が食い違う研究は、その食い違いを残した。
高木ら 2017 官能だけ
電子味覚システムとヒト官能試験によるクリンダマイシンの苦味抑制飲食物の探索 (Identification of Foods Masking Clindamycin Bitterness Using an Electronic Gustatory Screening System Followed by Organoleptic Examination). 医療薬学 (Japanese Journal of Pharmaceutical Health Care and Sciences) 43(9):492-501 — doi:10.5649/jjphcs.43.492
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の PDF 全文(方法、結果、考察、図 3・4。図 3 は画像で確かめた) 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- ダラシンカプセル 150 mg(クリンダマイシン)の内容物全量を、水(ミネラルウォーター)か飲食物 3 mL に溶解・懸濁(50 mg/mL)。電子味覚システムで 21 品から選んだ 4 品(練乳・黒みつ・オレンジジュース・野菜ジュース)に、小児の服薬で使われるバニラアイスクリームを足した 5 品を、人の官能試験にかけた
- 加工・調理
- 該当しない(混ぜただけ)。2 群で試料の順序を逆にしたランダム化クロスオーバー
- 出し方・食べ方
- 3 mL を 10 秒口に含んで吐き出し、口をすすいだあと、記憶した苦味を 100 mm の VAS(0 = 全く苦くない、100 = 非常に苦い)で採点。試料の間隔は 15 分。アイスの提示温度は読んだ範囲に記載なし
- 誰が・どの尺度で
- 健康な成人 30 名(男 10・女 20、22〜26 歳)。Kruskal-Wallis 検定。図 3 は中央値と四分位
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味の強さ(官能) | バニラアイス 対 水 クリンダマイシン 150 mg を水(ミネラルウォーター)か飲食物 3 mL に溶解・懸濁(50 mg/mL)。ランダム化クロスオーバー | 約 65(図 3 の概算) | 約 87(図 3 の概算) | VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。30 名。値は図 3 の箱の中央値からの概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。Kruskal-Wallis 検定(多重比較の方法は記載なし)で、図 3 の *** は P<0.001(水との比較。図の説明)。対ごとの p 値は本文に無い。VAS が 50 未満だった人は、水 2 名に対し 8 名(30 名中)。本文の「分布は有意に異なる(χ²=16.32、P<0.001)」は、自由度 5 では P が約 0.006 になり合わないので使わない 原典の位置: 結果 2(本文)、図 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬(クリンダマイシン)を同じ量で水と飲食物に混ぜ、同じ 30 名がランダム化クロスオーバーで評価し、検定がある。値は図の概算 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 練乳 対 水 クリンダマイシン 150 mg を水(ミネラルウォーター)か飲食物 3 mL に溶解・懸濁(50 mg/mL)。ランダム化クロスオーバー | 約 62(図 3 の概算) | 約 87(図 3 の概算) | VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。30 名。値は図 3 の箱の中央値からの概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。Kruskal-Wallis 検定(多重比較の方法は記載なし)で、図 3 の *** は P<0.001(水との比較。図の説明)。対ごとの p 値は本文に無い。VAS が 50 未満だった人は、水 2 名に対し 9 名(30 名中)。本文の「分布は有意に異なる(χ²=16.32、P<0.001)」は、自由度 5 では P が約 0.006 になり合わないので使わない 原典の位置: 結果 2(本文)、図 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬(クリンダマイシン)を同じ量で水と飲食物に混ぜ、同じ 30 名がランダム化クロスオーバーで評価し、検定がある。値は図の概算 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 黒みつ 対 水 クリンダマイシン 150 mg を水(ミネラルウォーター)か飲食物 3 mL に溶解・懸濁(50 mg/mL)。ランダム化クロスオーバー | 約 65(図 3 の概算) | 約 87(図 3 の概算) | VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。30 名。値は図 3 の箱の中央値からの概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。Kruskal-Wallis 検定(多重比較の方法は記載なし)で、図 3 の *** は P<0.001(水との比較。図の説明)。対ごとの p 値は本文に無い。VAS が 50 未満だった人は、水 2 名に対し 9 名(30 名中)。本文の「分布は有意に異なる(χ²=16.32、P<0.001)」は、自由度 5 では P が約 0.006 になり合わないので使わない 原典の位置: 結果 2(本文)、図 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬(クリンダマイシン)を同じ量で水と飲食物に混ぜ、同じ 30 名がランダム化クロスオーバーで評価し、検定がある。値は図の概算 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | オレンジジュース 対 水 クリンダマイシン 150 mg を水(ミネラルウォーター)か飲食物 3 mL に溶解・懸濁(50 mg/mL)。ランダム化クロスオーバー | 約 80(図 3 の概算) | 約 87(図 3 の概算) | VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。30 名。値は図 3 の箱の中央値からの概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは図からの概算の大小(差は約 7 で、図の読み取りの誤差(5 程度)に近い)。図 3 に有意の印が無い。対ごとの p 値は本文に無く、検定の結果が示されていないので「有意差なし」とは書かない 原典の位置: 結果 2(本文)、図 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ条件の比較だが、この組の検定の結果が示されていない(図に印なし、対の p なし)。向きは図の概算の大小で、差は読み取りの誤差に近い | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 野菜ジュース 対 水 クリンダマイシン 150 mg を水(ミネラルウォーター)か飲食物 3 mL に溶解・懸濁(50 mg/mL)。ランダム化クロスオーバー | 約 80(図 3 の概算) | 約 87(図 3 の概算) | VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。30 名。値は図 3 の箱の中央値からの概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは図からの概算の大小(差は約 7 で、図の読み取りの誤差(5 程度)に近い)。図 3 に有意の印が無い。対ごとの p 値は本文に無く、検定の結果が示されていないので「有意差なし」とは書かない 原典の位置: 結果 2(本文)、図 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ条件の比較だが、この組の検定の結果が示されていない(図に印なし、対の p なし)。向きは図の概算の大小で、差は読み取りの誤差に近い | |||||
Tsuji ら 2006 官能だけ
Evaluation of Bitterness Suppression of Macrolide Dry Syrups by Jellies. Chem Pharm Bull 54(3):310-314 — doi:10.1248/cpb.54.310
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の PDF 全文(実験、結果と考察、図 2、表 1)。図は見ていない。著者にゼリーの製造元(龍角散)の所属がある 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- クラリスロマイシンのドライシロップ(CAMD)またはアジスロマイシン細粒(AZMD)0.2 g。ゼリーは市販の服薬補助ゼリー 3 種(チョコレート味 pH 6.4、ペースト状 pH 3.8、水ゼリー・マスカット pH 3.7)
- 加工・調理
- ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた
- 出し方・食べ方
- 2 mL を 5 秒口に含んだ「直後の苦味」と、吐き出して水ですすいだあとの「後味」を採点
- 誰が・どの尺度で
- よく訓練した健康な成人(5 または 6 名。図 2 の説明は 5 名)。キニーネ塩酸塩の標準(0.01〜1.00 mM = 0〜4 点)に合わせて採点。方法に Mann-Whitney の U 検定と書く
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:チョコレート味ゼリー(pH 6.4) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS) クラリスロマイシンのドライシロップ(CAMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | 0.2 | 1.0 | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。要旨は、中性のチョコレートゼリーとの混合は水の懸濁液より苦味が少なかったと書く(「有意に」とは書かない)。方法に Mann-Whitney の U 検定とあるが、この比較の結果(p 値)は本文に無い。検定の結果が示されていないので「有意差なし」とは書かない。ゼリーと薬の比(ゼリー : CAMD)が 25・50・77 のとき、直後の苦味は 0.7・0.2・0(別の条件)。図 2 は味センサの予測との相関の散布図で、検定の印は無い 原典の位置: 結果と考察(苦味の評価)、図 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水とゼリーに混ぜ、同じ 5 または 6 名(図の説明文は 5 名)が評価したが、この比較の検定の結果(p 値)が示されていない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:ペースト状ゼリー(pH 3.8) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS) クラリスロマイシンのドライシロップ(CAMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | 3.0 | 1.0 | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差の報告はあるが、どの組の差かは不明 |
| 向きは掲載の値の大小。要旨は、酸性ゼリーとの混合の苦味は水の懸濁液より有意に強かったと書く(方法は Mann-Whitney の U 検定)。薬ごと・ゼリーごとの対の p 値は本文に無い。HPLC の抽出液の CAM 濃度は、水の懸濁液より酸性のゼリーで高かったと報告する(P<0.01、値は原典)。ゼリーの pH と薬の溶け出しの関係を著者は考えるが、これは口の中での苦味の説明の候補で、薬の効き方・体内での動きはこの頁は扱わない。図 2 は味センサの予測との相関の散布図で、検定の印は無い 原典の位置: 結果と考察(苦味の評価)、図 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水とゼリーに混ぜ、同じ 5 または 6 名(図の説明文は 5 名)が評価した。要旨は有意と書くが、薬ごと・ゼリーごとの対の p 値が示されていない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:水ゼリー・マスカット(pH 3.7) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS) クラリスロマイシンのドライシロップ(CAMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | 4.0 | 1.0 | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差の報告はあるが、どの組の差かは不明 |
| 向きは掲載の値の大小。要旨は、酸性ゼリーとの混合の苦味は水の懸濁液より有意に強かったと書く(方法は Mann-Whitney の U 検定)。薬ごと・ゼリーごとの対の p 値は本文に無い。HPLC の抽出液の CAM 濃度は、水の懸濁液より酸性のゼリーで高かったと報告する(P<0.01、値は原典)。ゼリーの pH と薬の溶け出しの関係を著者は考えるが、これは口の中での苦味の説明の候補で、薬の効き方・体内での動きはこの頁は扱わない。図 2 は味センサの予測との相関の散布図で、検定の印は無い 原典の位置: 結果と考察(苦味の評価)、図 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水とゼリーに混ぜ、同じ 5 または 6 名(図の説明文は 5 名)が評価した。要旨は有意と書くが、薬ごと・ゼリーごとの対の p 値が示されていない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:チョコレート味ゼリー(pH 6.4) 対 水の懸濁液(アジスロマイシン細粒) アジスロマイシン細粒(AZMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | 0 | 0.4 | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。要旨は、中性のチョコレートゼリーとの混合は水の懸濁液より苦味が少なかったと書く(「有意に」とは書かない)。方法に Mann-Whitney の U 検定とあるが、この比較の結果(p 値)は本文に無い。検定の結果が示されていないので「有意差なし」とは書かない。図 2 は味センサの予測との相関の散布図で、検定の印は無い 原典の位置: 結果と考察(苦味の評価)、図 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水とゼリーに混ぜ、同じ 5 または 6 名(図の説明文は 5 名)が評価したが、この比較の検定の結果(p 値)が示されていない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:ペースト状ゼリー(pH 3.8) 対 水の懸濁液(アジスロマイシン細粒) アジスロマイシン細粒(AZMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | 2.0 | 0.4 | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差の報告はあるが、どの組の差かは不明 |
| 向きは掲載の値の大小。要旨は、酸性ゼリーとの混合の苦味は水の懸濁液より有意に強かったと書く(方法は Mann-Whitney の U 検定)。薬ごと・ゼリーごとの対の p 値は本文に無い。著者は、ゼリーの pH と薬の溶け出しの違いが苦味の違いに関わると考えるが、この行では確かめていない。図 2 は味センサの予測との相関の散布図で、検定の印は無い 原典の位置: 結果と考察(苦味の評価)、図 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水とゼリーに混ぜ、同じ 5 または 6 名(図の説明文は 5 名)が評価した。要旨は有意と書くが、薬ごと・ゼリーごとの対の p 値が示されていない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:水ゼリー・マスカット(pH 3.7) 対 水の懸濁液(アジスロマイシン細粒) アジスロマイシン細粒(AZMD)0.2 gを、ゼリー 10 mL(対照は水)とスプーンで 30 秒混ぜた | 2.2 | 0.4 | キニーネ標準による 0〜4 点(高いほど苦い。口に含んだ直後の苦味。5 または 6 名で、図 2 の説明文は 5 名) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差の報告はあるが、どの組の差かは不明 |
| 向きは掲載の値の大小。要旨は、酸性ゼリーとの混合の苦味は水の懸濁液より有意に強かったと書く(方法は Mann-Whitney の U 検定)。薬ごと・ゼリーごとの対の p 値は本文に無い。著者は、ゼリーの pH と薬の溶け出しの違いが苦味の違いに関わると考えるが、この行では確かめていない。図 2 は味センサの予測との相関の散布図で、検定の印は無い 原典の位置: 結果と考察(苦味の評価)、図 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水とゼリーに混ぜ、同じ 5 または 6 名(図の説明文は 5 名)が評価した。要旨は有意と書くが、薬ごと・ゼリーごとの対の p 値が示されていない | |||||
Ishizaka ら 2008 官能だけ
Suppression of Bitterness and Improvement of Palatability of Commercial Prednisolone Powder. Chem Pharm Bull 56(10):1395-1399 — doi:10.1248/cpb.56.1395
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の PDF 全文(実験、結果と考察、図 6 の画像と凡例)。図 6 の点の値は読み取れず、凡例の印だけ使った 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- プレドニゾロン散 1%(武田)0.5 g を、水・飲料 12.5 mL か、ゼリー・練乳 10 g と混ぜた。飲料は酸性スポーツ飲料・炭酸のレモン飲料・コーラ・グレープ味の炭酸飲料・オレンジジュース・コーヒー牛乳・牛乳。ゼリー 2 種(チョコレート・ストロベリー)は龍角散の市販品。単シロップを足した組は表に入れていない
- 加工・調理
- 30 秒混ぜた(攪拌棒かガラス棒)
- 出し方・食べ方
- 方法は、水に懸濁した試料 2 mL を味わい、すべての試料を 15 秒口に含んだと書く。ゼリー・練乳に混ぜた試料も同じ量だったかは書かれていない
- 誰が・どの尺度で
- 健康な成人ボランティア 8 名。キニーネ標準(0〜4 点、τ)で苦味を採点。飲みやすさは別の SD 法。Mann-Whitney の U 検定(水の懸濁液と比較)。値は平均 ± SE
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味の強さ(官能) | 酸性スポーツ飲料(ポカリスエット) 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(牛乳以外のすべての飲料・食品で、水より苦味が下がった)。凡例の印は *(p<0.05)。Mann-Whitney の U 検定(水の懸濁液との比較)。点の値は読めない。本文の考察は、どの飲料・食品でも苦味は閾値以下にならなかったと書く。飲みやすさ(SD 法)は別の値で、この行ではない 原典の位置: 結果と考察、図 6(凡例) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と飲料・食品に混ぜ、同じ 8 名が評価し、凡例に検定の印がある。点の値は図 6 で読めない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 炭酸のレモン飲料(CC レモン) 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(牛乳以外のすべての飲料・食品で、水より苦味が下がった)。凡例の印は *(p<0.05)。Mann-Whitney の U 検定(水の懸濁液との比較)。点の値は読めない。本文の考察は、どの飲料・食品でも苦味は閾値以下にならなかったと書く。飲みやすさ(SD 法)は別の値で、この行ではない 原典の位置: 結果と考察、図 6(凡例) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と飲料・食品に混ぜ、同じ 8 名が評価し、凡例に検定の印がある。点の値は図 6 で読めない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | コーラ 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(牛乳以外のすべての飲料・食品で、水より苦味が下がった)。凡例の印は *(p<0.05)。Mann-Whitney の U 検定(水の懸濁液との比較)。点の値は読めない。本文の考察は、どの飲料・食品でも苦味は閾値以下にならなかったと書く。飲みやすさ(SD 法)は別の値で、この行ではない 原典の位置: 結果と考察、図 6(凡例) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と飲料・食品に混ぜ、同じ 8 名が評価し、凡例に検定の印がある。点の値は図 6 で読めない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | グレープ味の炭酸飲料(ファンタ) 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(牛乳以外のすべての飲料・食品で、水より苦味が下がった)。凡例の印は *(p<0.05)。Mann-Whitney の U 検定(水の懸濁液との比較)。点の値は読めない。本文の考察は、どの飲料・食品でも苦味は閾値以下にならなかったと書く。飲みやすさ(SD 法)は別の値で、この行ではない 原典の位置: 結果と考察、図 6(凡例) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と飲料・食品に混ぜ、同じ 8 名が評価し、凡例に検定の印がある。点の値は図 6 で読めない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | オレンジジュース 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(牛乳以外のすべての飲料・食品で、水より苦味が下がった)。凡例の印は **(p<0.005)。Mann-Whitney の U 検定(水の懸濁液との比較)。点の値は読めない。本文の考察は、どの飲料・食品でも苦味は閾値以下にならなかったと書く。飲みやすさ(SD 法)は別の値で、この行ではない 原典の位置: 結果と考察、図 6(凡例) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と飲料・食品に混ぜ、同じ 8 名が評価し、凡例に検定の印がある。点の値は図 6 で読めない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | コーヒー牛乳 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か飲料 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(牛乳以外のすべての飲料・食品で、水より苦味が下がった)。凡例の印は *(p<0.05)。Mann-Whitney の U 検定(水の懸濁液との比較)。点の値は読めない。本文の考察は、どの飲料・食品でも苦味は閾値以下にならなかったと書く。飲みやすさ(SD 法)は別の値で、この行ではない 原典の位置: 結果と考察、図 6(凡例) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と飲料・食品に混ぜ、同じ 8 名が評価し、凡例に検定の印がある。点の値は図 6 で読めない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 練乳 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)かゼリー・練乳 10 g と 30 秒混ぜた | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(牛乳以外のすべての飲料・食品で、水より苦味が下がった)。凡例の印は **(p<0.005)。Mann-Whitney の U 検定(水の懸濁液との比較)。点の値は読めない。本文の考察は、どの飲料・食品でも苦味は閾値以下にならなかったと書く。飲みやすさ(SD 法)は別の値で、この行ではない 原典の位置: 結果と考察、図 6(凡例) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と飲料・食品に混ぜ、同じ 8 名が評価し、凡例に検定の印がある。点の値は図 6 で読めない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | チョコレートゼリー(龍角散の市販品) 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)かゼリー・練乳 10 g と 30 秒混ぜた | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(牛乳以外のすべての飲料・食品で、水より苦味が下がった)。凡例の印は *(p<0.05)。Mann-Whitney の U 検定(水の懸濁液との比較)。点の値は読めない。本文の考察は、どの飲料・食品でも苦味は閾値以下にならなかったと書く。飲みやすさ(SD 法)は別の値で、この行ではない 原典の位置: 結果と考察、図 6(凡例) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と飲料・食品に混ぜ、同じ 8 名が評価し、凡例に検定の印がある。点の値は図 6 で読めない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | ストロベリーゼリー(龍角散の市販品) 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)かゼリー・練乳 10 g と 30 秒混ぜた | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(牛乳以外のすべての飲料・食品で、水より苦味が下がった)。凡例の印は *(p<0.05)。Mann-Whitney の U 検定(水の懸濁液との比較)。点の値は読めない。本文の考察は、どの飲料・食品でも苦味は閾値以下にならなかったと書く。飲みやすさ(SD 法)は別の値で、この行ではない 原典の位置: 結果と考察、図 6(凡例) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と飲料・食品に混ぜ、同じ 8 名が評価し、凡例に検定の印がある。点の値は図 6 で読めない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 牛乳 対 水 プレドニゾロン散 1% 0.5 g を水(対照)か牛乳 12.5 mL と 30 秒混ぜた | 図 6 に点があるが数値は読めない(凡例の印だけ確認) | 3.5(本文。水の値) | 苦味の強さ τ(キニーネ標準による 0〜4 点、高いほど苦い。8 名。原典は平均 ± SE) | 向きの記載なし 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 図 6 の凡例で牛乳に印が無く、本文は牛乳が苦味にほとんど影響しなかった(negligible)と書く。検定の結果が示されていないので「有意差なし」とは書かない。向きは読まない。飲みやすさは牛乳で悪化した(別の値で、この行ではない) 原典の位置: 結果と考察、図 6(凡例) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ条件の比較だが、牛乳の検定の結果が示されていない(凡例に印なし)。向きも読まない | |||||
Tanaka ら 2020 苦味と飲みやすさ
Combining Powder Formulations of Drugs with Food and Beverages to Improve Palatability. Biol Pharm Bull 43(12):1954-1959 — doi:10.1248/bpb.b20-00491
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の PDF 全文(方法、結果と考察、図 2・3、表 1。図 2・3 は画像で確かめた)。カルボシステイン DS の苦味は水の点の中央値が 0 で差が見えないので行にしていない 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を、水(天然水)・ウーロン茶・オレンジジュース・スポーツ飲料 5 mL か、ヨーグルト・バニラアイス 5 g と混ぜた。カルボシステイン DS 50%(1 包 1 g、500 mg)には麦茶も加えた
- 加工・調理
- 該当しない(混ぜただけ)。ランダム化クロスオーバー
- 出し方・食べ方
- 30 秒口に含んでいる間に「第 1 評価」、吐き出して 30 秒後に「第 2 評価」をし、そのあと水ですすいだ。100 mm の VAS で採点
- 誰が・どの尺度で
- 健康な成人 16 名(23.0 ± 2.6 歳)。中央値。Wilcoxon の符号付順位検定(水との比較)、Bonferroni 補正、有意水準は p<0.01(0.05÷5)。表 1 の注は paired t-test と書き、方法と食い違う
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味の強さ(官能) | バニラアイス(ハーゲンダッツ)対 水(アジスロマイシン散) アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 1.0(第 1)/3.5(第 2) | 67(第 1)/59(第 2) | 苦味の VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。16 名。第 1 評価・第 2 評価の順) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Wilcoxon の符号付順位検定、Bonferroni 補正後の水準 p<0.01(0.05÷5)。水との比較の p は第 1 評価 0.0006、第 2 評価 0.0024(図 2)。本文は水より有意に下がったと書く。値は本文の記載 原典の位置: 結果と考察、図 2(a・c) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と食品・飲料に混ぜ、同じ 16 名がランダム化クロスオーバーで評価し、検定(Bonferroni 補正後の水準 0.01)がある | |||||
| 苦味の強さ(官能) | ウーロン茶 対 水(アジスロマイシン散)[補正後の水準 0.01 では有意でない] アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 22(第 1)/35.5(第 2) | 67(第 1)/59(第 2) | 苦味の VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。16 名。第 1 評価・第 2 評価の順) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差なし |
| 向きは掲載の値の大小。Wilcoxon の符号付順位検定、Bonferroni 補正後の水準 p<0.01(0.05÷5)。水との比較の p は第 1 評価 0.0199、第 2 評価 0.1336(図 2)。第 1 評価の p は 0.05 未満だが、補正後の水準 0.01 に届かない。本文は「下がった」と書くが、検定ではどちらの評価でも有意としない(同じとは言えない)。値は本文の記載 原典の位置: 結果と考察、図 2(a・c) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と食品・飲料に混ぜ、同じ 16 名がランダム化クロスオーバーで評価し、検定(Bonferroni 補正後の水準 0.01)がある | |||||
| 苦味の強さ(官能) | オレンジジュース 対 水(アジスロマイシン散) アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 65.5(第 1)/78.5(第 2) | 67(第 1)/59(第 2) | 苦味の VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。16 名。第 1 評価・第 2 評価の順) | 組み合わせで変わる 検定あり・有意差なし |
| 向きは掲載の値の大小。Wilcoxon の符号付順位検定、Bonferroni 補正後の水準 p<0.01(0.05÷5)。水との比較の p は第 1 評価 0.5694、第 2 評価 0.0841(図 2)。第 1 評価は水の方がわずかに高く、第 2 評価は混ぜた方が高い。本文は「オレンジジュースで上がった」と書くが、第 1 評価は 65.5 対 67 で差が小さく、第 2 評価は p=0.0841 で水準に届かない(同じとは言えない)。値は本文の記載 原典の位置: 結果と考察、図 2(a・c) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と食品・飲料に混ぜ、同じ 16 名がランダム化クロスオーバーで評価し、検定(Bonferroni 補正後の水準 0.01)がある | |||||
| 苦味の強さ(官能) | スポーツ飲料 対 水(アジスロマイシン散) アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 約 70(第 1)/約 55(第 2)(図 2 の箱の中央値の概算) | 67(第 1)/59(第 2) | 苦味の VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。16 名。第 1 評価・第 2 評価の順) | 組み合わせで変わる 検定あり・有意差なし |
| Wilcoxon の符号付順位検定、Bonferroni 補正後の水準 p<0.01(0.05÷5)。水との比較の p は第 1 評価 0.2239、第 2 評価 0.2774(図 2)。値は本文に無く図の概算で、第 1 評価は混ぜた方、第 2 評価は水の方が大きく、向きが逆(どちらも差は小さく、読み取りの誤差に近い)。有意差が無いことは同じという意味ではない 原典の位置: 結果と考察、図 2(a・c) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と食品・飲料に混ぜ、同じ 16 名がランダム化クロスオーバーで評価し、検定(Bonferroni 補正後の水準 0.01)がある | |||||
| 苦味の強さ(官能) | ヨーグルト 対 水(アジスロマイシン散) アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 約 41(第 1)/約 62(第 2)(図 2 の箱の中央値の概算) | 67(第 1)/59(第 2) | 苦味の VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど苦い。16 名。第 1 評価・第 2 評価の順) | 組み合わせで変わる 検定あり・有意差なし |
| Wilcoxon の符号付順位検定、Bonferroni 補正後の水準 p<0.01(0.05÷5)。水との比較の p は第 1 評価 0.4850、第 2 評価 0.4776(図 2)。第 1 評価は約 41 対 67(p=0.4850、値は図の概算)、第 2 評価は約 62 対 59(p=0.4776)で向きが逆。値は本文に無い。有意差が無いことは同じという意味ではない 原典の位置: 結果と考察、図 2(a・c) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬・同じ量を水と食品・飲料に混ぜ、同じ 16 名がランダム化クロスオーバーで評価し、検定(Bonferroni 補正後の水準 0.01)がある | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:バニラアイス 対 水(アジスロマイシン散) アジスロマイシン散 10%(1 包 1 g、100 mg)を水(対照)か、飲料 5 mL・食品 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 78.5(第 1)/83.5(第 2) | 23.5(第 1)/36(第 2) | 総合の飲みやすさの VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど飲みやすい。苦味の強さの点ではない。16 名。第 1・第 2 評価の順) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Wilcoxon の符号付順位検定、Bonferroni 補正後の水準 p<0.01(0.05÷5)。水との比較の p は第 1 評価 0.0006、第 2 評価 0.0015(図 2)。総合の飲みやすさで、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果と考察(総合の飲みやすさ)、図 2(b・d) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:麦茶 対 水(カルボシステイン DS) カルボシステイン DS 50%(1 包 1 g、500 mg)を水(対照)か麦茶 5 mL と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 38.5(第 1)/37(第 2) | 63.5(第 1)/53(第 2) | 総合の飲みやすさの VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど飲みやすい。苦味の強さの点ではない。16 名。第 1・第 2 評価の順) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定あり・一部の組だけ有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Wilcoxon の符号付順位検定、補正後の水準 p<0.01。水との比較の p は第 1 評価 0.0114(水準に届かない)、第 2 評価 0.0076(届く)(図 3b・d)。総合の飲みやすさで、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果と考察(総合の飲みやすさ)、図 3(b・d) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:ヨーグルト 対 水(カルボシステイン DS) カルボシステイン DS 50%(1 包 1 g、500 mg)を水(対照)かヨーグルト 5 g と混ぜた。ランダム化クロスオーバー、16 名 | 76(第 1)/68(第 2) | 63.5(第 1)/53(第 2) | 総合の飲みやすさの VAS 0〜100 mm の中央値(高いほど飲みやすい。苦味の強さの点ではない。16 名。第 1・第 2 評価の順) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| 向きは掲載の値の大小。Wilcoxon の符号付順位検定、補正後の水準 p<0.01。水との比較の p は第 1 評価 0.0534、第 2 評価 0.0113 で、どちらも水準に届かない(図 3b・d)。本文と要旨はヨーグルトで飲みやすさが上がったと書くが、検定ではこの水準を満たさない。総合の飲みやすさで、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果と考察(総合の飲みやすさ)、図 3(b・d) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。別枠として載せた | |||||
井上ら 2020 苦味と飲みやすさ
各種溶解液でマクロライド系抗菌散剤溶解後にカルボシステインドライシロップ混合を行うことによる服薬改善の検討 (Improvement of medication when carbocisteine dry syrup is mixed with macrolide antibacterial powder dissolved in various dissolution solutions). 日本小児臨床薬理学会雑誌 33(1):80-85 — doi:10.69325/jdpt.33.1_80
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の PDF 全文(方法、結果、表 1〜3、図 1 の凡例)。図 1 の総合評価(VAS)は凡例だけ読んだ 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- クラリスロマイシン DS 10%(CAM、1.5 g)またはアジスロマイシン細粒 10%(AZM、2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた(総量 1 g あたり溶解液 10 mL、服薬補助ゼリーは 25 g)。溶解液は水道水(対照)・アルカリイオン水・温泉水・炭酸水素ナトリウム水(1 g)・調製豆乳・服薬補助ゼリー(チョコレート味、抗生物質用)
- 加工・調理
- 溶解したあとカルボシステインを混合(pH も測定)。この苦味は併用薬の混合で出る苦味で、カルボシステインは酸性でマクロライドのコーティングが溶けるため、と著者は考える
- 出し方・食べ方
- 混和後 60 秒以内に 5 mL を 10 秒口に含み、吐き出して回答
- 誰が・どの尺度で
- 20 歳代の医療関係者で非喫煙の健康な成人 12 名(男 7・女 5)。5 段階(苦味: 1 = 弱い … 5 = 強い。飲みやすさ: 1 = 悪い … 5 = 良い)の中央値。Steel-Dwass 法(水道水との比較、* p<0.05、** p<0.01)
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味の強さ(官能) | 調製豆乳 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 2 | 5 | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。この苦味は、溶解液に薬を溶かしたあとカルボシステインを混ぜた混合物の苦味(併用薬の混合で出る苦味)。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は * が p<0.05、** が p<0.01。印は **。 原典の位置: 結果 2、表 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 溶解液だけを変えたが、測ったのはカルボシステインを混ぜたあとの苦味(併用薬の混合で出る苦味)で、1 つの薬を食べ物に混ぜる比較とは条件が違う。検定は Steel-Dwass 法 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 調製豆乳 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 2.5 | 5 | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。この苦味は、溶解液に薬を溶かしたあとカルボシステインを混ぜた混合物の苦味(併用薬の混合で出る苦味)。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は * が p<0.05、** が p<0.01。中央値は炭酸水素ナトリウム水と同じ 2.5 だが、印は炭酸水素ナトリウム水だけに付き、調製豆乳には付かない(差があるように読ませない)。表のこの対に印は無く、本文にもこの対の苦味の検定の結果の記載は無い(「有意差なし」とは書かない)。 原典の位置: 結果 2、表 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 溶解液だけを変えたが、測ったのはカルボシステインを混ぜたあとの苦味(併用薬の混合で出る苦味)で、1 つの薬を食べ物に混ぜる比較とは条件が違う。検定は Steel-Dwass 法 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:服薬補助ゼリー(チョコレート味、抗生物質用) 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 5 | 5 | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。この苦味は、溶解液に薬を溶かしたあとカルボシステインを混ぜた混合物の苦味(併用薬の混合で出る苦味)。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は * が p<0.05、** が p<0.01。掲載の中央値が同じ(5 対 5)で、苦味が同等だったことを示す検定ではない。表のこの対に印は無く、本文にもこの対の苦味の検定の結果の記載は無い(「有意差なし」とは書かない)。 原典の位置: 結果 2、表 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 溶解液だけを変えたが、測ったのはカルボシステインを混ぜたあとの苦味(併用薬の混合で出る苦味)で、1 つの薬を食べ物に混ぜる比較とは条件が違う。検定は Steel-Dwass 法 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:服薬補助ゼリー(チョコレート味、抗生物質用) 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 4 | 5 | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。この苦味は、溶解液に薬を溶かしたあとカルボシステインを混ぜた混合物の苦味(併用薬の混合で出る苦味)。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は * が p<0.05、** が p<0.01。表のこの対に印は無く、本文にもこの対の苦味の検定の結果の記載は無い(「有意差なし」とは書かない)。 原典の位置: 結果 2、表 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 溶解液だけを変えたが、測ったのはカルボシステインを混ぜたあとの苦味(併用薬の混合で出る苦味)で、1 つの薬を食べ物に混ぜる比較とは条件が違う。検定は Steel-Dwass 法 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 溶解液:アルカリイオン水 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 5 | 5 | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。この苦味は、溶解液に薬を溶かしたあとカルボシステインを混ぜた混合物の苦味(併用薬の混合で出る苦味)。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は * が p<0.05、** が p<0.01。掲載の中央値が同じ(5 対 5)で、苦味が同等だったことを示す検定ではない。表のこの対に印は無く、本文にもこの対の苦味の検定の結果の記載は無い(「有意差なし」とは書かない)。 原典の位置: 結果 2、表 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 食品でない溶解液(炭酸水素ナトリウム水・アルカリイオン水・温泉水)で、食べ物に混ぜる比較とは別。溶解液だけを変えたが、測ったのはカルボシステインを混ぜたあとの苦味(併用薬の混合で出る苦味)で、1 つの薬を食べ物に混ぜる比較とは条件が違う。検定は Steel-Dwass 法 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 溶解液:温泉水 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 5 | 5 | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。この苦味は、溶解液に薬を溶かしたあとカルボシステインを混ぜた混合物の苦味(併用薬の混合で出る苦味)。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は * が p<0.05、** が p<0.01。掲載の中央値が同じ(5 対 5)で、苦味が同等だったことを示す検定ではない。表のこの対に印は無く、本文にもこの対の苦味の検定の結果の記載は無い(「有意差なし」とは書かない)。 原典の位置: 結果 2、表 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 食品でない溶解液(炭酸水素ナトリウム水・アルカリイオン水・温泉水)で、食べ物に混ぜる比較とは別。溶解液だけを変えたが、測ったのはカルボシステインを混ぜたあとの苦味(併用薬の混合で出る苦味)で、1 つの薬を食べ物に混ぜる比較とは条件が違う。検定は Steel-Dwass 法 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 溶解液:炭酸水素ナトリウム水 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 2 | 5 | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。この苦味は、溶解液に薬を溶かしたあとカルボシステインを混ぜた混合物の苦味(併用薬の混合で出る苦味)。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は * が p<0.05、** が p<0.01。印は **。 原典の位置: 結果 2、表 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 食品でない溶解液(炭酸水素ナトリウム水・アルカリイオン水・温泉水)で、食べ物に混ぜる比較とは別。溶解液だけを変えたが、測ったのはカルボシステインを混ぜたあとの苦味(併用薬の混合で出る苦味)で、1 つの薬を食べ物に混ぜる比較とは条件が違う。検定は Steel-Dwass 法 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 溶解液:アルカリイオン水 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 5 | 5 | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。この苦味は、溶解液に薬を溶かしたあとカルボシステインを混ぜた混合物の苦味(併用薬の混合で出る苦味)。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は * が p<0.05、** が p<0.01。掲載の中央値が同じ(5 対 5)で、苦味が同等だったことを示す検定ではない。表のこの対に印は無く、本文にもこの対の苦味の検定の結果の記載は無い(「有意差なし」とは書かない)。 原典の位置: 結果 2、表 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 食品でない溶解液(炭酸水素ナトリウム水・アルカリイオン水・温泉水)で、食べ物に混ぜる比較とは別。溶解液だけを変えたが、測ったのはカルボシステインを混ぜたあとの苦味(併用薬の混合で出る苦味)で、1 つの薬を食べ物に混ぜる比較とは条件が違う。検定は Steel-Dwass 法 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 溶解液:温泉水 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 4 | 5 | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。この苦味は、溶解液に薬を溶かしたあとカルボシステインを混ぜた混合物の苦味(併用薬の混合で出る苦味)。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は * が p<0.05、** が p<0.01。表のこの対に印は無く、本文にもこの対の苦味の検定の結果の記載は無い(「有意差なし」とは書かない)。 原典の位置: 結果 2、表 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 食品でない溶解液(炭酸水素ナトリウム水・アルカリイオン水・温泉水)で、食べ物に混ぜる比較とは別。溶解液だけを変えたが、測ったのはカルボシステインを混ぜたあとの苦味(併用薬の混合で出る苦味)で、1 つの薬を食べ物に混ぜる比較とは条件が違う。検定は Steel-Dwass 法 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 溶解液:炭酸水素ナトリウム水 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL(服薬補助ゼリーは 25 g) | 2.5 | 5 | 苦味 5 段階の中央値(1 = 弱い … 5 = 強い。12 名。四分位範囲は原典の表) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。この苦味は、溶解液に薬を溶かしたあとカルボシステインを混ぜた混合物の苦味(併用薬の混合で出る苦味)。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は * が p<0.05、** が p<0.01。印は *。 原典の位置: 結果 2、表 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 食品でない溶解液(炭酸水素ナトリウム水・アルカリイオン水・温泉水)で、食べ物に混ぜる比較とは別。溶解液だけを変えたが、測ったのはカルボシステインを混ぜたあとの苦味(併用薬の混合で出る苦味)で、1 つの薬を食べ物に混ぜる比較とは条件が違う。検定は Steel-Dwass 法 | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:炭酸水素ナトリウム水 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL | 4 | 1 | 飲みやすさ 5 段階の中央値(1 = 悪い … 5 = 良い。高いほど飲みやすい。12 名。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は **(* が p<0.05、** が p<0.01)。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、表 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:調製豆乳 対 水道水(クラリスロマイシン) クラリスロマイシン DS 10%(1.5 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL | 4 | 1 | 飲みやすさ 5 段階の中央値(1 = 悪い … 5 = 良い。高いほど飲みやすい。12 名。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は **(* が p<0.05、** が p<0.01)。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、表 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:調製豆乳 対 水道水(アジスロマイシン) アジスロマイシン細粒 10%(2.0 g)を溶解液に溶かし、あとからカルボシステイン DS 50%(0.4 g)を混ぜた。溶解液は総量 1 g あたり 10 mL | 3.5 | 2 | 飲みやすさ 5 段階の中央値(1 = 悪い … 5 = 良い。高いほど飲みやすい。12 名。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Steel-Dwass 法で水道水に溶かした場合と比べ、表の印は *(* が p<0.05、** が p<0.01)。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、表 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。別枠として載せた | |||||
Yoshida ら 2019 官能だけ
Bitterness-Masking Effects of Different Beverages on Zopiclone and Eszopiclone Tablets. Chem Pharm Bull 67(5):404-409 — doi:10.1248/cpb.c18-00502
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の PDF 全文(実験、結果と考察、図 5〜7 の画像)。人の評価の値は図 5 にだけあり、点の概算 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- ゾピクロン錠・エスゾピクロン錠 1 錠を、水か飲料 40 mL に懸濁。飲料は麦茶・スポーツ飲料・乳酸菌飲料・オレンジジュース・単シロップ(8.5% ショ糖液)
- 加工・調理
- 該当しない(懸濁しただけ)
- 出し方・食べ方
- 2 mL を 5 秒口に含み苦味を採点。試料の間は 20 分以上あけ、よくうがい
- 誰が・どの尺度で
- 健康な女性 5 名(30 ± 9 歳)。キニーネ塩酸塩の標準 1〜4 点(等価濃度法)。統計は Tukey(味センサの値)と Spearman(相関)で、人の評価の対ごとの検定は書かれていない
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味の強さ(官能) | スポーツ飲料 対 水(ゾピクロン) ゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | 約 2.5(図 5 の概算) | 約 3.8(図 5 の概算) | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| 向きは図からの概算の大小。人の評価の対ごとの検定は書かれていない(Tukey は味センサの値、Spearman は味センサの推定値と人の評価の相関 r=0.93)。値は図 5 の点の概算 原典の位置: 結果と考察、図 5(人の評価の点) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水と飲料に懸濁し、同じ 5 名が評価したが、人の評価の検定が無く、値は図の概算でエラーバーが広い | |||||
| 苦味の強さ(官能) | オレンジジュース 対 水(ゾピクロン) ゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | 約 3.0(図 5 の概算) | 約 3.8(図 5 の概算) | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| 向きは図からの概算の大小。人の評価の対ごとの検定は書かれていない(Tukey は味センサの値、Spearman は味センサの推定値と人の評価の相関 r=0.93)。値は図 5 の点の概算 原典の位置: 結果と考察、図 5(人の評価の点) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水と飲料に懸濁し、同じ 5 名が評価したが、人の評価の検定が無く、値は図の概算でエラーバーが広い | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 乳酸菌飲料 対 水(ゾピクロン) ゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | 約 2.3(図 5 の概算) | 約 3.8(図 5 の概算) | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| 向きは図からの概算の大小。人の評価の対ごとの検定は書かれていない(Tukey は味センサの値、Spearman は味センサの推定値と人の評価の相関 r=0.93)。値は図 5 の点の概算 原典の位置: 結果と考察、図 5(人の評価の点) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水と飲料に懸濁し、同じ 5 名が評価したが、人の評価の検定が無く、値は図の概算でエラーバーが広い | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 麦茶 対 水(ゾピクロン) ゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | 約 3.4(図 5 の概算) | 約 3.8(図 5 の概算) | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| 向きは図からの概算の大小(差は 0.5 未満で、エラーバーの SD(人のばらつき。図の読み取りの誤差とは別)の範囲に入る)。人の評価の対ごとの検定は書かれていない(Tukey は味センサの値、Spearman は味センサの推定値と人の評価の相関 r=0.93)。値は図 5 の点の概算 原典の位置: 結果と考察、図 5(人の評価の点) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水と飲料に懸濁し、同じ 5 名が評価したが、人の評価の検定が無く、値は図の概算でエラーバーが広い | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 単シロップ(8.5% ショ糖液) 対 水(ゾピクロン) ゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | 約 3.2(図 5 の概算) | 約 3.8(図 5 の概算) | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| 向きは図からの概算の大小。人の評価の対ごとの検定は書かれていない(Tukey は味センサの値、Spearman は味センサの推定値と人の評価の相関 r=0.93)。値は図 5 の点の概算 原典の位置: 結果と考察、図 5(人の評価の点) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水と飲料に懸濁し、同じ 5 名が評価したが、人の評価の検定が無く、値は図の概算でエラーバーが広い | |||||
| 苦味の強さ(官能) | スポーツ飲料 対 水(エスゾピクロン) エスゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | 約 2.0(図 5 の概算) | 約 3.0(図 5 の概算) | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| 向きは図からの概算の大小。人の評価の対ごとの検定は書かれていない(Tukey は味センサの値、Spearman は味センサの推定値と人の評価の相関 r=0.93)。値は図 5 の点の概算 原典の位置: 結果と考察、図 5(人の評価の点) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水と飲料に懸濁し、同じ 5 名が評価したが、人の評価の検定が無く、値は図の概算でエラーバーが広い | |||||
| 苦味の強さ(官能) | オレンジジュース 対 水(エスゾピクロン) エスゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | 約 1.9(図 5 の概算) | 約 3.0(図 5 の概算) | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| 向きは図からの概算の大小。人の評価の対ごとの検定は書かれていない(Tukey は味センサの値、Spearman は味センサの推定値と人の評価の相関 r=0.93)。値は図 5 の点の概算 原典の位置: 結果と考察、図 5(人の評価の点) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水と飲料に懸濁し、同じ 5 名が評価したが、人の評価の検定が無く、値は図の概算でエラーバーが広い | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 乳酸菌飲料 対 水(エスゾピクロン) エスゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | 約 1.8(図 5 の概算) | 約 3.0(図 5 の概算) | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| 向きは図からの概算の大小。人の評価の対ごとの検定は書かれていない(Tukey は味センサの値、Spearman は味センサの推定値と人の評価の相関 r=0.93)。値は図 5 の点の概算 原典の位置: 結果と考察、図 5(人の評価の点) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水と飲料に懸濁し、同じ 5 名が評価したが、人の評価の検定が無く、値は図の概算でエラーバーが広い | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 麦茶 対 水(エスゾピクロン) エスゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | 約 3.0(図 5 の概算) | 約 3.0(図 5 の概算) | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の記載なし |
| 図からの概算が同じ値(約 3.0)。人の評価の検定は無く、苦味が同等だったことを示すものではない(エラーバーの SD も広い)。人の評価の対ごとの検定は書かれていない(Tukey は味センサの値、Spearman は味センサの推定値と人の評価の相関 r=0.93)。値は図 5 の点の概算 原典の位置: 結果と考察、図 5(人の評価の点) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水と飲料に懸濁し、同じ 5 名が評価したが、人の評価の検定が無く、値は図の概算でエラーバーが広い | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 単シロップ(8.5% ショ糖液) 対 水(エスゾピクロン) エスゾピクロン錠 1 錠を水(対照)か飲料 40 mL に懸濁。女性 5 名 | 約 2.3(図 5 の概算) | 約 3.0(図 5 の概算) | キニーネ標準による 0〜4 点の平均(高いほど苦い。5 名。図 5 の点の概算で、読み取りは 0.2 程度の幅。エラーバーは SD で幅が広い) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の記載なし |
| 向きは図からの概算の大小。人の評価の対ごとの検定は書かれていない(Tukey は味センサの値、Spearman は味センサの推定値と人の評価の相関 r=0.93)。値は図 5 の点の概算 原典の位置: 結果と考察、図 5(人の評価の点) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬・同じ量を水と飲料に懸濁し、同じ 5 名が評価したが、人の評価の検定が無く、値は図の概算でエラーバーが広い | |||||
Yoshida ら 2010 官能だけ
Bitterness Suppression of the Kampo Medicine 'Orengedokuto' Using Flavoured Jellies. Chem Pharm Bull 58(4):449-453 — doi:10.1248/cpb.58.449
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の PDF 全文(実験、結果と考察、図 3〜5 の画像)。図の説明(3A は甘味、5A は苦味など)が軸の見出しと入れ替わっているので、軸の見出しに従った(図 3 の左上の図が苦味) 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- 黄連解毒湯エキス顆粒 1 g を、水(対照)かゼリー 20 mL と混ぜた。ゼリーは龍角散の市販品 7 種(チョコレート・ストロベリー・ピーチ・グレープ・ストロベリー&チョコ・コーヒー・レモン)
- 加工・調理
- 30 秒スプーンで均一に混ぜた
- 出し方・食べ方
- 2 mL を 10 秒口に含み、吐き出してうがい
- 誰が・どの尺度で
- よく訓練した健康なボランティア 6 名。苦味はキニーネ標準で 5 段階に採点。Dunnett 検定(対照との比較)。図は平均 ± SEM
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:ストロベリー&チョコゼリー 対 水 黄連解毒湯エキス顆粒 1 g を、水(対照)かゼリー 20 mL と 30 秒混ぜた。龍角散の市販のゼリー | 約 1.6(図 3 の概算) | 約 3.4(図 3 の概算) | 苦味の点(キニーネ標準による 5 段階の平均、高いほど苦い。6 名。値は図 3 の概算。原典は平均 ± SEM) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。Dunnett 検定(対照との比較)で、図 3 の印は ** (p<0.01)。要旨は、チョコレート系のゼリーで苦味が対照より有意に低かったと書く(結果の節は「higher」と逆に書くが、誤記と読んだ。図は水が高い) 原典の位置: 結果と考察(苦味と渋味)、図 3(左上の図) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬を同じ量で水とゼリーに混ぜ、同じ 6 名が評価し、Dunnett 検定の印がある。値は図 3 の概算 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:チョコレートゼリー 対 水 黄連解毒湯エキス顆粒 1 g を、水(対照)かゼリー 20 mL と 30 秒混ぜた。龍角散の市販のゼリー | 約 1.9(図 3 の概算) | 約 3.4(図 3 の概算) | 苦味の点(キニーネ標準による 5 段階の平均、高いほど苦い。6 名。値は図 3 の概算。原典は平均 ± SEM) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。Dunnett 検定で、図 3 の印は * (p<0.05)。本文は「チョコレートまたはストロベリー&チョコ p<0.01」と書き、図の印(チョコレートは *)と食い違う。食い違いのまま残した 原典の位置: 結果と考察(苦味と渋味)、図 3(左上の図) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬を同じ量で水とゼリーに混ぜ、同じ 6 名が評価し、Dunnett 検定の印がある。値は図 3 の概算 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:コーヒー・ピーチ・レモン・グレープ・ストロベリーのゼリー(5 種) 対 水 黄連解毒湯エキス顆粒 1 g を、水(対照)かゼリー 20 mL と 30 秒混ぜた。龍角散の市販のゼリー | 約 2.3〜2.6(図 3 の概算。5 種の幅) | 約 3.4(図 3 の概算) | 苦味の点(キニーネ標準による 5 段階の平均、高いほど苦い。6 名。値は図 3 の概算。原典は平均 ± SEM) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは図からの概算の大小。図 3 に有意の印があるのはストロベリー&チョコとチョコレートだけで、この 5 種には印が無い。Dunnett 検定の方法は書かれているが、この 5 種の結果は本文に無く、「有意差なし」とは書かない 原典の位置: 結果と考察(苦味と渋味)、図 3(左上の図) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ条件の比較だが、この 5 種の検定の結果が示されていない(図に印なし)。値は図 3 の概算で、5 種をまとめた幅 | |||||
城戸ら 2019 官能だけ
食品による生薬製剤のマスキング効果. 日本食品化学学会誌 26(1):68-76 — doi:10.18891/jjfcs.26.1_68
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の全文(結果、表 1、図 1〜4) 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-21。
- 試料
- ガジュツを主とする生薬製剤の粉末 1 g に、水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g を混ぜた。食品は 30 品(練乳・アイス・ピーナッツクリーム・海苔のつくだ煮・みそ汁など)
- 加工・調理
- 該当しない(混ぜただけ)
- 出し方・食べ方
- スプーン 1 さじを 5 秒含んで飲み込み、水でうがい。アイスは冷やし、ほかは室温
- 誰が・どの尺度で
- 3 つの試験がある。スクリーニング: 学生・教員 25 名のうち 20 名で解析(苦味を感じにくかったと推定された 2 名と、データに欠損のあった 3 名を除いた)。30 品をキニーネ標準の苦味 1〜5 点で、水と混ぜた生薬製剤と比べた。図 3 の確認: 粉薬用服薬ゼリーと生薬製剤単独を同じ 5 段階で比べた(16 名)。本試験(図 4): 39 名に五味の識別検査をして選んだ 20 名が、服薬ゼリーと食品 5 品を、生薬製剤単独の苦味を 0 とする −4〜+4 の 9 段階で評価し、3 回繰り返した。検定は Wilcoxon の符号付順位検定と Bonferroni の補正(両側。片側の結果も一部に記載)
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味の強さ(官能) | 練乳 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 2.8 | 4.1 | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Wilcoxon の符号付順位検定、Bonferroni 補正後の両側検定で p<0.05(本文が有意と挙げた食品)。図 1A の個々の印は見ていない。同じ研究の食品の比較は砂糖・塩の頁の kd-food にもある(研究の記録は共通) 原典の位置: 結果と考察 1(スクリーニング)、図 1A 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬を同じ量で水と食品に混ぜ、同じ 20 名が評価し、Bonferroni 補正後の検定がある(30 品のスクリーニングの一部) | |||||
| 苦味の強さ(官能) | バニラアイスクリーム 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 2.9 | 4.1 | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Wilcoxon の符号付順位検定、Bonferroni 補正後の両側検定で p<0.05(本文が有意と挙げた食品)。図 1A の個々の印は見ていない。同じ研究の食品の比較は砂糖・塩の頁の kd-food にもある(研究の記録は共通) 原典の位置: 結果と考察 1(スクリーニング)、図 1A 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬を同じ量で水と食品に混ぜ、同じ 20 名が評価し、Bonferroni 補正後の検定がある(30 品のスクリーニングの一部) | |||||
| 苦味の強さ(官能) | チョコレートアイスクリーム 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 3.0 | 4.1 | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Wilcoxon の符号付順位検定、Bonferroni 補正後の両側検定で p<0.05(本文が有意と挙げた食品)。図 1A の個々の印は見ていない。同じ研究の食品の比較は砂糖・塩の頁の kd-food にもある(研究の記録は共通) 原典の位置: 結果と考察 1(スクリーニング)、図 1A 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬を同じ量で水と食品に混ぜ、同じ 20 名が評価し、Bonferroni 補正後の検定がある(30 品のスクリーニングの一部) | |||||
| 苦味の強さ(官能) | ピーナッツクリーム 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 2.6 | 4.1 | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Wilcoxon の符号付順位検定、Bonferroni 補正後の両側検定で p<0.05(本文が有意と挙げた食品)。図 1A の個々の印は見ていない。同じ研究の食品の比較は砂糖・塩の頁の kd-food にもある(研究の記録は共通) 原典の位置: 結果と考察 1(スクリーニング)、図 1A 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬を同じ量で水と食品に混ぜ、同じ 20 名が評価し、Bonferroni 補正後の検定がある(30 品のスクリーニングの一部) | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 海苔のつくだ煮 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 2.1 | 4.1 | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Wilcoxon の符号付順位検定、Bonferroni 補正後の両側検定で p<0.05(本文が有意と挙げた食品)。図 1A の個々の印は見ていない。同じ研究の食品の比較は砂糖・塩の頁の kd-food にもある(研究の記録は共通) 原典の位置: 結果と考察 1(スクリーニング)、図 1A 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬を同じ量で水と食品に混ぜ、同じ 20 名が評価し、Bonferroni 補正後の検定がある(30 品のスクリーニングの一部) | |||||
| 苦味の強さ(官能) | ミルクココア 対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 図を取得していないので数値は未確認 | 4.1 | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 向きの記載なし 検定あり・有意差なし |
| 本文は、ココアは苦味の抑制に使われるとされるが、スクリーニング試験ではミルクココアに有意な苦味抑制効果は認められなかったと書く。値と対の p 値は本文に無く、図 1A のみ。向きは読まない。有意差が無いことは同じという意味ではない 原典の位置: 結果と考察 1(スクリーニング)、図 1A 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ条件の比較で、本文は有意でないと書くが、値と対の p が本文に無く(図 1A のみ)、向きは読まない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 練乳 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー) 恵命我神散 S 1 g を食品 20 g(または 20 mL)かゼリーと混ぜた。本試験(6 品)。3 回繰り返した | 約 −2.4(図 4 の概算) | 約 −1.4(図 4 の概算。服薬補助ゼリー) | 9 段階の評価(生薬製剤を水に溶かしたものを 0 として、−4 = 苦みが無い … +4 = きわめて苦みが強い)の平均。20 名。値は図 4 の棒の概算 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。図 4 の * は服薬補助ゼリーとの比較(両側検定、* が p<0.05、** が p<0.01)。本文は、5 品とも服薬補助ゼリーより有意に苦味を抑制したと書く。食品ごとの値の概算は図の読み取り。水に溶かしたもの(0)との比較ではない 原典の位置: 結果と考察 2(本試験)、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬を同じ量で食品と服薬ゼリーに混ぜて比べたが、基準が水でなくゼリーで、水に溶かしたものを 0 とした相対評価。値は図 4 の概算 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | バニラアイスクリーム 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー) 恵命我神散 S 1 g を食品 20 g(または 20 mL)かゼリーと混ぜた。本試験(6 品)。3 回繰り返した | 約 −2.6(図 4 の概算) | 約 −1.4(図 4 の概算。服薬補助ゼリー) | 9 段階の評価(生薬製剤を水に溶かしたものを 0 として、−4 = 苦みが無い … +4 = きわめて苦みが強い)の平均。20 名。値は図 4 の棒の概算 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。図 4 の * は服薬補助ゼリーとの比較(両側検定、* が p<0.05、** が p<0.01)。本文は、5 品とも服薬補助ゼリーより有意に苦味を抑制したと書く。食品ごとの値の概算は図の読み取り。水に溶かしたもの(0)との比較ではない 原典の位置: 結果と考察 2(本試験)、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬を同じ量で食品と服薬ゼリーに混ぜて比べたが、基準が水でなくゼリーで、水に溶かしたものを 0 とした相対評価。値は図 4 の概算 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | チョコレートアイスクリーム 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー) 恵命我神散 S 1 g を食品 20 g(または 20 mL)かゼリーと混ぜた。本試験(6 品)。3 回繰り返した | 約 −2.7(図 4 の概算) | 約 −1.4(図 4 の概算。服薬補助ゼリー) | 9 段階の評価(生薬製剤を水に溶かしたものを 0 として、−4 = 苦みが無い … +4 = きわめて苦みが強い)の平均。20 名。値は図 4 の棒の概算 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。図 4 の * は服薬補助ゼリーとの比較(両側検定、* が p<0.05、** が p<0.01)。本文は、5 品とも服薬補助ゼリーより有意に苦味を抑制したと書く。食品ごとの値の概算は図の読み取り。水に溶かしたもの(0)との比較ではない 原典の位置: 結果と考察 2(本試験)、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬を同じ量で食品と服薬ゼリーに混ぜて比べたが、基準が水でなくゼリーで、水に溶かしたものを 0 とした相対評価。値は図 4 の概算 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | ピーナッツクリーム 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー) 恵命我神散 S 1 g を食品 20 g(または 20 mL)かゼリーと混ぜた。本試験(6 品)。3 回繰り返した | 約 −3.5(図 4 の概算) | 約 −1.4(図 4 の概算。服薬補助ゼリー) | 9 段階の評価(生薬製剤を水に溶かしたものを 0 として、−4 = 苦みが無い … +4 = きわめて苦みが強い)の平均。20 名。値は図 4 の棒の概算 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。図 4 の ** は服薬補助ゼリーとの比較(両側検定、* が p<0.05、** が p<0.01)。本文は、5 品とも服薬補助ゼリーより有意に苦味を抑制したと書く。食品ごとの値の概算は図の読み取り。水に溶かしたもの(0)との比較ではない 原典の位置: 結果と考察 2(本試験)、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬を同じ量で食品と服薬ゼリーに混ぜて比べたが、基準が水でなくゼリーで、水に溶かしたものを 0 とした相対評価。値は図 4 の概算 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 海苔のつくだ煮 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー) 恵命我神散 S 1 g を食品 20 g(または 20 mL)かゼリーと混ぜた。本試験(6 品)。3 回繰り返した | 約 −3.1(図 4 の概算) | 約 −1.4(図 4 の概算。服薬補助ゼリー) | 9 段階の評価(生薬製剤を水に溶かしたものを 0 として、−4 = 苦みが無い … +4 = きわめて苦みが強い)の平均。20 名。値は図 4 の棒の概算 | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。図 4 の ** は服薬補助ゼリーとの比較(両側検定、* が p<0.05、** が p<0.01)。本文は、5 品とも服薬補助ゼリーより有意に苦味を抑制したと書く。食品ごとの値の概算は図の読み取り。水に溶かしたもの(0)との比較ではない 原典の位置: 結果と考察 2(本試験)、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬を同じ量で食品と服薬ゼリーに混ぜて比べたが、基準が水でなくゼリーで、水に溶かしたものを 0 とした相対評価。値は図 4 の概算 | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:粉薬用服薬ゼリー(コーヒーゼリー味)対 水(スクリーニング) 恵命我神散 S(ガジュツを主とする市販の胃腸薬)1 g を水 20 mL(対照)か食品 20 mL・20 g と混ぜた。スクリーニング試験(30 品)。25 名のうち、苦味を感じにくいと推定された 2 名(生薬製剤単独の点が 1 か 2)と欠損のある 3 名を解析から除いた | 3.1 | 4.1 | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。20 名。原典は平均 ± SD) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差なし |
| 向きは掲載の値の大小。両側検定(Bonferroni 補正後)では有意でなく、参考に示した片側検定でだけ有意(p<0.05)。有意差が無いことは同じという意味ではない。同じ服薬ゼリーは本試験の行(kd-jelly-m)でも扱う 原典の位置: 結果と考察 1(スクリーニング)、図 1A 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ条件の比較だが、両側検定では有意でなく、片側検定でだけ有意(参考) | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 服薬補助ゼリー:粉薬用服薬ゼリー(コーヒーゼリー味)対 生薬製剤を水に溶かしたもの(本試験の前の確認) 恵命我神散 S 1 g を水 20 mL(単独)かゼリー 20 g と混ぜた。服薬ゼリーと生薬製剤だけを比べた 5 段階の評価。16 名 | 約 2.8(図 3 の概算) | 約 4.2(図 3 の概算) | 苦味 1〜5 点の平均(1 = なし … 5 = 強い。16 名。値は図 3 の棒の概算) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。図 3 の ** は p<0.01(両側検定)。本文は、服薬ゼリーは生薬製剤と比べて有意に苦味を抑制したと書く。この確認のあと、服薬ゼリーを含む 6 品を 9 段階評価の本試験にかけた 原典の位置: 結果と考察 2(本試験)、図 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使える — 同じ薬を同じ量で水と服薬ゼリーに混ぜ、同じ 16 名が評価し、両側検定がある。値は図 3 の概算 | |||||
Haraguchi ら 2011 官能だけ
Synergistic Effects of Sour Taste and Low Temperature in Suppressing the Bitterness of Aminoleban EN. Chem Pharm Bull 59(5):536-540 — doi:10.1248/cpb.59.536
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の PDF 全文(実験、結果と考察、表 1〜3、図の凡例)。図 1 は画像で確かめた(棒の概算と印)。図 3 などほかの図は見ていない 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- Aminoleban EN(原典は肝不全用の栄養剤と記載。分岐鎖アミノ酸を含む)50 g を水 180 mL に懸濁(方法の節の「50 mg」は誤記と読み、導入の 50 g を採った)。香料粉末(コーヒー・緑茶・りんご・フルーツ・梅・パイナップル)3% を加えた組もある。温度は 0〜5 ℃と 25〜30 ℃
- 加工・調理
- 該当しない(懸濁しただけ)
- 出し方・食べ方
- 2 mL を 5 秒口に含んで吐き出し、τ(キニーネ等価の目盛り)で採点
- 誰が・どの尺度で
- 健康な女性 4〜12 名(26 ± 4 歳)。3 群以上は一元配置の分散分析のあと Scheffé 法、2 群は Mann-Whitney の U 検定。図は平均 ± SEM
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味の強さ(官能) | 栄養剤の試料:0〜5 ℃ 対 25〜30 ℃(Aminoleban EN の懸濁液) Aminoleban EN(原典は肝不全用の栄養剤と記載)50 g を水 180 mL に懸濁。香料粉末なしで、温度だけを 0〜5 ℃と 25〜30 ℃に変えた | 約 2.35(図 1 の概算) | 約 2.85(図 1 の概算) | τ(キニーネ等価の目盛り、高いほど苦い。4〜12 名。値は図 1 の棒の概算。原典は平均 ± SEM) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。本文は 0〜5 ℃で 25〜30 ℃より有意に低いと書く。Mann-Whitney の U 検定で、図 1 の †† は p<0.01。香料粉末を加えた 6 組でも、0〜5 ℃は † (p<0.05)で低い。同じ研究の BCAA 溶液で「苦いと答える人が半数になる濃度」は、0〜5 ℃で τ 2.42、25〜30 ℃で 2.08、45〜50 ℃で 2.02(別の測定) 原典の位置: 結果と考察(香料粉末の影響・温度の影響)、図 1 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 原典が栄養剤と記載する Aminoleban EN の懸濁液で、温度だけを変えた。値は図 1 の棒の概算で、原典の呼び方のまま栄養剤の試料として別に扱う | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 栄養剤の試料:りんご・フルーツ・梅・パイナップルの香料粉末(4 種) 対 香料粉末なし(Aminoleban EN) Aminoleban EN(原典は肝不全用の栄養剤と記載)50 g を水 180 mL に懸濁。25〜30 ℃で、香料粉末 3% を加えた | 約 1.7〜2.15(図 1 の概算。4 種の幅) | 約 2.85(図 1 の概算。香料粉末なし) | τ(キニーネ等価の目盛り、高いほど苦い。4〜12 名。値は図 1 の棒の概算。原典は平均 ± SEM) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。図 1 の印は * p<0.05(フルーツ)・** p<0.01(りんご・梅)・*** p<0.001(パイナップル)で、Scheffé 法。食品を混ぜたのでなく、付属の香料粉末(甘味と酸味が強い)を足した試験 原典の位置: 結果と考察(香料粉末の影響・温度の影響)、図 1 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 原典が栄養剤と記載する Aminoleban EN の懸濁液で、付属の香料粉末(食品でない)を足した。値は図 1 の棒の概算で、原典の呼び方のまま栄養剤の試料として別に扱う | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 栄養剤の試料:コーヒーの香料粉末 対 香料粉末なし(Aminoleban EN) Aminoleban EN(原典は肝不全用の栄養剤と記載)50 g を水 180 mL に懸濁。25〜30 ℃で、香料粉末 3% を加えた | 約 2.45(図 1 の概算) | 約 2.85(図 1 の概算。香料粉末なし) | τ(キニーネ等価の目盛り、高いほど苦い。4〜12 名。値は図 1 の棒の概算。原典は平均 ± SEM) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは図からの概算の大小。図 1 の印は * (p<0.05)で、Scheffé 法。本文は緑茶を除くすべての香料粉末で有意に下がったと書き、図の印もコーヒーを含む。図 1 の説明の文は下がったものとして 4 種だけ挙げ、コーヒーを含まない 原典の位置: 結果と考察(香料粉末の影響・温度の影響)、図 1 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 原典が栄養剤と記載する Aminoleban EN の懸濁液で、付属の香料粉末(食品でない)を足した。値は図 1 の棒の概算で、原典の呼び方のまま栄養剤の試料として別に扱う | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 栄養剤の試料:緑茶の香料粉末 対 香料粉末なし(Aminoleban EN) Aminoleban EN(原典は肝不全用の栄養剤と記載)50 g を水 180 mL に懸濁。25〜30 ℃で、香料粉末 3% を加えた | 約 2.8(図 1 の概算) | 約 2.85(図 1 の概算。香料粉末なし) | τ(キニーネ等価の目盛り、高いほど苦い。4〜12 名。値は図 1 の棒の概算。原典は平均 ± SEM) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意差なし |
| 図 1 に印が無く、本文は緑茶の香料粉末だけは苦味を有意に下げなかったと書く(緑茶自体が苦いためと著者は考える)。向きは図からの概算の大小(差は約 0.05 で、読み取りの誤差に近い)。有意差が無いことは同じという意味ではない 原典の位置: 結果と考察(香料粉末の影響・温度の影響)、図 1 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 原典が栄養剤と記載する Aminoleban EN の懸濁液で、付属の香料粉末(食品でない)を足した。値は図 1 の棒の概算で、原典の呼び方のまま栄養剤の試料として別に扱う | |||||
須貝ら 2026 官能だけ
服薬アドヒアランス向上を目的とした中学生の食品による苦味マスキング官能評価 (Sensory Evaluation of Food-Based Bitterness Masking in Junior High School Students Aimed at Improving Medication Adherence). 医療薬学 (Japanese Journal of Pharmaceutical Health Care and Sciences) 52(7):403-414 — doi:10.5649/jjphcs.52.403
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の全文(結果、表 1、図 3・5)。食品ごとの値は図だけで、図は見ていない 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-21。
- 試料
- ゴーヤ粉末 1.0 g に、常温の水(対照)か食品 10 mL・10 g を混ぜた。食品は 9 品(チョコレートシロップ・練乳・こしあん・のり佃煮・みそ汁・レモンジュース・無糖ヨーグルト・生クリーム・無塩バター)
- 加工・調理
- 該当しない(混ぜただけ)
- 出し方・食べ方
- 約 1 mL・1 g を 5 秒含み、原則は吐き出す。全員同じ順で、盲検でない
- 誰が・どの尺度で
- 中学生 40 名と教員 23 名。苦味は 0〜10 の 11 段階。Friedman 検定、Wilcoxon の符号付順位検定と Holm 補正
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味の強さ(官能) | 薬でない試料:チョコレートシロップ・のり佃煮・みそ汁・練乳・こしあん・無塩バター・生クリーム(7 品) 対 常温の水(中学生) ゴーヤ粉末 1.0 g(苦い食品のモデル。薬でない)を、常温の水(対照)か食品 10 mL・10 g と混ぜた。非盲検、全員が同じ順。中学生 40 名 | 図を取得していないので数値は未確認 | 8[8–9](常温の水) | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(7 品とも常温の水より有意に低い、Holm 補正後 P<0.001)。Wilcoxon の符号付順位検定、Holm 補正(常温の水との比較)。値は図にあり、箱の値は読んでいない。同じ研究の食品の比較は砂糖・塩の頁の sg-food にもある(研究の記録は共通) 原典の位置: 結果 5(食品)、図 5 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 苦味のモデル食品(ゴーヤ粉末。薬でない)を水と食品に混ぜて比べた。非盲検で、全員が同じ順。値は図にあり読んでいない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 薬でない試料:レモンジュース(水で 1 対 1 に希釈)・無糖ヨーグルト 対 常温の水(中学生) ゴーヤ粉末 1.0 g(苦い食品のモデル。薬でない)を、常温の水(対照)か食品 10 mL・10 g と混ぜた。非盲検、全員が同じ順。中学生 40 名 | 図を取得していないので数値は未確認 | 8[8–9](常温の水) | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 向きの記載なし 検定あり・有意差なし |
| 本文は、中学生ではこの 2 品に有意な差が認められなかったと書く。値が図にあり向きは読まない。有意差が無いことは同じという意味ではない。Wilcoxon の符号付順位検定、Holm 補正(常温の水との比較)。値は図にあり、箱の値は読んでいない。同じ研究の食品の比較は砂糖・塩の頁の sg-food にもある(研究の記録は共通) 原典の位置: 結果 5(食品)、図 5 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 苦味のモデル食品(ゴーヤ粉末。薬でない)を水と食品に混ぜて比べた。非盲検で、全員が同じ順。値は図にあり読んでいない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 薬でない試料:食品 9 品(上の 7 品とレモンジュース・無糖ヨーグルト) 対 常温の水(教員) ゴーヤ粉末 1.0 g(苦い食品のモデル。薬でない)を、常温の水(対照)か食品 10 mL・10 g と混ぜた。非盲検、全員が同じ順。教員 23 名 | 図を取得していないので数値は未確認 | 6[5–7](常温の水) | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(9 品とも常温の水より有意に低い、Holm 補正後 P<0.05)。Wilcoxon の符号付順位検定、Holm 補正(常温の水との比較)。値は図にあり、箱の値は読んでいない。同じ研究の食品の比較は砂糖・塩の頁の sg-food にもある(研究の記録は共通) 原典の位置: 結果 5(食品)、図 5 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 苦味のモデル食品(ゴーヤ粉末。薬でない)を水と食品に混ぜて比べた。非盲検で、全員が同じ順。値は図にあり読んでいない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 薬でない試料:冷水(2〜4 ℃) 対 常温水(23〜25 ℃)(中学生) ゴーヤ粉末 1.0 g をミネラルウォーター 10 mL に混ぜ、水の温度を常温(23〜25 ℃)・冷(2〜4 ℃)・温(48〜50 ℃)に変えた。非盲検。中学生 40 名 | 図を取得していないので数値は未確認 | 8[8–9](常温水) | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(冷水・温水とも常温水より有意に高い。Friedman 検定のあと Wilcoxon の符号付順位検定、Holm 補正後 P<0.01)。冷水と温水の間は有意差なし。値は図 3A にあり読んでいない。この温度の比較は砂糖・塩の頁に無く、この問いで新しく作った 原典の位置: 結果 3(温度条件)、図 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 苦味のモデル食品(ゴーヤ粉末。薬でない)を混ぜた水の温度だけを変えた。非盲検で、全員が同じ順。値は図にあり読んでいない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 薬でない試料:温水(48〜50 ℃) 対 常温水(23〜25 ℃)(中学生) ゴーヤ粉末 1.0 g をミネラルウォーター 10 mL に混ぜ、水の温度を常温(23〜25 ℃)・冷(2〜4 ℃)・温(48〜50 ℃)に変えた。非盲検。中学生 40 名 | 図を取得していないので数値は未確認 | 8[8–9](常温水) | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)の方が苦い 検定あり・有意 |
| 向きは本文の記述(冷水・温水とも常温水より有意に高い。Friedman 検定のあと Wilcoxon の符号付順位検定、Holm 補正後 P<0.01)。冷水と温水の間は有意差なし。値は図 3A にあり読んでいない。この温度の比較は砂糖・塩の頁に無く、この問いで新しく作った 原典の位置: 結果 3(温度条件)、図 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 苦味のモデル食品(ゴーヤ粉末。薬でない)を混ぜた水の温度だけを変えた。非盲検で、全員が同じ順。値は図にあり読んでいない | |||||
| 苦味の強さ(官能) | 薬でない試料:常温水・冷水・温水の 3 条件全体(教員) ゴーヤ粉末 1.0 g をミネラルウォーター 10 mL に混ぜ、水の温度を常温(23〜25 ℃)・冷(2〜4 ℃)・温(48〜50 ℃)に変えた。非盲検。教員 23 名 | 冷水・温水:図を取得していないので数値は未確認 | 6[5–7](常温水) | NRS 0〜10(高いほど苦い)の中央値(原典は中央値[四分位範囲]) | 向きの記載なし 検定あり・有意差なし |
| 本文は、教員では温度条件による苦味スコアに有意な差が認められなかったと書く(3 条件全体の Friedman 検定)。冷水対常温水・温水対常温水の個別の対の検定は、全体で有意差が出たときだけ行う方法で、教員では結果が示されていない。冷水・温水の値は図 3B にあり読んでいない。有意差が無いことは同じという意味ではない 原典の位置: 結果 3(温度条件)、図 3 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 苦味のモデル食品(ゴーヤ粉末。薬でない)を混ぜた水の温度だけを変えた。非盲検で、全員が同じ順。値は図にあり読んでいない | |||||
Orubu ら 2022 嫌悪
Evaluating the Taste Masking Ability of Two Novel Dispersible Tablet Platforms Containing Zinc Sulfate and Paracetamol Reconstituted in a Breast Milk Substitute. Pharmaceutics 14(2):420 — doi:10.3390/pharmaceutics14020420
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — Europe PMC の全文(方法、結果、表 1・2)。図 1〜3 は見ていない 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- 亜鉛(原典の書き方で、再構成後の有効成分の理論濃度 2 mg/mL。配合は硫酸亜鉛七水和物)またはパラセタモール(12 mg/mL)を含む分散錠の粉末ブレンド(乳糖基剤 T1・マンニトール基剤 T2)を、水か乳児用ミルク(Aptamil 1)10 mL に溶かした。試料量は表 1 の説明で 300 mg、方法の本文で 330 mg と書き、論文の中で食い違う
- 加工・調理
- 10 秒振って均一にした
- 出し方・食べ方
- スワール・アンド・スピット(5 秒、吐き出す)。2 日に分けて 1 日 9 試料、10 分間隔。盲検
- 誰が・どの尺度で
- 若い健康な成人 20 名(18〜40 歳、ロンドン大学の学生)。「嫌悪(aversion)」を 10 cm の VAS で 0〜100 に採点(校正用の水を 0 とした)。水とミルクを Wilcoxon の符号付順位検定で比べた。多重比較の補正の記載は読んだ範囲に無い
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 嫌悪の強さ(官能の評点。苦味の強さではない) | 乳児用ミルク 対 水(亜鉛・マンニトール基剤(T2)の分散錠) 亜鉛(原典の書き方で、有効成分の理論濃度 2 mg/mL。配合は硫酸亜鉛七水和物)を含む分散錠の粉末ブレンドを、水(対照)か乳児用ミルク 10 mL に溶かした | 43.95 | 60.15 | 嫌悪(aversion)の VAS 0〜100(校正用の水を 0 とした、高いほど嫌悪が強い。20 名。原典は平均(SD)。苦味の強さの点ではない) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。本文は p=0.02、表は 0.015と書く。p=0.015。Wilcoxon の符号付順位検定(水とミルク)。4 つの比較で多重比較の補正の記載は読んだ範囲に無く、p が 0.05 未満なのは亜鉛・マンニトール基剤の 1 つだけ。測ったのは苦味でなく嫌悪(プラセボは 50 未満で「嫌悪でない」) 原典の位置: 結果 3.2、表 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 同じ基剤・同じ薬を水とミルクに溶かして同じ 20 名が評価したが、測ったのは嫌悪の点で、苦味の強さではないので、この問いの比較には使わず、嫌悪の比較として記録した | |||||
| 嫌悪の強さ(官能の評点。苦味の強さではない) | 乳児用ミルク 対 水(亜鉛・乳糖基剤(T1)の分散錠) 亜鉛(原典の書き方で、有効成分の理論濃度 2 mg/mL。配合は硫酸亜鉛七水和物)を含む分散錠の粉末ブレンドを、水(対照)か乳児用ミルク 10 mL に溶かした | 48.60 | 56.75 | 嫌悪(aversion)の VAS 0〜100(校正用の水を 0 とした、高いほど嫌悪が強い。20 名。原典は平均(SD)。苦味の強さの点ではない) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| 向きは掲載の値の大小。p=0.263。Wilcoxon の符号付順位検定(水とミルク)。4 つの比較で多重比較の補正の記載は読んだ範囲に無く、p が 0.05 未満なのは亜鉛・マンニトール基剤の 1 つだけ。測ったのは苦味でなく嫌悪(プラセボは 50 未満で「嫌悪でない」) 原典の位置: 結果 3.2、表 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 同じ基剤・同じ薬を水とミルクに溶かして同じ 20 名が評価したが、測ったのは嫌悪の点で、苦味の強さではないので、この問いの比較には使わず、嫌悪の比較として記録した | |||||
| 嫌悪の強さ(官能の評点。苦味の強さではない) | 乳児用ミルク 対 水(パラセタモール・乳糖基剤(T1)の分散錠) パラセタモール(12 mg/mL)を含む分散錠の粉末ブレンドを、水(対照)か乳児用ミルク 10 mL に溶かした | 77.90 | 73.70 | 嫌悪(aversion)の VAS 0〜100(校正用の水を 0 とした、高いほど嫌悪が強い。20 名。原典は平均(SD)。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| 向きは掲載の値の大小。数値はミルクの方が高め。p=0.344。Wilcoxon の符号付順位検定(水とミルク)。4 つの比較で多重比較の補正の記載は読んだ範囲に無く、p が 0.05 未満なのは亜鉛・マンニトール基剤の 1 つだけ。測ったのは苦味でなく嫌悪(プラセボは 50 未満で「嫌悪でない」) 原典の位置: 結果 3.2、表 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 同じ基剤・同じ薬を水とミルクに溶かして同じ 20 名が評価したが、測ったのは嫌悪の点で、苦味の強さではないので、この問いの比較には使わず、嫌悪の比較として記録した | |||||
| 嫌悪の強さ(官能の評点。苦味の強さではない) | 乳児用ミルク 対 水(パラセタモール・マンニトール基剤(T2)の分散錠) パラセタモール(12 mg/mL)を含む分散錠の粉末ブレンドを、水(対照)か乳児用ミルク 10 mL に溶かした | 81.20 | 72.70 | 嫌悪(aversion)の VAS 0〜100(校正用の水を 0 とした、高いほど嫌悪が強い。20 名。原典は平均(SD)。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| 向きは掲載の値の大小。数値はミルクの方が高め。p=0.121。Wilcoxon の符号付順位検定(水とミルク)。4 つの比較で多重比較の補正の記載は読んだ範囲に無く、p が 0.05 未満なのは亜鉛・マンニトール基剤の 1 つだけ。測ったのは苦味でなく嫌悪(プラセボは 50 未満で「嫌悪でない」) 原典の位置: 結果 3.2、表 2 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 同じ基剤・同じ薬を水とミルクに溶かして同じ 20 名が評価したが、測ったのは嫌悪の点で、苦味の強さではないので、この問いの比較には使わず、嫌悪の比較として記録した | |||||
Bennett ら 2012 官能だけ
Using milk fat to reduce the irritation and bitter taste of ibuprofen. Chemosens Percept 5(3-4):231-236 — doi:10.1007/s12078-012-9128-6
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — PMC の著者原稿の全文(方法、結果と考察、表 1)。図 1 は見ていない 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- イブプロフェンナトリウム 2.50%(121.2 mM)を、脱脂乳(脂肪 0.12〜0.36%)・全乳(3.40〜3.42%)・ハーフ&ハーフ(10.58〜10.76%)に溶かした 10 mL。4 ℃で提示。水の対照は、見た目と風味が変わるため意図して置かなかった
- 加工・調理
- 該当しない(溶かしただけ)
- 出し方・食べ方
- 10 mL を口に含んで頭を後ろに傾け、咽の奥に 5 秒置いてから 2 回に分けて飲み込み、直後に gLMS で「咽の刺激」と「苦味」を 1 回採点。最初に捨て試料(全乳のキニーネ)、3 つの試料は無作為の順
- 誰が・どの尺度で
- 健康な非喫煙の成人 50 名(男 13、18〜45 歳)。gLMS。反復測定の分散分析(脂肪量と試料の位置)。対ごとの計画比較は補正なしの t 検定
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味の強さ(官能) | 脂肪量の違う牛乳どうし:脱脂乳・全乳・ハーフ&ハーフの 3 条件全体(水の対照なし) イブプロフェンナトリウム 2.50%(121.2 mM)を、脱脂乳(脂肪 0.12〜0.36%)・全乳(3.40〜3.42%)・ハーフ&ハーフ(10.58〜10.76%)に溶かした 10 mL を 4 ℃で提示。50 名 | 全乳・ハーフ&ハーフ:図を取得していないので数値は未確認 | 脱脂乳:図を取得していないので数値は未確認 | gLMS(飲み込んだ直後に 1 回採点、高いほど強い。50 名) | 向きの記載なし 検定あり・有意差なし |
| 3 条件全体の脂肪量の効果は有意でない(反復測定の分散分析 F(2,96)=1.58、p=0.21)。ハーフ&ハーフ対脱脂乳など、個別の対の苦味の検定の結果は報告されていない。値は図 1B のみ。試料の位置の効果は有意(F(2,96)=3.71、p=0.028。最後の試料は最後から 2 番目より低い、p=0.007)。水相のイブプロフェン量は脂肪量で異なり(F(2,6)=5.0、p=0.05。全乳が脱脂乳・ハーフ&ハーフより低い、p=0.03)、脂肪への分配では説明できないと著者は書く。咽の刺激は別の項目(ハーフ&ハーフが脱脂乳より低い、p=0.027)で、この行ではない。水の対照が無いので、牛乳に混ぜると苦味が下がるかには答えない。有意差が無いことは同じという意味ではない 原典の位置: 結果と考察(苦味の評価)、図 1B(図は取得していない)、表 1 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 限られる — 同じ薬で牛乳の脂肪量だけを変えたが、水の対照が無く、牛乳に混ぜたか否かの比較ではない。値は図 1B のみ | |||||
Forman ら 2021 官能だけ
Palatability and Swallowability of Pimavanserin When Mixed with Selected Food Vehicles: An Exploratory Open-Label Crossover Study. Geriatrics 6(2):61 — doi:10.3390/geriatrics6020061
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — Europe PMC の全文(方法、結果の本文)。図 2・3 は見ていない 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- ピマバンセリン 34 mg カプセルの内容物を、アップルソース・チョコレートプリン・ヨーグルト・バニラ味の Ensure のいずれか約 15 mL に混ぜた。混ぜない対照も水の対照もない
- 加工・調理
- 該当しない(混ぜただけ)。4 通りのラテン方格のクロスオーバー、非盲検
- 出し方・食べ方
- 服用して評価。苦味は 1〜5 点(1 = 苦味なし、5 = 極めて苦い)で、1〜2 点を「好意的」とした
- 誰が・どの尺度で
- 60 歳以上の健康な高齢者 18 名(平均 65.2 歳、女 9 名。パート 1a の 2 名とパート 2 の 16 名)。検定なしの探索的な記述のみ
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 苦味が「なし〜わずか」と答えた人数(官能。多いほど苦くないと答えた人が多い。強さの評点ではない) | 食品どうし:チョコレートプリン・Ensure・ヨーグルト 対 アップルソース(水・混ぜない対照なし) ピマバンセリン 34 mg カプセルの内容物を、アップルソース・チョコレートプリン・ヨーグルト・バニラ味の Ensure のいずれか約 15 mL に混ぜた。60 歳以上の 18 名、4 通りのクロスオーバー、非盲検 | チョコレートプリン 14/18 名・Ensure 14/18 名・ヨーグルト 8/18 名 | アップルソース 9/18 名 | 苦味が「なし〜わずか」(1〜2 点)と答えた人数(1〜5 点の評点を人数にしたもの。苦味の強さの点ではない) | 組み合わせで変わる 検定の記載なし |
| 検定の記載なし(探索的・記述のみ)。向きは人数の多少で、チョコレートプリンと Ensure はアップルソースより多く、ヨーグルトは少ない。苦味が「なし〜わずか」と答えた人は、チョコレートプリンと Ensure が 14 名(78%)、アップルソースが 9 名(50%)、ヨーグルトが 8 名(44%)。食品どうしの記述で、水や混ぜない薬との比較は無いので、混ぜると和らぐかには答えない。味の総合は別の評点 原典の位置: 結果 3.4.1(本文)、図 3C 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 食品どうしの記述で、水・混ぜない薬との比較も検定も無い。この問いの比較には使わず、記録として載せた | |||||
河瀬ら 2023 飲みやすさ
デカドロンⓇエリキシルの服薬コンプライアンス向上に関する検討 (A study on improving medication compliance with DECADRON Ⓡ elixir). 日本小児臨床薬理学会雑誌 36(1):82-86 — doi:10.69325/jdpt.36.1_82
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の PDF 全文(対象と方法、結果、考察)。図 1 は文字化けで読めず、本文の値を使った 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- デキサメタゾンエリキシル(デカドロン 0.01%)と食品 20 品を 1:1 で混合。液体はティースプーンにスポイドで 1〜2 滴、固形はティースプーン 1 杯
- 加工・調理
- 該当しない(混ぜただけ)
- 出し方・食べ方
- 1 人ずつ口に含み、飲みやすさを 0〜3 点(3 = 非常に飲みやすい、2 = 風味は残るが飲みやすい、1 = やや飲みにくい、0 = 飲みにくい)で判定
- 誰が・どの尺度で
- 広島市立舟入市民病院の職員等 10 名(20 歳代 1・30 歳代 3・40 歳代 4・50 歳代 2)。平均。Kruskal-Wallis 検定、多重比較は Steel-Dwass 法。エリキシル単独は評価していない
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:イチゴジャム 対 味噌汁(エリキシルと 1:1。エリキシル単独の評価なし) デキサメタゾンエリキシル(0.01%)と食品 20 品を 1:1 で混合。職員等 10 名が 1 人ずつ評価 | 2.6 | 0.1 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。10 名。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Kruskal-Wallis 検定のあと Steel-Dwass 法で食品どうしを比べた。イチゴジャム・ピーチネクターと味噌汁の差は p<0.01、ほかの対(抹茶ラテ・リンゴジュース・コーンスープなど)は p<0.05。エリキシル単独の評価が無く、著者も混ぜて良くなったかの比較はできなかったと書く。値の範囲は 20 品のうち最高(2.6)と最低(0.1) 原典の位置: 結果、図 1(本文の値) 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、エリキシル単独の対照も無い。別枠として載せた | |||||
安永ら 2024 飲みやすさ
デカドロンⓇエリキシルの服薬コンプライアンス向上に関する検討(第2報)―小児における服薬に関するアンケート結果と官能検査― (A study on improving medication compliance with DECADRONⓇ elixir (part2): results of questionnaire on medication in children and taste test). 日本小児臨床薬理学会雑誌 37(1):55-61 — doi:10.69325/jdpt.37.1_55
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の PDF 全文(対象と方法、結果、考察、図 4)。アンケートの小児の回答 32 名は行にしていない 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- デキサメタゾンエリキシル単独と、冷蔵(家庭用冷蔵庫で 24 時間)・水で 1.5 倍に希釈・水で 2 倍に希釈・食パン・麦茶・緑茶・カルピス原液・アクエリアス・チョコレートソース・ハチミツの計 11 品。食品・飲料とは 1:1 で混合(水は別の割合も)
- 加工・調理
- 該当しない(混ぜただけ)。冷蔵の組だけ冷やした
- 出し方・食べ方
- 液体はティースプーンにスポイドで 1〜2 滴、固形は 1 杯を口に含んで嚥下。飲みやすさを 0〜3 点(Kawase ら 2023 と同じ)で判定。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準
- 誰が・どの尺度で
- 広島市立舟入市民病院の薬剤師 9 名(30・40・50 歳代各 3 名)。平均。Kruskal-Wallis 検定(p=0.020451)、多重比較は Steel 法(エリキシル単独との比較、p<0.05)
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:ハチミツ 対 エリキシル単独(薬剤師 9 名の評価) デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 2.44 | 1.33 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意 |
| 向きは掲載の値の大小。Kruskal-Wallis 検定(p=0.020451)のあと、Steel 法でエリキシル単独と比べ、有意だったのは 1 品(このハチミツ)で p<0.05(図 4 の * )。評価したのは 30〜50 歳代の薬剤師 9 名で、小児ではない。これとは別に、原典に載る保護者向けの情報提供書には、ハチミツは 1 歳以上に限り 0 歳児には使用しないという注意がある(原典の記載で、試験の対象の年齢ではない)。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。単独との比較の形は取っている。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:チョコレートソース 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 2.44 | 1.33 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。Steel 法(エリキシル単独との比較)の方法は書かれているが、本文と図 4 で単独との比較で有意と示されたのは 1 品だけで、この比較の結果は示されていない(「有意差なし」とは書かない)。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。単独との比較の形は取っている。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:アクエリアス 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 2.11 | 1.33 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。Steel 法(エリキシル単独との比較)の方法は書かれているが、本文と図 4 で単独との比較で有意と示されたのは 1 品だけで、この比較の結果は示されていない(「有意差なし」とは書かない)。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。単独との比較の形は取っている。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:水で 2 倍に希釈 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 1.89 | 1.33 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。Steel 法(エリキシル単独との比較)の方法は書かれているが、本文と図 4 で単独との比較で有意と示されたのは 1 品だけで、この比較の結果は示されていない(「有意差なし」とは書かない)。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。単独との比較の形は取っている。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:カルピス原液 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 1.78 | 1.33 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。Steel 法(エリキシル単独との比較)の方法は書かれているが、本文と図 4 で単独との比較で有意と示されたのは 1 品だけで、この比較の結果は示されていない(「有意差なし」とは書かない)。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。単独との比較の形は取っている。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:麦茶・緑茶(どちらも同じ値) 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 1.67 | 1.33 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。Steel 法(エリキシル単独との比較)の方法は書かれているが、本文と図 4 で単独との比較で有意と示されたのは 1 品だけで、この比較の結果は示されていない(「有意差なし」とは書かない)。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。単独との比較の形は取っている。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:水で 1.5 倍に希釈 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 1.56 | 1.33 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。Steel 法(エリキシル単独との比較)の方法は書かれているが、本文と図 4 で単独との比較で有意と示されたのは 1 品だけで、この比較の結果は示されていない(「有意差なし」とは書かない)。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。単独との比較の形は取っている。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:食パン 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシルを、食品・飲料と 1:1 で混合(水は別の割合も)。薬剤師 9 名が 1 人ずつ評価 | 1.33 | 1.33 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 掲載の値が同じ(同等を示した検定ではない) 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。Steel 法(エリキシル単独との比較)の方法は書かれているが、本文と図 4 で単独との比較で有意と示されたのは 1 品だけで、この比較の結果は示されていない(「有意差なし」とは書かない)。掲載の平均値が同じ(1.33)で、飲みやすさが同等だったことを示す検定ではない。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。単独との比較の形は取っている。別枠として載せた | |||||
| 飲みやすさ(官能の評点。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:冷蔵(24 時間冷やした) 対 エリキシル単独 デキサメタゾンエリキシル単独を家庭用冷蔵庫で 24 時間冷やした試料と、冷やしていない単独の試料を比べた(食品・飲料とは混ぜていない)。薬剤師 9 名がそれぞれ評価 | 1.11 | 1.33 | 飲みやすさ 0〜3 点の平均(3 = 非常に飲みやすい。高いほど飲みやすい。9 名。2 点以上を「飲みやすい」とする著者の基準。苦味の強さの点ではない) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定の方法は記載あり・この比較の結果は記載なし |
| 向きは掲載の値の大小。Steel 法(エリキシル単独との比較)の方法は書かれているが、本文と図 4 で単独との比較で有意と示されたのは 1 品だけで、この比較の結果は示されていない(「有意差なし」とは書かない)。飲みやすさの値で、苦味の強さの行とは別 原典の位置: 結果 2、図 4 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく飲みやすさの点で、この問いの比較には使わない。単独との比較の形は取っている。別枠として載せた | |||||
十川ら 2025 服用率
小児患者における嗜好品混合によるレボセチリジン塩酸塩ドライシロップの飲みやすさ探索試験 (An exploratory study on the palatability of levocetirizine hydrochloride dry syrup mixed with flavored vehicles in pediatric patients). 日本小児臨床薬理学会雑誌 38(1):88-95 — doi:10.69325/jdpt.38.1_88
- 原文の確認の深さ
- 全文で確認 — J-STAGE の PDF 全文(対象と方法、結果、表 1、図 2 の画像)。図 3 の服用感のレーダーチャートは数値も検定も読めない。誌面の年は 2025 確かめた者: LLM(読み取りの係が抜き出し、別の者が原典で照合。人の確認は無い)、2026-10-22。
- 試料
- レボセチリジン塩酸塩 DS 0.5%(いちごミルク風味、後発品)を、飲料・食品 15 mL と混ぜ、混合後 5 分以内に服用するよう説明した。6 か月以上 1 歳未満は天然水・麦茶・オレンジジュース・リンゴジュースの 4 品、1 歳以上はさらにスポーツ飲料・牛乳・チョコアイス・バニラアイス・ゼリー・ヨーグルトを加えた 10 品。品目はくじで 1 人 1 品に割り付けた
- 加工・調理
- 該当しない(混ぜただけ)
- 出し方・食べ方
- 3 日間、保護者が「内服チェックシート」に記入。服用率は「すべて内服できた」を 100%、「半分程度」を 50%、「ほぼ内服できなかった」を 0% として算出。服用感(甘味・苦味・後味・溶けやすさ・飲みやすさ・保護者から見た様子)は顔のスケールの 5 段階
- 誰が・どの尺度で
- 小児 79 名(6 か月以上 1 歳未満 21、1 歳以上 58)。脱落を除く解析は計 73 名(6 か月以上 1 歳未満 19 名・1 歳以上 3 歳未満 35 名・3 歳以上 7 歳未満 19 名)。服用率を Scheffé の多重比較法で水と比べた。品目ごとの人数は本文に無い
| 測ったもの | 比べた組・条件 | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた) | 単位 | 向き・検定 |
|---|---|---|---|---|---|
| 服用率(飲めた割合。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:バニラアイス 対 天然水(1 歳以上 3 歳未満) レボセチリジン DS 0.5% を、水か食品・飲料 15 mL と混ぜ、混合後 5 分以内に服用するよう説明して 3 日間。1 人 1 品の割り付け。1 歳以上 3 歳未満(解析は 35 名) | 100(本文) | 80 台(本文) | 服用率(%)(「すべて内服できた」を 100、「半分程度」を 50、「ほぼ内服できなかった」を 0 として 3 日分から算出。高いほど飲めた割合が大きい。小児。苦味の強さの点ではない) | 混ぜた・変えた条件(行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| 向きは掲載の値の大小。本文は、バニラアイスが 100%、天然水・牛乳・ヨーグルトが 80% 台と書く。この年齢群で水と 9 品の服用率の間に有意な差は見られなかった(p=0.81)。Scheffé の多重比較法で、各年齢群の水と食品・飲料の服用率を比べた(本文は NS と書く)。品目ごとの人数は本文に無く、少人数になる(著者も限界に書く)。この行は、各年齢群で水と比べた品目のうち、本文が最高または最低と書く 1 品を選んだ(品目をすべては載せていない)。同じ年齢群の中の比較で、年齢群をまたぐ比較ではない。服用感(苦味を含む 5 段階の顔のスケール)は図 3 のレーダーチャートにあり、数値も検定も読めない 原典の位置: 結果 2(服用率)、図 2B 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく服用率で、品目ごとの人数も少ない。この問いの比較には使わない。別枠として載せた | |||||
| 服用率(飲めた割合。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:ヨーグルト 対 天然水(3 歳以上 7 歳未満) レボセチリジン DS 0.5% を、水か食品・飲料 15 mL と混ぜ、混合後 5 分以内に服用するよう説明して 3 日間。1 人 1 品の割り付け。3 歳以上 7 歳未満(解析は 19 名) | 約 55(図 2C の概算。本文は「低い」) | 100(本文) | 服用率(%)(「すべて内服できた」を 100、「半分程度」を 50、「ほぼ内服できなかった」を 0 として 3 日分から算出。高いほど飲めた割合が大きい。小児。苦味の強さの点ではない) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| 向きは図からの概算の大小。本文は、天然水・麦茶・オレンジジュース・牛乳・バニラアイスが 100%、スポーツ飲料・リンゴジュース・ヨーグルトは服用率が低いと書く。この年齢群で水と 9 品の服用率の間に有意な差は見られなかった(p=0.12)。Scheffé の多重比較法で、各年齢群の水と食品・飲料の服用率を比べた(本文は NS と書く)。品目ごとの人数は本文に無く、少人数になる(著者も限界に書く)。この行は、各年齢群で水と比べた品目のうち、本文が最高または最低と書く 1 品を選んだ(品目をすべては載せていない)。同じ年齢群の中の比較で、年齢群をまたぐ比較ではない。服用感(苦味を含む 5 段階の顔のスケール)は図 3 のレーダーチャートにあり、数値も検定も読めない 原典の位置: 結果 2(服用率)、図 2C 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく服用率で、品目ごとの人数も少ない。この問いの比較には使わない。別枠として載せた | |||||
| 服用率(飲めた割合。苦味の強さではない) | 飲みやすさ・服用率:麦茶 対 天然水(6 か月以上 1 歳未満) レボセチリジン DS 0.5% を、水か飲料 15 mL と混ぜ、混合後 5 分以内に服用するよう説明して 3 日間。1 人 1 品の割り付け。6 か月以上 1 歳未満(解析は 19 名) | 約 80(図 2A の概算) | 約 93(図 2A の概算。本文は「天然水が高く、オレンジジュース・リンゴジュース・麦茶と続く」) | 服用率(%)(「すべて内服できた」を 100、「半分程度」を 50、「ほぼ内服できなかった」を 0 として 3 日分から算出。高いほど飲めた割合が大きい。小児。苦味の強さの点ではない) | 比べた基準(多くは水や薬だけ。行ごとに書いた)が高い 検定あり・有意差なし |
| 向きは図からの概算の大小。この年齢群で水と 3 品の服用率の間に有意な差は見られなかった(p=0.63)。Scheffé の多重比較法で、各年齢群の水と食品・飲料の服用率を比べた(本文は NS と書く)。品目ごとの人数は本文に無く、少人数になる(著者も限界に書く)。この行は、各年齢群で水と比べた品目のうち、本文が最高または最低と書く 1 品を選んだ(品目をすべては載せていない)。同じ年齢群の中の比較で、年齢群をまたぐ比較ではない。服用感(苦味を含む 5 段階の顔のスケール)は図 3 のレーダーチャートにあり、数値も検定も読めない 原典の位置: 結果 2(服用率)、図 2A 同じ薬(または同じ苦い試料)で、混ぜる食べ物・飲み物・ゼリー・溶解液・希釈・温度だけを変えたとき、人が感じる苦味の強さが変わるかの比較に: 使えない — 測ったのは苦味の強さでなく服用率で、品目ごとの人数も少ない。この問いの比較には使わない。別枠として載せた | |||||
実験の中で確かめられたこと
同じ研究の中の比較で観察された結果だけを書く。検定が示されていない結果は、そのとおりに書く。
- クラリスロマイシン DS とカルボシステイン DS の混合物では、溶解液を炭酸水素ナトリウム水か調製豆乳にすると、水道水の 5 に対して苦味の中央値が 2 になり、有意だった(印 **、井上ら 2020)。服薬補助ゼリーと、アルカリイオン水・温泉水は中央値が 5 で水道水と同じ値だった(表に印は無く、この対の検定の結果は記載が無い)。アジスロマイシンでは、炭酸水素ナトリウム水が 2.5(印 *)、調製豆乳も中央値は同じ 2.5 だが印が付かず(この対の検定の結果は記載が無い)、差があるとは読まない。この苦味は併用薬を混ぜたあとの苦味で、1 つの薬を食べ物に混ぜる比較とは条件が違う。 [表の行: 井上ら 2020 溶解液:炭酸水素ナトリウム水 対 水道水(クラリスロマイシン)/井上ら 2020 調製豆乳 対 水道水(クラリスロマイシン)/井上ら 2020 服薬補助ゼリー:服薬補助ゼリー(チョコレート味、抗生物質用) 対 水道水(クラリスロマイシン)/井上ら 2020 溶解液:アルカリイオン水 対 水道水(クラリスロマイシン)/井上ら 2020 溶解液:炭酸水素ナトリウム水 対 水道水(アジスロマイシン)/井上ら 2020 調製豆乳 対 水道水(アジスロマイシン)]
- アジスロマイシン散をバニラアイスに混ぜると、苦味の VAS の中央値は水の 67 に対して 1.0(第 1 評価)で、補正後の水準で有意だった(p=0.0006、Tanaka ら 2020)。ウーロン茶は 22 で p=0.0199、オレンジジュースは 65.5 で p=0.5694 で、どちらもこの水準に届かなかった。同じ試験の総合の飲みやすさも別に測られ、アイスは 78.5 対 23.5 だった。 [表の行: Tanaka ら 2020 バニラアイス(ハーゲンダッツ)対 水(アジスロマイシン散)/Tanaka ら 2020 ウーロン茶 対 水(アジスロマイシン散)[補正後の水準 0.01 では有意でない]/Tanaka ら 2020 オレンジジュース 対 水(アジスロマイシン散)/Tanaka ら 2020 飲みやすさ・服用率:バニラアイス 対 水(アジスロマイシン散)]
- 生薬製剤(恵命我神散 S)では、スクリーニングで練乳 2.8、バニラアイス 2.9、チョコレートアイス 3.0、ピーナッツクリーム 2.6、海苔のつくだ煮 2.1 が水の 4.1 より有意に低かった(城戸ら 2019)。粉薬用の服薬ゼリーの 3.1 は両側検定で有意でなかった(片側検定だけ有意)。本試験では、この 5 品が服薬ゼリーより有意に低く、概算は約 −2.4〜−3.5 で、ゼリーは約 −1.4 だった(基準は水でなくゼリー)。ミルクココアは有意な抑制効果が認められなかったと本文にある。 [表の行: 城戸ら 2019 練乳 対 水(スクリーニング)/城戸ら 2019 バニラアイスクリーム 対 水(スクリーニング)/城戸ら 2019 チョコレートアイスクリーム 対 水(スクリーニング)/城戸ら 2019 ピーナッツクリーム 対 水(スクリーニング)/城戸ら 2019 海苔のつくだ煮 対 水(スクリーニング)/城戸ら 2019 服薬補助ゼリー:粉薬用服薬ゼリー(コーヒーゼリー味)対 水(スクリーニング)/城戸ら 2019 練乳 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー)/城戸ら 2019 ピーナッツクリーム 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー)/城戸ら 2019 ミルクココア 対 水(スクリーニング)]
- 黄連解毒湯では、ゼリー 7 種のうち、図 3 で有意の印があるのはストロベリー&チョコ(**)とチョコレート(*)だけで、概算は水の約 3.4 に対して約 1.6 と約 1.9 だった(Yoshida ら 2010)。ほかの 5 種には印が無く、検定の結果は示されていない。要旨は「低い」、結果の節は「higher」と逆に書くが、図は水が高く、誤記と読んだ。 [表の行: Yoshida ら 2010 服薬補助ゼリー:ストロベリー&チョコゼリー 対 水/Yoshida ら 2010 服薬補助ゼリー:チョコレートゼリー 対 水/Yoshida ら 2010 服薬補助ゼリー:コーヒー・ピーチ・レモン・グレープ・ストロベリーのゼリー(5 種) 対 水]
- イブプロフェンを脂肪量の違う牛乳に溶かした比較(Bennett ら 2012)では、脱脂乳・全乳・ハーフ&ハーフの 3 条件全体で、苦味に脂肪量の効果は有意でなかった(F(2,96)=1.58、p=0.21)。個別の対の苦味の検定の結果は報告されていない。試料の位置の効果は有意だった(p=0.028)。水の対照が無いので、牛乳に混ぜたか否かの比較にはなっていない。パラセタモールと亜鉛の分散錠を水と乳児用ミルクに溶かした比較(Orubu ら 2022)は、4 つの比較で p が 0.05 未満なのは 1 つ(p=0.015)だけで、補正の記載は読んだ範囲に無く、測ったのは苦味でなく嫌悪の点だった。 [表の行: Bennett ら 2012 脂肪量の違う牛乳どうし:脱脂乳・全乳・ハーフ&ハーフの 3 条件全体(水の対照なし)/Orubu ら 2022 乳児用ミルク 対 水(亜鉛・マンニトール基剤(T2)の分散錠)/Orubu ら 2022 乳児用ミルク 対 水(亜鉛・乳糖基剤(T1)の分散錠)/Orubu ら 2022 乳児用ミルク 対 水(パラセタモール・乳糖基剤(T1)の分散錠)/Orubu ら 2022 乳児用ミルク 対 水(パラセタモール・マンニトール基剤(T2)の分散錠)]
- ゴーヤ粉末(薬でない)では、チョコレートシロップ・のり佃煮・みそ汁・練乳・こしあん・無塩バター・生クリームの 7 品が、中学生で常温の水より有意に低く(P<0.001)、レモンジュースと無糖ヨーグルトには有意な差が示されなかった。教員では 9 品とも有意に低かった(P<0.05、Sugai ら 2026)。非盲検で、全員が同じ順だった。 [表の行: 須貝ら 2026 薬でない試料:チョコレートシロップ・のり佃煮・みそ汁・練乳・こしあん・無塩バター・生クリーム(7 品) 対 常温の水(中学生)/須貝ら 2026 薬でない試料:レモンジュース(水で 1 対 1 に希釈)・無糖ヨーグルト 対 常温の水(中学生)/須貝ら 2026 薬でない試料:食品 9 品(上の 7 品とレモンジュース・無糖ヨーグルト) 対 常温の水(教員)]
- 本文や要旨と図表が食い違う所が、研究ごとに見つかった。Tanaka ら 2020 はオレンジジュースで上がったと書くが、水との p は 0.5694 と 0.0841 だった。Yoshida ら 2010 はチョコレートの p<0.01 と書くが、図の印は * だった。高木ら 2017 の χ² の P も自由度から計算すると合わない。この表は図表と検定の値を採り、食い違いは行の注に残した。 [表の行: Tanaka ら 2020 オレンジジュース 対 水(アジスロマイシン散)/Yoshida ら 2010 服薬補助ゼリー:チョコレートゼリー 対 水/高木ら 2017 バニラアイス 対 水]
結果の違いの説明の候補
研究のあいだで違う条件のうち、結果の違いを説明しうるものと、著者の解釈。 複数の条件が同時に違うので、どれが効いたかは分からない。ここに書くのは候補で、原因ではない。
- 塩基性のマクロライド系の薬を酸性のゼリーや飲み物に混ぜた試験で苦味が上がった向きの記載があり、その理由を著者は、高分子のコーティングが酸性で溶けやすくなるためと考える(Tsuji ら 2006、Tanaka ら 2020、井上ら 2020)。Tsuji らは、ゼリーの抽出液の CAM 濃度が水の懸濁液より酸性ゼリーで高かったと報告する(値は原典)。ただし、これは口の中での苦味の説明の候補で、薬の効き方・体内での動きはこの頁は扱わない。また、マクロライド系の薬での説明で、ほかの薬の向きの違いを説明するかはこの表では確かめていない。 [表の行: Tsuji ら 2006 服薬補助ゼリー:ペースト状ゼリー(pH 3.8) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS)/Tsuji ら 2006 服薬補助ゼリー:水ゼリー・マスカット(pH 3.7) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS)/Tanaka ら 2020 オレンジジュース 対 水(アジスロマイシン散)/井上ら 2020 服薬補助ゼリー:服薬補助ゼリー(チョコレート味、抗生物質用) 対 水道水(クラリスロマイシン)]
- 下がった組に、味が濃い・甘い・粘りがある食品が多いことを、著者は理由の候補に挙げる(城戸ら 2019、河瀬ら 2023。河瀬らの値は飲みやすさの平均で、苦味の点ではない)。城戸らは、生薬を包んで口の中に広がりにくくするためと考える。ただし、食品ごとに甘さ・粘り・脂・温度・塩分が同時に違い、どれが効いたかは分けられない。苦味の点と甘味の点が負の相関を示す研究(Yoshida ら 2010)も、平均値どうしの相関で、因果ではない。 [表の行: 城戸ら 2019 練乳 対 水(スクリーニング)/城戸ら 2019 ピーナッツクリーム 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー)/河瀬ら 2023 飲みやすさ・服用率:イチゴジャム 対 味噌汁(エリキシルと 1:1。エリキシル単独の評価なし)/Yoshida ら 2010 服薬補助ゼリー:ストロベリー&チョコゼリー 対 水]
- 低温の効果は、研究で向きが逆だった。アイスを使った試験では冷たさが苦味を下げた可能性を著者が挙げ(Tanaka ら 2020)、Aminoleban EN は 0〜5 ℃で有意に低かった(Haraguchi ら 2011)。一方、ゴーヤ粉末を混ぜた冷水は中学生で常温水より有意に高く(Sugai ら 2026)、デキサメタゾンエリキシルを冷蔵した組は単独より平均が低かった(安永ら 2024。飲みやすさの平均で、苦味の点ではない)。試料・温度・評価した人が違うので、温度だけの効果としては言えない。 [表の行: Tanaka ら 2020 バニラアイス(ハーゲンダッツ)対 水(アジスロマイシン散)/Haraguchi ら 2011 栄養剤の試料:0〜5 ℃ 対 25〜30 ℃(Aminoleban EN の懸濁液)/須貝ら 2026 薬でない試料:冷水(2〜4 ℃) 対 常温水(23〜25 ℃)(中学生)/安永ら 2024 飲みやすさ・服用率:冷蔵(24 時間冷やした) 対 エリキシル単独]
- 研究のあいだで、尺度(キニーネ標準の 0〜4 点、VAS、5 段階、gLMS、嫌悪の VAS)、混ぜる量、試料の提示のしかた、評価した人の数(4〜50 名)が違う。これらが結果の違いに関わる可能性があるが、この表では確かめていない。武庫川女子大学の 5 本は連絡著者が同じで、舟入市民病院の 2 本は同じ病院の研究なので、独立した追試として数えない。 [表の行: Tsuji ら 2006 服薬補助ゼリー:ペースト状ゼリー(pH 3.8) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS)/高木ら 2017 バニラアイス 対 水/Bennett ら 2012 脂肪量の違う牛乳どうし:脱脂乳・全乳・ハーフ&ハーフの 3 条件全体(水の対照なし)/Orubu ら 2022 乳児用ミルク 対 水(亜鉛・マンニトール基剤(T2)の分散錠)/河瀬ら 2023 飲みやすさ・服用率:イチゴジャム 対 味噌汁(エリキシルと 1:1。エリキシル単独の評価なし)]
分かっていないこと——この比較だけでは分けられないこと
- 同じ食品・飲料でも、味・甘さ・酸味・粘り・脂・温度・pH・混ぜた量が一緒に違うので、苦味が変わったのがどの性質のためかは、この比較だけでは分けられない。溶解液(炭酸水素ナトリウム水・アルカリイオン水・温泉水)は食品でなく、薬を溶かしたあとに別の薬を混ぜる条件なので、食べ物に混ぜる比較と混ぜて数えない。 [表の行: 井上ら 2020 溶解液:炭酸水素ナトリウム水 対 水道水(クラリスロマイシン)/井上ら 2020 溶解液:温泉水 対 水道水(クラリスロマイシン)/Tanaka ら 2020 バニラアイス(ハーゲンダッツ)対 水(アジスロマイシン散)/城戸ら 2019 海苔のつくだ煮 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー)]
- 対照が水や単独でない研究がある。脂肪量の違う牛乳どうし(Bennett ら 2012)、4 種の食品どうし(Forman ら 2021)、20 品の食品どうし(河瀬ら 2023)では、混ぜると苦味が和らぐかには答えない。城戸ら 2019 の本試験も、基準が水でなくゼリーだった。 [表の行: Bennett ら 2012 脂肪量の違う牛乳どうし:脱脂乳・全乳・ハーフ&ハーフの 3 条件全体(水の対照なし)/Forman ら 2021 食品どうし:チョコレートプリン・Ensure・ヨーグルト 対 アップルソース(水・混ぜない対照なし)/河瀬ら 2023 飲みやすさ・服用率:イチゴジャム 対 味噌汁(エリキシルと 1:1。エリキシル単独の評価なし)/城戸ら 2019 練乳 対 服薬補助ゼリー(本試験。基準は水でなくゼリー)]
- 評価した人は、小児では十川ら 2025(登録 79 名・解析 73 名)だけで、苦味を含む服用感も 5 段階で測ったが、この表に載せたのは服用率である。中学生は Sugai ら 2026 の 40 名で、薬でない試料だった。残りは健康な成人(4〜50 名)で、薬を実際に飲む人の感じ方に当てはまるかは、この比較だけでは分けられない。味の感受性は年齢や個人で違うと研究者は書くが、その大きさはこの表では確かめていない。 [表の行: 十川ら 2025 飲みやすさ・服用率:バニラアイス 対 天然水(1 歳以上 3 歳未満)/須貝ら 2026 薬でない試料:チョコレートシロップ・のり佃煮・みそ汁・練乳・こしあん・無塩バター・生クリーム(7 品) 対 常温の水(中学生)/高木ら 2017 バニラアイス 対 水/Bennett ら 2012 脂肪量の違う牛乳どうし:脱脂乳・全乳・ハーフ&ハーフの 3 条件全体(水の対照なし)]
- 有意差が示されなかったことは、苦味が同じだったという意味ではない。人数が少ない(5〜8 名の研究が多い)、対ごとの p 値が示されない、補正後の水準が厳しい、などの理由がありうる。また、検定の結果が示されていない比較(高木ら 2017 のオレンジジュース、Ishizaka ら 2008 の牛乳、Yoshida ら 2010 の 5 種)を、有意差なしとは書いていない。 [表の行: 高木ら 2017 オレンジジュース 対 水/Ishizaka ら 2008 牛乳 対 水/Yoshida ら 2010 服薬補助ゼリー:コーヒー・ピーチ・レモン・グレープ・ストロベリーのゼリー(5 種) 対 水/Tanaka ら 2020 ウーロン茶 対 水(アジスロマイシン散)[補正後の水準 0.01 では有意でない]]
- 薬ごと・試験ごとに向きが分かれるので、「この食品を混ぜると苦味が和らぐ」「酸性の飲み物は苦味が増す」といった一般的な言い方はできない。この頁が示すのは、薬ごと・試験ごとに、その条件・その人たちで何が示されたか(または示されなかったか)までである。 [表の行: Tsuji ら 2006 服薬補助ゼリー:ペースト状ゼリー(pH 3.8) 対 水の懸濁液(クラリスロマイシン DS)/Ishizaka ら 2008 酸性スポーツ飲料(ポカリスエット) 対 水/高木ら 2017 バニラアイス 対 水/Tanaka ら 2020 オレンジジュース 対 水(アジスロマイシン散)]
研究と行の数え方
根拠の行の数は、研究の数ではない。表の行・台帳の根拠の行・論文・研究グループを分けて数える。 武庫川女子大学の研究室の研究(連絡著者が同じ)や、広島市立舟入市民病院の薬剤科の研究は、それぞれ一つの研究グループとして数えた。静岡県立大学の連絡著者は、武庫川女子大学の連絡著者とは別の人で、別のグループにした。 砂糖・塩の頁と同じ研究(城戸らと須貝ら)は、同じ研究の記録を使い、新しい証拠として数え直していない。 下の「人が評価した苦味の結果をこの表に載せた」研究の本数には、苦味を含む服用感も測ったが、この表には服用率だけを載せた十川らは入っていない。下の表に出る研究グループの数は、台帳の上の区分の数で、独立した追試の数ではない。共著者や所属が研究をまたいで重なる所もあり、独立であることを保証する数ではない。
- 表に入れた資料: 16 本。うち人が評価した苦味の結果をこの表に載せたのは 12 本。ほかは、別のもの(飲みやすさ・嫌悪・服用率)の結果だけを載せたか、条件を考える材料として入れた。
- 表の行(研究×測定結果): 97 行。うち人が感じる苦味の行: 74 行。
- この表が拠っている研究所の台帳の根拠の行: 0 行。1 本の論文から複数の行を作っている。台帳の根拠の行が無い行は、同じ論文の別の表から取った値か、この問いのために新しく読んだ資料の値である。
- 苦味の結果を載せた研究の、台帳の上の研究グループの区分の数: 8(同じ研究室の報告は 1 つと数えた。共著者や所属が重なる所もあり、独立した追試の数ではない)。
調べた範囲
この問いのために見た資料と、表に入れた・除いた理由を残す。 J-STAGE で和文と英文の研究(医療薬学、日本小児臨床薬理学会雑誌、Chemical and Pharmaceutical Bulletin など)を、Europe PMC で英文の研究を、薬の苦味・混ぜる食べ物や飲み物・飲みやすさの語を組み合わせて探し、研究所の台帳にある資料と合わせた。 電子味覚や味センサだけの結果、製剤の工夫(ゼリー化・コーティング・マイクロカプセル)、化合物(砂糖・塩など)を足した研究、混ぜる順序や食べる順序だけを変えた研究、保護者の報告のアンケートは、表の行にしなかった。 全文が有料で抄録だけ読んだ研究は、値と検定を確かめていないので行にしなかった。 ここに書いた探し方は記録で、探し漏れが無いことを示すものではない。
| 資料 | 扱い | 理由 |
|---|---|---|
| 電子味覚システムとヒト官能試験によるクリンダマイシンの苦味抑制飲食物の探索 (Identification of Foods Masking Clindamycin Bitterness Using an Electronic Gustatory Screening System Followed by Organoleptic Examination) (2017) doi | 表に入れた | 水と 5 種の飲食物の苦味を健康な成人 30 名が比べた。電子味覚の値は行にしていない。全文で読んだ |
| Evaluation of Bitterness Suppression of Macrolide Dry Syrups by Jellies (2006) doi | 表に入れた | 服薬補助ゼリー 3 種との混合を水の懸濁液と比べた。味センサの値は行にしていない。全文で読んだ |
| Suppression of Bitterness and Improvement of Palatability of Commercial Prednisolone Powder (2008) doi | 表に入れた | 水と飲料・食品の苦味を比べた。単シロップを足した組と飲みやすさ(SD 法)は行にしていない。全文で読んだ |
| Combining Powder Formulations of Drugs with Food and Beverages to Improve Palatability (2020) doi | 表に入れた | アジスロマイシン散の苦味と総合の飲みやすさを水と比べた。カルボシステイン DS の苦味は水の中央値が 0 で差が見えないので行にしていない。全文で読んだ |
| 各種溶解液でマクロライド系抗菌散剤溶解後にカルボシステインドライシロップ混合を行うことによる服薬改善の検討 (Improvement of medication when carbocisteine dry syrup is mixed with macrolide antibacterial powder dissolved in various dissolution solutions) (2020) doi | 表に入れた | 溶解液を変えた混合物の苦味と飲みやすさを水道水と比べた。食品でない溶解液を含み、併用薬を混ぜたあとの苦味であることを行に書いた。全文で読んだ |
| Bitterness-Masking Effects of Different Beverages on Zopiclone and Eszopiclone Tablets (2019) doi | 表に入れた | 水と 5 種の飲料の人の評価を比べた。値は図 5 の点の概算で、人の評価の検定は無い。味センサの値は行にしていない。全文で読んだ |
| Bitterness Suppression of the Kampo Medicine 'Orengedokuto' Using Flavoured Jellies (2010) doi | 表に入れた | 水と 7 種のゼリーの苦味を比べた。値は図 3 の概算。収れん味などは行にしていない。全文で読んだ |
| Synergistic Effects of Sour Taste and Low Temperature in Suppressing the Bitterness of Aminoleban EN (2011) doi | 表に入れた | 原典が栄養剤と記載する Aminoleban EN の温度と香料粉末を比べた。値は図 1 の棒の概算。BCAA 溶液だけの測定は行にしていない。全文で読んだ |
| Evaluating the Taste Masking Ability of Two Novel Dispersible Tablet Platforms Containing Zinc Sulfate and Paracetamol Reconstituted in a Breast Milk Substitute (2022) doi | 表に入れた | 水と乳児用ミルクに溶かした嫌悪の点を比べた。苦味の強さでなく嫌悪を測ったことを行に書いた。全文で読んだ |
| Using milk fat to reduce the irritation and bitter taste of ibuprofen (2012) doi | 表に入れた | 脂肪量の違う牛乳の苦味を比べた。水の対照が無いことを行に書いた。咽の刺激は別の項目で行にしていない。全文で読んだ |
| Palatability and Swallowability of Pimavanserin When Mixed with Selected Food Vehicles: An Exploratory Open-Label Crossover Study (2021) doi | 表に入れた | 4 種の食品・栄養飲料の苦味の記述。検定も水・混ぜない対照も無く、問いの比較には使わず記録として載せた。全文で読んだ |
| デカドロンⓇエリキシルの服薬コンプライアンス向上に関する検討 (A study on improving medication compliance with DECADRON Ⓡ elixir) (2023) doi | 表に入れた | 20 品の食品の飲みやすさの比較。エリキシル単独の評価が無く、苦味でなく飲みやすさなので別枠にした。全文で読んだ |
| デカドロンⓇエリキシルの服薬コンプライアンス向上に関する検討(第2報)―小児における服薬に関するアンケート結果と官能検査― (A study on improving medication compliance with DECADRONⓇ elixir (part2): results of questionnaire on medication in children and taste test) (2024) doi | 表に入れた | エリキシル単独と 10 品の飲みやすさの比較。苦味でなく飲みやすさなので別枠にした。小児のアンケートは行にしていない。全文で読んだ |
| 小児患者における嗜好品混合によるレボセチリジン塩酸塩ドライシロップの飲みやすさ探索試験 (An exploratory study on the palatability of levocetirizine hydrochloride dry syrup mixed with flavored vehicles in pediatric patients) (2025) doi | 表に入れた | 小児の服用率の比較。苦味を含む服用感も 5 段階で測っているが、この表に載せたのは服用率で、苦味の強さの行ではないので別枠にした。服用感の図 3 は数値も検定も読めない。全文で読んだ |
| 食品による生薬製剤のマスキング効果 (2019) doi | 表に入れた | 30 品のスクリーニングと 6 品の本試験。砂糖・塩の頁(sugar-salt-suppression)の kd-food と同じ研究で、あちらの頁は書き換えず、この問いでは食品ごとに行を分けた。全文で読んだ |
| 服薬アドヒアランス向上を目的とした中学生の食品による苦味マスキング官能評価 (Sensory Evaluation of Food-Based Bitterness Masking in Junior High School Students Aimed at Improving Medication Adherence) (2026) doi | 表に入れた | 9 品の食品と水の温度。砂糖・塩の頁の sg-food と同じ研究で、あちらの頁は書き換えず、水の温度の行はこの問いで新しく作った。全文で読んだ |
| "A spoonful of sugar helps the medicine go down": bitter masking by sucrose among children and adults (2015) doi | 表に入れず、文脈の資料として見た | ショ糖を溶液に足した研究で、食べ物に混ぜる比較ではないので行にしない。砂糖・塩の頁の行を参照する(抄録まで読んだ。台帳には以前に全文で確かめた記録がある) |
| クラリスロマイシンドライシロップ製剤の酸性スポーツ飲料併用時およびムコダイン DS 併用時の苦味予測 (2010) doi | 除いた | 人の評価は 12 製剤どうしの比較で、同じ製剤を水とスポーツ飲料で比べた人の評価の対が本文に無い(水の評価は味センサ側)。J-STAGE の PDF で確かめた |
| The Suppression of Enhanced Bitterness Intensity of Macrolide Dry Syrup Mixed with an Acidic Powder (2007) doi | 除いた | 人の値(n=9)はあるが、比べているのは混ぜ方(服用の順序、ゼリーに包むか混ぜるか)で、溶解液や食品の種類ではない。クラリスロマイシン DS を水と各飲食物で比べる対が無い。J-STAGE の PDF で確かめた |
| Ability of Food/Drink to Reduce the Bitterness Intensity of Topiramate as Determined by Taste Sensor Analysis (2016) doi | 除いた | 味センサの測定だけで、人の評価が無い。J-STAGE の PDF で確かめた |
| The Effect of Various Substances on the Suppression of the Bitterness of Quinine–Human Gustatory Sensation, Binding, and Taste Sensor Studies (2002) doi | 除いた | キニーネに化合物(ショ糖・アスパルテーム・NaCl など)を足した研究で、食品でない。砂糖・塩の頁の範囲。J-STAGE の PDF で確かめた |
| Influence of Swallowing Aids on the Adsorption and Palatability of Kremezin (2011) doi | 除いた | 活性炭の吸着剤(クレメジン)を服薬補助の製品 3 種と水で比べた研究。SD 法の 14 項目(におい・味のよしあし・ざらつき・後味など)に苦味の項目が無く、苦味の評価も検定も無いので、苦い薬の苦味の比較として行にしていない。飲みやすさだけの研究でも、苦味が問題とされる薬を食べ物に混ぜて飲みやすさ・服用率・嫌悪を測った研究(河瀬ら・安永ら・十川ら・Orubu ら)は別枠に入れた。J-STAGE の PDF で確かめた |
| SD 法による小児用抗菌薬の服用性評価 (2008) doi | 除いた | 7 種の小児用抗菌薬の製剤どうしを SD 法(15 項目)で比べた研究で、同じ薬を水と食品に混ぜて比べる対が無い(製剤比較)。J-STAGE の PDF の要旨で確かめた |
| 小児用抗菌薬の服用性に関する研究 −懸濁・分散性および苦味強度の評価を中心として− (2008) doi | 除いた | 7 種の製剤の懸濁・分散性と苦味強度を比べ、オセルタミビルと抗菌薬 4 種の併用も調べた研究で、同じ薬を水と食品に混ぜて比べる対が無い(製剤比較と併用)。J-STAGE の PDF の要旨で確かめた |
| クラリスロマイシンドライシロップと各種カルボシステイン製剤併用時の苦味強度における先発医薬品と後発医薬品間の違い (2008) doi | 除いた | クラリスロマイシン DS とカルボシステイン製剤の併用の苦味を、先発品と後発品で比べた研究(健康な男性 6 名)で、食品に混ぜる比較でない(併用)。J-STAGE の PDF の要旨で確かめた |
| アセトアミノフェン小児用ドライシロップ剤の味覚評価(苦味マスキングに関する評価 第 1 報) (2008) | 除いた | 題からドライシロップ剤どうしの味覚評価で、食品に混ぜる比較でないと見た(製剤比較)。J-STAGE の PDF は文字層が崩れて題と著者しか確かめられず、本文は読めていない |
| 入院中の患児に対する 2 種類の服薬補助食品の有用性に関する調査 (2019) doi | 除いた | 入院中の小児の保護者と看護師へのアンケートで、人が味を評価した比較でない(アンケート)。J-STAGE の PDF の要旨で確かめた |
| スルファメトキサゾール・トリメトプリム合剤の服用性に関するアンケート調査 (2019) | 除いた | 薬剤師 107 名への ST 合剤の服用性のアンケートで、人が味を評価した比較でない(アンケート)。J-STAGE の PDF の要約で確かめた |
| 小児を志向したST配合錠のゼリー化:苦味マスキングと製剤特性 (2025) doi | 表に入れず、文脈の資料として見た | 製剤化(ゼリー化)の研究。懸濁液と 150 倍希釈液の 1 点の比較(希釈は事前に「ほとんど苦味を感じない程度」として選んだ濃度)は、食品に混ぜる比較でないので行にしなかった。J-STAGE の PDF で確かめた |
| Stability, Dose Uniformity, and Palatability of Three Counterterrorism Drugs—Human Subject and Electronic Tongue Studies (2005) doi | 全文に当たれない | 人のボランティアの評価で、ドキシサイクリン・シプロフロキサシン・ヨウ化カリウムを家庭の食品・飲料と混ぜた研究だが、全文は有料で抄録だけ読んだ。値と検定は確かめていない |
| Prior administration of chocolate improves the palatability of bitter drugs: The Choc‐with‐Med study (2021) doi | 全文に当たれない | チョコレートを先に食べる設計で、薬を食べ物に混ぜる比較でない。全文は有料で抄録だけ読んだ |
| Palatability of Crushed Over-the-Counter Medications (2021) doi | 全文に当たれない | アップルソースへの混合を扱う研究だが、全文は有料で抄録だけ読んだ。値と検定は確かめていない |
| Ingredients to Mask the Aversive Taste of Medicines: Lessons from the Pharmaceutical and Food Industries and Home Remedies Adopted by Caregivers (2026) doi | 除いた | 一次研究でない総説。一次研究の探し口として参照一覧を見たが、行にしない。Europe PMC の全文(CC BY 4.0)で確かめた |
図鑑で読む
- 砂糖や塩を足すと苦味は抑えられるのか — 食べ物どうしの比較や、砂糖・塩を足す研究を並べた頁
- 薬の苦味をどう扱うか — 薬の苦味の測り方と隠し方の全体を扱う頁
- 嗜好性(医薬品) — 味・におい・舌ざわりを合わせた受容性という考え方
出典台帳
表の各研究の出典は、研究ごとの欄からたどれる。研究所の全体の出典は出典台帳にまとめている。
この頁の引用のしかた
青木大(NIGAMI LAB)(2026). 苦い薬は食べ物や飲み物に混ぜると苦味が和らぐのか — 研究ごとの条件と結果. https://nigamilab.com/topics/drug-masking-foods-bitterness/
主張ごとの固定リンクは各カードの #clm-… です。データは CC BY 4.0、配布は データを使う。 データセットの DOI: 10.5281/zenodo.22739101