ホワイトアスパラガス

食材 / ingredient-asparagus-white

white asparagus(ホワイトアスパラガス) / Asparagus officinalis L.

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銀色の皿の上に、乳白色でまっすぐな太い茎が7〜8本斜めに並んでいる。先端の穂は他の部位よりわずかに黄みがかっている。

収穫直後と見られる、全体が白い生のアスパラガスの茎を金属皿に重ねたもの。

写っているもの: Asparagus officinalis部位・状態: 収穫された茎(生、未調理、遮光栽培による白色個体)

写真: AspergekennisCC BY-SA 3.0原画像台帳の原画像

写真の範囲と来歴

被写体の確認: 原典の記載による同定。オランダの生産者団体アカウントによるアップロード。品種名の明記はなし。 画像を開き、茎全体が白〜クリーム色で、加熱や調味の跡が見られない生の状態であることを確認した。

掲載画像: Wikimedia Commons の原本を長辺2400pxへ縮小。切り抜き・色調変更なし。 表示用には幅1200px上限のWebPを配信し、台帳の原画像は上のリンクから確認できます。

このページの内容(6 節)
  1. 説明
  2. この説明の根拠(2)
  3. 関連をたどる
  4. 組成・含有(2)
  5. 感覚(1)
  6. 加工・調理でどう変わる(2)

苦味を読む

ホワイトアスパラガスは、畝に約20cm増し土をして地中の暗所のまま収穫される栽培型で、萌芽後に地上に出て日光下で伸長するグリーンアスパラガスとは、この遮光の有無によって対比される。

組成の面でも遮光栽培の影響が表れている。プロトジオシンやシャタバリンといったステロイドサポニンは、ホワイト型で有意に多いと報告されている。これらはいずれもステロイド骨格を持つ配糖体で、後述する苦味寄与成分の候補としても位置づけられている。

苦味成分の同定も行われている。HPLC-MS/MSによる定量と、閾値超過量(dose-over-threshold, DoT)の算出により、生の穂先ではスピロスタン型モノデスモシドサポニンが、加熱後はフロスタン型ビデスモシドサポニンが、それぞれ主要な苦味寄与体だったと報告されている。ただしこの報告は抄録の範囲での確認にとどまり、個々のDoT数値やパネル人数までは、この報告の抄録からは確認できていない。

この説明の根拠

  1. Metabolomics Reveals Heterogeneity in the Chemical Composition of Green and White Spears of Asparagus (A. officinalis)

    Pegiou E; et al. / 2021 / 学術論文 / 全文確認

    この本文で確認した範囲: 増し土による軟白栽培という手法の裏付けに用いた/グリーン型との遮光有無の対比記述の裏付けに用いた/ステロイドサポニンが白型で多いという記述の裏付けに用いた/シャタバリンが白型で多いサポニンとする記述の裏付けに用いた

  2. Quantitation and bitter taste contribution of saponins in fresh and cooked white asparagus (Asparagus officinalis L.)

    Dawid C; Hofmann T / 2014 / 学術論文 / 抄録確認

    この本文で確認した範囲: 生と加熱後で主要苦味サポニンが異なる報告の裏付けに用いた

関連をたどる

ホワイトアスパラガス →で加工される→ 盛土軟白栽培

グリーンアスパラガス →と異なる→ ホワイトアスパラガス

プロトジオシン →に存在する→ ホワイトアスパラガス

構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます

組成・含有(2)

プロトジオシンホワイトアスパラガスに存在する支持あり

注記: フェヌグリークで既収載のcompound-protodioscinをアスパラガス文脈でも再利用する。

ステロイドサポニン(プロトジオシン・シャタバリン等)は白型で有意に多いと報告。
限界: 絶対濃度の数値は今回の調査では未収集。
データを表示compound-protodioscin —occurs_in→ ingredient-asparagus-white
claim: clm-w37c-asparagus-protodioscin-white / type: composition / 更新: 2026-09-02
シャタバリンホワイトアスパラガスに存在する支持あり
シャタバリンが白型で有意に多いサポニンの一つとして挙げられる。
データを表示compound-shatavarin —occurs_in→ ingredient-asparagus-white
claim: clm-w37c-asparagus-shatavarin-white / type: composition / 更新: 2026-09-02

感覚(1)

ホワイトアスパラガスの主要苦味化合物: HPLC-MS/MSによる定量とdose-over-threshold(DoT)算出により、生の穂先ではスピロスタン型モノデスモシドサポニンが、加熱後はフロスタン型ビデスモシドサポニンが主要な苦味寄与体と報告された支持あり

範囲: 白アスパラガス穂先、生および加熱後

注記: 抄録レベルの確認で、個別のDoT数値そのものは未確認。

HPLC-MS/MS定量とdose-over-threshold算出により、生の穂先ではモノデスモシド型、加熱後はビデスモシド型サポニンが主要苦味寄与体と報告。
限界: 抄録レベルの確認で個別のDoT数値・パネル人数は未確認。
データを表示ingredient-asparagus-white —has_principal_bitter_compound→ "HPLC-MS/MSによる定量とdose-over-threshold(DoT)算出により、生の穂先ではスピロスタン型モノデスモシドサポニンが、加熱後はフロスタン型ビデスモシドサポニンが主要な苦味寄与体と報告された"
claim: clm-w37c-asparagus-white-saponin-bitter-mechanism / type: sensory / 更新: 2026-09-02

加工・調理でどう変わる(2)

ホワイトアスパラガス盛土軟白栽培で加工される支持あり
白型は畝に約20cm増し土をし、地中の暗所のまま収穫すると記す。
データを表示ingredient-asparagus-white —is_processed_by→ process-asparagus-blanching
claim: clm-w37c-asparagus-white-process / type: processing / 更新: 2026-09-02
グリーンアスパラガスホワイトアスパラガスと異なる支持あり
緑型は萌芽後に地上に出て日光を受けて伸長する一方、白型は地中暗所のまま収穫されると対比して記す。
データを表示ingredient-asparagus-green —differs_from→ ingredient-asparagus-white
claim: clm-w37c-asparagus-green-white-cultivation-diff / type: processing / 更新: 2026-09-02

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