今回の調査で確認した渋戻りの実験データは、脱渋した柿を裏ごし・ペースト化してから加熱する加工条件を対象としている。市田柿・能登志賀ころ柿・伊達のあんぽ柿の地理的表示の明細書はいずれも製法上の乾燥・熟成条件を定めているが、これらの完成品や、それを原料とした和菓子等への二次加工の際に渋戻りが生じうるかどうかを直接検討した資料は今回の調査では見つからなかった。地理的表示に登録された干し柿そのものは、貯蔵中や二次加工時に渋戻りを起こしうるのだろうか?
由来: 編集部が立てた問い
注記: 地理的表示に登録された干し柿の明細書と、渋戻り実験の対象食品形態(いずれもペースト状に加工した柿)が異なることに気づき、編集部が抽出。
仮説は事実主張ではありません。面白さを探索の入口として保存し、これから資料・聞き書き・観察で確かめます。
