ウィットルーフの軟白栽培
加工・条件 / process-witloof-forcing
witloof chicory forcing
模式図 — 写真ではなく、根拠をもとに苦味研究所が組んだ説明図

根拠の数値を図にしたもの(苦味研究所作成)· CC BY 4.0
witloof の強制栽培で苦味成分が増えるのは、食べない根株のほう
暗所で芽を伸ばす強制栽培の前後で、根株組織のラクツシン・ラクツコピクリン・ジヒドロラクツシン(乾物重量当たりの量)がそれぞれ増えたことを棒で表した図。増えたのは根株であって食べる芽ではなく、可食部では有意な変化が報告されていない。成分の量が口で感じる苦味にどう対応するかは測られていない。
根拠: ev-w37c-witloof-lactucin-increase · ev-w37c-witloof-lactucopicrin-increase · ev-w37c-witloof-dihydrolactucin-increase · ev-w37c-witloof-head-stable
このページの内容(4 節)
苦味を読む
witloofチコリの軟白栽培(フォーシング)は、低温で貯蔵しておいたチコリの根を、15〜16℃・暗黒条件の水耕多段式システムで約3週間強制栽培し、白い新葉(チコン)を形成させる工程である。
この軟白栽培の過程で、強制栽培後に残る根株(root, FR)組織のセスキテルペンラクトン量は明確に増加する。12か月冷蔵貯蔵したcv. Sweet Ladyの根株組織では、ラクツシンが強制前の51.3±5.5から強制後128.3±9.6 μg/g乾物重へと増加したと報告されている。
同じ根株組織で、ラクツコピクリンも31.5±9.5から75.8±1.5 μg/g乾物重へ、ジヒドロラクツシン(ラクツシンの還元体)も10.0±1.0から54.5±6.2 μg/g乾物重へと、それぞれ増加したと報告されている。ただし、これらの増加が確認されたのは強制栽培後に残る根株組織であって、実際に食べる部分である頭部(チコン)ではない。可食部のセスキテルペンラクトン量は、根の貯蔵期間による有意な変化が別途報告されていないため、軟白栽培によって根と可食部とで苦味成分の挙動が一様ではない可能性がある。
この説明の根拠
この本文で確認した範囲: 軟白栽培の温度・期間・工程内容の裏付けに用いた/根株組織でのラクツシン増加数値の裏付けに用いた/根株組織でのラクツコピクリン増加数値の裏付けに用いた/根株組織でのジヒドロラクツシン増加数値の裏付けに用いた
関連をたどる
ウィットルーフチコリ →で加工される→ ウィットルーフの軟白栽培
ウィットルーフの軟白栽培 →増加させる→ ラクチュシン →に寄与する→ 苦味
ウィットルーフの軟白栽培 →増加させる→ ラクチュコピクリン →に寄与する→ 苦味
ウィットルーフの軟白栽培 →増加させる→ 11(S) 13-ジヒドロラクチュシン →と相関する→ 苦味
構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます
加工・調理でどう変わる(4)
範囲: 根の低温貯蔵後の強制栽培工程
注記: van Arkelら2022の記述に基づく。15-16℃・暗黒・水耕多段式で約3週間。
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ingredient-witloof-chicory —is_processed_by→ process-witloof-forcing範囲: 強制後の根株(FR)組織、cv. Sweet Lady、12ヶ月貯蔵
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process-witloof-forcing —increases→ compound-lactucin範囲: 強制後の根株(FR)組織、cv. Sweet Lady、12ヶ月貯蔵
注記: 同上。
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process-witloof-forcing —increases→ compound-lactucopicrin範囲: 強制後の根株(FR)組織、cv. Sweet Lady、12ヶ月貯蔵
注記: 同上。
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process-witloof-forcing —increases→ compound-11-13-dihydrolactucin