スパイス・薬草
ジュニパーベリー
juniper berry
ジュニパーベリーは、ジンの香りづけに使われるジュニパーの実。官能で苦味を見た資料は別の種の焙煎の試験だけで、ジンに使う種の実の苦味を測った資料は見つかっていない。
スパイス・薬草 / spice-juniper-berry
このページの内容(5 節)
苦味を読む
ジュニパーベリーの苦味を測った資料は薄く、見つかった官能の結果は別の種のものである。Juniperus drupacea の果実を焙煎して淹れたハーブコーヒーを、6 名が対照のコーヒーとともに 16 項目で 10 cm の尺度に採点した。著者は、焙煎の温度が高く時間が長いほど苦味が増したと述べる。最も好まれたのは 120 °C・25 分の試料で、200 °C・55 分の試料は焼け焦げのため低く評価された。
この結果は、ジンに使うジュニパー(Juniperus communis)の果実の苦味を示すものではない。苦味だけの数値と検定は本文に無く、尺度は苦味の強さでなく好ましさ(0 が最も好まない、10 が最も好む)である。人数も少ない。試料の数の書き方も、方法の節と焙煎条件の節で合わない。乾燥果実を蒸留するジンの使い方とは別の調理でもある。
Juniperus communis については、別の論文の序論が、苦味をもつ伝統的な植物の 4 群のうち、収れん性の苦味植物(Amara astringentia)の群に入れている。これは分類の記述で、苦味の強さも閾値も示されない。分類の文は部位を特定せず、その論文の製剤の原料は枝先なので、果実の苦味を測った根拠にはならない。ジンに使う種の果実の苦味は、現時点では測った資料が見当たらない。
この説明の根拠
この本文で確認した範囲: 第 1 段落の焙煎と苦味の関係、好まれた条件の記述に使った/第 2 段落の別種であること、数値が無いこと、試料数の不一致に使った
Herbal Amara extract induces gastric fundus relaxation via inhibition of the M2 muscarinic receptor
この本文で確認した範囲: 第 3 段落の収れん性の苦味植物の群への分類と、その限界に使った
構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます
感覚(1)
範囲: Juniperus drupacea の果実を 3 温度×4 時間で焙煎した 12 試料と対照のコーヒー。パネル 6 名の 10 cm スケール評価。J. communis(ジンに使う種)の結果ではない。
注記: 官能の結果は図(クモの巣図)と考察の 1 文で示され、苦味だけの数値と検定は本文に無い。評価尺度は好ましさ(0 最も好まない〜10 最も好む)である。焼け焦げた高温長時間の試料は低く評価された。 試料の数は原典の記述が一定でない(方法 2.10 は無焙煎と各条件の 12 試料、焙煎の条件は 2.3 節で 3 温度×4 時間の 12 条件)。
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spice-juniper-berry —has_perceived_bitterness_affected_by→ (上の主張の文)文化(2)
範囲: 一般知識水準の候補。地域差・名称差は未確認
出典未接続 — まだ裏取りしていない仮置きです。
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spice-juniper-berry —is_used_as→ (上の主張の文)範囲: ハーブ苦味製剤(Amara Drops)の構成植物の分類を述べた論文の序論の記述。参照は成書・文献 8〜16。
注記: 分類の記述であり、苦味を測った結果ではない。苦味の強さ・閾値は示されない。 分類の文では部位を特定していないが、方法節の製剤原料は枝先(Summitates)で、果実の苦味を測った根拠ではない。
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spice-juniper-berry —has_sensory_attribute→ (上の主張の文)