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食材

チンピ

陳皮

チンピは、ウンシュウミカンまたはマンダリンの成熟果皮を基原とする生薬名。第十八改正日本薬局方のチンピ各条の対象。

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透明な標本瓶の中に、表面がでこぼこした茶色の果皮片が数枚、丸まるように重なって入っている。瓶には「ちんぴ 陳皮」「Citrus unshiu M.」と書かれた白いラベルが貼られている。

日本薬局方が定める陳皮(チンピ)の標本。原料はウンシュウミカン(Citrus unshiu)の成熟した果皮で、ラテン名アウランティイ・ノビリス・ペリカルピウムのラベルとともに標本瓶に収められている。乾燥・収縮した状態の果皮片が数枚重なって見える。

写っているもの: Citrus unshiu部位・状態: 生薬標本瓶に入った、乾燥させたウンシュウミカンの果皮(陳皮)片

写真: Hanabishi/ CC BY-SA 3.0/ 原画像/ 台帳の原画像

写真の範囲と来歴

被写体の確認: 原典の記載による同定。原典は生薬標本展示の写真で、ラベルに記された学名をそのまま採用した。個体の産地・熟成年数は写真からは判定できない。

掲載画像: Wikimedia Commons の1920px版。苦味研究所では切り抜き・色調変更なし。 表示用には幅1200px上限のWebPを配信し、台帳の原画像は上のリンクから確認できます。

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食材 / ingredient-chenpi-jp-pharmacopoeia

このページの内容(9 節)
  1. 説明
  2. この説明の根拠(1)
  3. 主題ハブ
  4. 別名
  5. 関連をたどる
  6. 関連項目(10)
  7. 実測値(1)
  8. 組成・含有(4)
  9. 感覚(1)
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苦味を読む

チンピ(陳皮)は、日本薬局方が定める生薬名で、ウンシュウミカンまたはCitrus reticulata Blancoの成熟した果皮を基原とする。第十八改正日本薬局方のチンピ各条は、その性状について「味は苦くて、僅かに刺激性」と記しており、苦味は規格の一部として位置づけられている。これは薬用として規格化された生薬としての記述であり、家庭で作る食用の乾燥ミカン皮全般の実態を調べたものではない。

日本薬局方はチンピの品質を、フラボノイドの一種ヘスペリジンの含量で定量しており、換算した乾燥物に対して4.0%以上と規定している。これは市販品や自家製の陳皮に実際どれくらい含まれているかの平均値ではなく、規格として満たすべき下限値である。この数値は薬局方上の品質管理の基準であり、ヘスペリジンが食品としての苦味にどの程度関わるかは、この資料からは判断できない。

この説明の根拠

  1. チンピ 第十八改正日本薬局方

    厚生労働省 / 2021 / 公的資料 / 全文確認

    この本文で確認した範囲: ウンシュウミカン等の成熟果皮を基原とする定義を確認/性状「味は苦くて僅かに刺激性」の記載を確認/ヘスペリジン4.0%以上の規格下限を確認/ヘスペリジンが品質定量の指標である点を確認

別名: 陳皮(ja)、chinpi (Japanese Pharmacopoeia chenpi)(en)

関連をたどる

チンピ →の成熟果皮である→ ウンシュウミカン

ヘスペリジン →の品質指標である→ チンピ

チンピ →感覚特性→ 苦味 →と分けて測定できる→ 渋味

実測値(1)

種別化合物対象値条件出典
含有濃度ヘスペリジンチンピ4.0 %換算した乾燥物(日本薬局方の規格下限(以上)。実測平均値ではない。)厚生労働省, 2021

値は各出典の報告値そのまま(単位・条件を併記)。閾値・EC50はパネル・手法依存で、単一の真値ではありません。

構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます

組成・含有(4)

チンピはウンシュウミカンの成熟果皮である支持あり

範囲: 日本薬局方のチンピ各条

注記: 薬局方上の生薬基原の記録であり、食用乾燥ミカン皮全般の分類ではない。

日本薬局方はチンピをウンシュウミカン又は Citrus reticulata Blanco の成熟果皮と定義する。
限界: 基原規格であり、市場流通する乾燥果皮の実態調査ではない。
出典: チンピ 第十八改正日本薬局方(厚生労働省, 2021)・全文確認
データを表示ingredient-chenpi-jp-pharmacopoeia —is_mature_peel_of→ organism-citrus-unshiu
claim: clm-jp-chenpi-origin / type: taxonomy / 更新: 2026-08-31
ウンシュウミカンはチンピの原料となる支持あり

範囲: 日本薬局方のチンピ各条

注記: 同各条が本種の成熟果皮をチンピの基原として記す。

ウンシュウミカンの成熟果皮がチンピの基原の一つとして明記される。
限界: 同上。
出典: チンピ 第十八改正日本薬局方(厚生労働省, 2021)・全文確認
データを表示organism-citrus-unshiu —provides_material_for→ ingredient-chenpi-jp-pharmacopoeia
claim: clm-jp-citrus-unshiu-chenpi / type: taxonomy / 更新: 2026-08-31
チンピは換算した乾燥物に対しヘスペリジン 4.0%以上を含む支持あり

範囲: 日本薬局方のチンピ規格

注記: 規格下限であり、市販品・自製品の平均含量や含量分布ではない。

日本薬局方は換算乾燥物に対するヘスペリジン4.0%以上を規定する。
限界: 下限規格であり実測分布ではない。
出典: チンピ 第十八改正日本薬局方(厚生労働省, 2021)・全文確認
データを表示ingredient-chenpi-jp-pharmacopoeia —contains→ "換算した乾燥物に対しヘスペリジン 4.0%以上"
claim: clm-jp-chenpi-hesperidin / type: composition / 更新: 2026-08-31
ヘスペリジンはチンピの品質指標である支持あり

範囲: 日本薬局方のチンピ各条

注記: 品質評価上の定量対象であることを記録する。食品としての苦味への寄与はこの資料からは判断しない。

日本薬局方はチンピの定量をヘスペリジンで行い、換算乾燥物に対する4.0%以上を規定する。
限界: 品質規格であり苦味寄与を測定していない。
出典: チンピ 第十八改正日本薬局方(厚生労働省, 2021)・全文確認
データを表示compound-hesperidin —is_quality_marker_for→ ingredient-chenpi-jp-pharmacopoeia
claim: clm-jp-hesperidin-chenpi / type: composition / 更新: 2026-08-31

感覚(1)

チンピの感覚特性: 苦味支持あり

範囲: 日本薬局方の生薬性状

注記: 原文は「味は苦くて,僅かに刺激性」とする。食品の官能パネルによる強度測定ではない。

日本薬局方の性状はチンピについて「味は苦くて,僅かに刺激性」と記す。
限界: 定量的な官能試験ではない。
出典: チンピ 第十八改正日本薬局方(厚生労働省, 2021)・全文確認
データを表示ingredient-chenpi-jp-pharmacopoeia —has_sensory_attribute→ sensation-bitter
claim: clm-jp-chenpi-bitter / type: sensory / 更新: 2026-08-31

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