食材
陳皮
Chenpi
陳皮は、熟したミカン類果皮を乾燥・長期熟成させた中国の薬食両用素材「陳皮」。
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陳皮(乾燥させたみかん類の果皮)のうち、長期熟成させた「舊陳皮(老陳皮)」。香港の香辛料店で「OLD TANGERINE PEEL」の札を添えて量り売りされている状態で、表面が黒ずみ縁が反り返っている。
写っているもの: Citrus reticulata(原典は舊陳皮=老陳皮と表示)部位・状態: 香港の乾物・香辛料店で「舊陳皮 OLD TANGERINE PEEL」の札とともに山積みされた、黒ずんだ古い陳皮(乾燥みかん果皮)の破片
写真: Borshingwoods/ CC BY-SA 4.0/ 原画像/ 台帳の原画像
写真の範囲と来歴
被写体の確認: 原典の記載による同定。原典キャプションは店頭の陳列写真であり、柑橘の学名・産地の記載なし。「陳皮」全般の標準形ではなく、香港の一店舗が「舊陳皮(老陳皮)」として販売する商品の一例。
掲載画像: Wikimedia Commons の1920px版。苦味研究所では切り抜き・色調変更なし。 表示用には幅1200px上限のWebPを配信し、台帳の原画像は上のリンクから確認できます。
食材 / ingredient-chenpi-cn-aged
↑苦味を読む
陳皮は、熟したミカン類の果皮を乾燥させ、長期にわたり熟成させた中国の薬食両用素材である。中医学の伝統的な性味分類では、温性で辛味と苦味を併せ持ち、脾と肺の経絡に働くとされる。これは官能試験で測った苦味ではなく、伝統医学の分類体系における位置づけとして記録されている。
陳皮を特徴づけるのは、この長い熟成である。2026年のレビューは、熟成を複雑な生物変換の過程とし、最低でも3年を要すると述べる。「古いほど良い」という評価は、フェノール酸が熟成とともに漸進的に蓄積することと結びつけられ、ポリメトキシフラボンも熟成を通じて増え続けるという。同レビューは5〜30年熟成させた製品を扱った研究にも触れている。
成分面では、総フラボノイド含量が36.24〜88.64 mg/gの幅で報告され、そのうちヘスペリジンが71〜92%を占めるという。ヘスペリジンは陳皮の主要フラボノイドだが、苦味配糖体そのものではない。この総説は、ヘスペリジンの含量そのものを苦味の主因として主張しているわけではなく、どの成分が苦味の原因かまでは踏み込んでいない。
この説明の根拠
この本文で確認した範囲: 温性・辛苦味で脾肺経に働くという中医学の性味分類の記述を確認した範囲/最低3年の熟成とフェノール酸蓄積・5〜30年熟成品への言及を確認した範囲/総フラボノイド量とヘスペリジン比率の数値を確認した範囲
別名: 陈皮(zh)、Citri Reticulatae Pericarpium(la)
関連をたどる
陳皮 →次を通じて生成する→ 陳皮の熟成
構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます
組成・含有(1)
範囲: 陳皮
注記: ヘスペリジン自体は苦味配糖体ではない(苦いのはナリンギン系)。苦味帰属はこの claim では主張しない。
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ingredient-chenpi-cn-aged —contains→ "総フラボノイド 36.24〜88.64 mg/g。ヘスペリジンが総フラボノイドの71〜92%を占める"加工・調理でどう変わる(1)
範囲: 陳皮(Citri Reticulatae Pericarpium)
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ingredient-chenpi-cn-aged —is_produced_through→ process-chenpi-aging文化(1)
範囲: 中医学の伝統分類
注記: 官能測定ではなく伝統分類。苦味 DB 上は文化的位置づけとして保持。
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ingredient-chenpi-cn-aged —is_classified_by→ "中医学の性味分類で温性・辛苦味(帰経は脾・肺)"