概念
ランビック
Lambic (beer style)
ランビックは、熟成させたホップを苦味でなく保存のために使う、単一仕込み・非ブレンドのLambicを扱う審査スタイル(BJCP 2021。Gueuze・Fruit Lambicは別区分)。説明の中心は酸味の釣り合いにあり、目安は0〜10 IBU。
概念 / concept-lambic-style
↑苦味を読む
ランビックは、ベルギーの自然発酵の伝統に結びつくビールである。この項目では審査分類のLambicを扱い、ブレンドするグーズや果実を使うフルーツランビックとは分ける。苦味の数値目安は0〜10 IBUで、説明の中心にはホップ苦味より酸味の釣り合いが置かれている。
ランビックの審査説明には、熟成させたホップを苦味より保存のために使う、という位置づけがある。ただし、これを「ホップを使わない」や「苦味成分が全く無い」と読み替えることはできない。スタイル上の感覚記述と、原料の使用や成分の有無を分けて読める項目である。
ランビックでは、苦味の言葉が揃っているのに数値の範囲が重ならない。BJCPはホップ苦味をほぼ知覚されない位置に置き、Brewers Association(BA)の2025年版も苦味を「Very low」(非常に弱い程度)とする。ところがIBUの範囲はBJCPが0–10、BAが11-23で、二つの範囲に共通する値が無い。どちらも苦味をほとんど感じない程度と書きながら、数値の範囲は別々の場所に引かれている。IBUの数値と苦味の程度の言葉が、規格どうしの間でも一対一には対応していない例である。
この説明の根拠
2021 BJCP Beer Style Guidelines — 23D Lambic (beer style)
この本文で確認した範囲: 対象とする審査分類の範囲を支える。/当該分類のIBUの目安または範囲を固定しない扱いを支える。/審査上の苦味と他の感覚の位置づけを支える。/対象分類に含まれる型と隣接分類との境界を支える。/BJCP 2021のIBUの目安(または共通範囲を設けないこと)との比較に使用/BJCP 2021の苦味の程度の記述との比較に使用
Introduction to the 2021 Guidelines
この本文で確認した範囲: 数値を実測や厳格な仕様としない限定を支える。
2025 Brewers Association Beer Style Guidelines
この本文で確認した範囲: BAの規定するPerceived bitternessの原文と日本語、BJCPの感覚記述との比較に使用/BAの規定するHop Bitterness (IBU)の範囲と、BJCPのIBU目安との比較に使用
別名: Lambic (beer style)(en)
関連をたどる
ランビック →次を用いると記録されている→ 苦味単位(BU/IBU)
構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます
組成・含有(3)
範囲: BJCP 2021 23Dの審査用途に限定。市販品全体の測定結果ではない。
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concept-lambic-style —is_defined_in_context_as→ "単一仕込み・非ブレンドのLambicを扱う審査スタイル。GueuzeやFruit Lambicとは区別"範囲: BJCP 2021 23Dの審査用途に限定。市販品全体の測定結果ではない。 IBUの目安は0–10。
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concept-lambic-style —is_documented_using→ concept-bitterness-units範囲: Brewers Association公式スタイルガイドライン、Belgian-Style Lambic区分
注記: 原文: "Hop Bitterness (IBU) 11-23"。BJCP 2021年版の同スタイルのIBU目安(0–10)と比べるための、BJCPとは独立した業界団体規格・同一規格文書内の数値規定。市販銘柄の実測値ではなく規格上のレンジ。
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concept-lambic-style —has_sensory_attribute→ "Brewers Association 2025年版スタイルガイドラインの規定値: Hop Bitterness (IBU) 11-23。"感覚(2)
範囲: BJCP 2021 23Dの審査用途に限定。市販品全体の測定結果ではない。
注記: 審査上の記述。知覚の実測・機構の実証ではない。
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concept-lambic-style —has_defining_sensory_theme→ "ホップ苦味をほぼ知覚されない位置に置き、酸味がバランスを担うものとして記述する"範囲: Brewers Association公式スタイルガイドライン、Belgian-Style Lambic区分
注記: 原文: "Perceived bitterness: Very low"。BJCP 2021年版の同スタイルの感覚記述(熟成させたホップを苦味でなく保存のために使い、酸味の釣り合いを説明の中心に置く(23D、Gueuze・Fruit Lambicは別区分))と比較するための、BJCPとは独立した業界団体規格の記録。審査・分類上の記述であり官能実験の結果ではない。
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concept-lambic-style —has_defining_sensory_theme→ "Brewers Association 2025年版スタイルガイドラインの規定値: Perceived bitterness: "Very low"(非常に弱い程度)。"