料理
ナムル
namul
ナムルは、食用の草木を茹でる・炒めるなどして薬念(ヤンニョム)で和える韓国の副菜群の総称。
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正月大보름(ポルム)行事で食べる干しナムル各種を皿に盛った写真。複数種のナムルを一皿に盛り合わせた複合的な被写体である点に留意。
料理写っているもの: 該当なし(料理)部位・状態: 盛り付け(乾燥ナムル各種)
写真: Garu Gim/ CC BY-SA 2.0/ 原画像/ 台帳の原画像
写真の範囲と来歴
被写体の確認: 原典の記載による同定。
掲載画像: リサイズ・トリミング・色調変更なし。Wikimedia Commons のオリジナル画像をそのまま使用。 表示用には幅1200px上限のWebPを配信し、台帳の原画像は上のリンクから確認できます。
料理 / dish-namul
このページの内容(8 節)
苦味を読む
ナムル(나물)は、食用の草や木の芽などを茹でる・炒める・生のままなどの方法で下ごしらえし、薬念(ヤンニョム)と呼ばれる合わせ調味料で和える韓国の副菜の総称である。文献総説は、この総称を大きく生菜(センチェ、生のまま和えるもの)と熟菜(スッチェ、茹でるか炒めて加熱してから調味するもの)に分けて説明している。どちらの系統でも、和える調味の一手間が仕上げに欠かせない。
ナムルに使われる野生の草や木の芽の多くは、強い香りか苦味をもち、そのままでは噛みにくいと総説は記す。この総説は、薬念を加えることが、こうした素材を韓国で「おいしい」料理へと発展させた鍵になったとしている。苦い植物をそのまま食卓に出すのではなく、下ごしらえと調味を重ねて食べられる形に仕立てる考え方が、ナムルという料理群の核にある。ただし、どの植物がどの程度苦いのかという個別データまでは記されていない。
4種の山菜ナムル(サムナムル・ミヨッチュィ・タレスン・パンプンナムル)を3通りの浸水処理(茹でる前後両方で浸水/茹でた後のみ浸水/浸水なし)で調製した記述的官能分析では、浸水を行わなかったミヨッチュィとパンプンナムルの試料が渋さや粗さとともに苦味の官能属性スコアが相対的に高く、消費者115名による評価で最も好まれなかったことが、抄録の範囲で示されている。苦味や渋味などの属性は、この「好まれない」という評価を左右する要因として分析されている。
この説明の根拠
Namul, the driving force behind health and high vegetable consumption in Korea
この本文で確認した範囲: 生菜・熟菜の分類と加熱有無の定義を確認した範囲。/野生植物の苦味・調味による転換という総説の記述を確認した範囲。
Sensory Properties and Drivers of Liking Sanchae namul (seasoned dish with wild edible greens)
この本文で確認した範囲: 浸水なし試料の苦味官能属性スコアが高く消費者に好まれなかった知見
別名: 나물(ko)
構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます
感覚(1)
範囲: 層: 食品。訓練パネル10名による記述的官能分析(descriptive analysis)、消費者115名による9点尺度嗜好評価。
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dish-namul —has_perceived_bitterness_affected_by→ "4種の山菜ナムル(samnamul・miyeokchwi・daraesoon・bangpung namul)を3種の浸水法(茹でる前後両方浸水/茹でた後のみ浸水/浸水なし)で調製した記述的官能分析で、浸水を行わなかったmiyeokchwiとbangpung namulの試料は、渋さ・粗さとともに苦味の官能属性スコアが相対的に高く、消費者に最も好まれなかった。苦味・渋味などは「嫌われる」ことを駆動する属性と分析されている。"加工・調理でどう変わる(1)
範囲: 韓国
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dish-namul —is_classified_by→ "生菜(センチェ=生のまま和える)と熟菜(スッチェ=茹で・炒め後に和える)への大別。いずれも薬念(ヤンニョム)で調味する"文化(1)
範囲: 韓国の野生植物ナムル
注記: 苦味受容の文化装置(調味・加熱)の例。
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dish-namul —has_defining_sensory_theme→ "野生の草木を使うナムルの多くは強い香りまたは苦味をもち、噛みにくい。薬念の添加がナムルを「おいしい料理」に変えた鍵とされる"