化合物
ノミリン
nomilin
ノミリンは、柑橘の苦味に関わりうるリモノイド。加工条件で濃度が変化する。
化合物 / compound-nomilin
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ノミリンは柑橘類の苦味に関わりうるリモノイドで、加工条件によって濃度が変化する。ユズ・コナツ・キンカン・ネーブルの単独および混合マーマレードを対象にした13名の官能評価とHPLC分析を組み合わせた研究では、これらの試料群において官能で評価した苦味とノミリン量が対応していたと報告されている。ただしこれは小規模な単一の調製条件での結果であり、マーマレード全般に共通する唯一の要因とはされていない。香りや酸味、甘味も知覚に影響する。
ハッサク果実(果汁・内果皮・外果皮)を薄層クロマトグラフィーとHPLCで分析した研究では、リモニン系配糖体のほかに、デアセチルノミリン酸・デアセチルノミリン・ノミリン・ノミリン酸・オバクノンという5種のノミリン系リモノイド配糖体が検出されている。この分析は成分の検出に関するもので、苦味官能との直接の対応づけはこの資料からは確認できない。
熊本県産業技術センターが行った柑橘8品種の苦味成分調査では、供試8品種のうち河内晩柑だけが果皮にノミリンを含むと記されている。川野夏だいだい・大橘・晩白柚など他の品種にはノミリンの記載がなく、この調査の範囲ではノミリンは河内晩柑に特有の成分として位置づけられている。
この説明の根拠
Effect on the Taste and Flavor of Marmalade by Combining Citrus Fruits
この本文で確認した範囲: 13名の官能評価と分析値が対応するという記述の根拠に使用
この本文で確認した範囲: ハッサク果実からの5種のノミリン系配糖体検出の根拠に使用
この本文で確認した範囲: 8品種中で河内晩柑だけノミリンを含むという記述の根拠に使用
構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます
組成・含有(2)
範囲: ハッサク果実(果汁・内皮・外皮)、TLC・HPLC法による分析
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ingredient-hassaku —contains→ compound-nomilin範囲: 熊本県産業技術センター2005~2007年度研究、8品種比較
注記: この記述は果皮(表2)についてのものであり、果汁については述べられていない。川野夏ダイダイ・大橘・晩白柚ではノミリンは記されていない。
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ingredient-kawachi-bankan —contains→ compound-nomilin感覚(1)
範囲: ユズ・コナツ・キンカン・ネーブルの単独/混合マーマレード、13名官能評価
注記: 当該試料群で苦味とノミリンが相関。マーマレード一般の唯一原因とはしない。
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seasoning-yuzu-peel-marmalade —has_perceived_bitterness_associated_with→ compound-nomilin