化合物
ゲンチオピクロシド
gentiopicroside
ゲンチオピクロシドは、ゲンチアナ根の主要セコイリドイド配糖体(別名 gentiamarine、gentiopicrine)。
化合物 / compound-gentiopicroside
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ゲンチオピクロシドは、ゲンチアナ根の苦味を担う成分群のなかで中心となるセコイリドイド配糖体である。乾燥させたゲンチアナ根には、苦味成分が根皮部を中心に2〜8%含まれ、その大部分がセコイリドイド配糖体で占められている。そのなかでもっとも多いのがゲンチオピクロシド(別名ゲンチアマリン、ゲンチオピクリン)で、もうひとつの苦味成分アマロゲンチンは0.025〜0.4%とごくわずかである。根に含まれる量は標高が上がるほど増え、春にもっとも多くなるという。
苦味の強さを表す苦味価で比べると、ゲンチオピクロシドは12,000とされ、アマロゲンチンの5,800万という値よりも4桁ほど小さい。ただしゲンチオピクロシドはアマロゲンチンよりはるかに多い量で含まれているため、根全体として感じられる苦味に実際にどちらがより強く効いているかは、この評価だけでは決められない。これらの数値は規制当局の評価報告書が教科書的な文献をまとめたもので、直接の分析データそのものではない。
近縁種Gentiana purpurea(苦味を持つリンドウ科の根)の伝統的な調製法を比較した分析では、苦味の主要な担い手であるゲンチオピクロシド(ゲンチオピクリン)の抽出収量は調製法によって大きく異なり、40%・70%エタノールでの浸漬、および酢酸(3%・6%)・食酢・生乳での煮沸が最も高い収量を与えたことが、抄録の範囲で確認できる。
この説明の根拠
Assessment report on Gentiana lutea L., radix (EMA/HMPC/607863/2017)
この本文で確認した範囲: 苦味成分2-8%とゲンチオピクロシドが主成分な点を確認/アマロゲンチン0.025-0.4%という含量差を本文で確認/苦味価12,000とアマロゲンチン5,800万の対比を本文で確認
Analysis of bitter compounds in traditional preparations of Gentiana purpurea L.
この本文で確認した範囲: 調製法によるゲンチオピクロシド抽出収量の違い
別名: gentiopicroside(en)
構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます
組成・含有(2)
範囲: 乾燥ゲンチアナ根。含量は季節・根の樹齢・標高で変動(春に最大)
注記: EMA 評価報告書の成分節(教科書文献の総括)に基づく。
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ingredient-gentian-root —contains→ compound-gentiopicroside範囲: 乾燥ゲンチアナ根
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compound-gentiopicroside —is_the_main_secoiridoid_of→ ingredient-gentian-root加工・調理でどう変わる(1)
範囲: 層: 食品(伝統的抽出調製液)。HPLC-DAD分析による複数調製法(水煮出し・エタノール浸漬・酢/酢酸/生乳での煮沸等)の抽出収量比較。
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compound-gentiopicroside —is_processed_by→ "Gentiana purpurea(近縁種、その根は苦味セコイリドイド配糖体の含量により強い苦味を持つことで知られる)の根を対象にした伝統的調製法の比較で、苦味の主要な担い手であるゲンチオピクロシド(ゲンチオピクリン)の抽出収量は調製法によって大きく異なり、40%・70%エタノールでの浸漬、および酢酸(3%・6%)・食酢・生乳での煮沸が最も高い収量を与えた。"