化合物
サッカリン
saccharin
サッカリンは、高濃度で嫌悪的な苦い後味を呈する人工甘味料。TAS2R31 および TAS2R43 苦味受容体のアゴニスト。
化合物 / compound-saccharin
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白人被験者60名を対象にした研究では、サッカリンとアセスルファムKへの苦い後味の応答がTAS2R31の変異と関連した。当初は受容体遺伝子群の30マーカーがP < 0.001で関連したが、ハプロタイプ解析は関連の大半がTAS2R31との強い連鎖による見かけの結果であることを示した。細胞試験はTAS2R31の4つの変異が受容体応答に独立した効果をもつことを確認した。
TAS2R43を発現させたHEK293T細胞では、サッカリンナトリウム2.5 mMへの応答が生じ、メントール様冷感化合物の(R)-(-)-カルボンがその応答を用量依存的に阻害した。これは異種発現細胞のカルシウム応答を測った結果で、ヒトが感じる苦い後味の低下を直接評価した実験ではない。
総説は、シクラメートがサッカリンに応答するTAS2R31とTAS2R43を阻害し、サッカリンもシクラメートに応答するTAS2R1とTAS2R38を阻害する相互作用を紹介している。併用時の苦い後味の低下を説明する記述であるが、総説が新たに測定した結果ではなく、引用元の原著本文も確認されていない。
この説明の根拠
Genomic, genetic and functional dissection of bitter taste responses to artificial sweeteners
この本文で確認した範囲: 60名、30マーカー、P < 0.001、高い連鎖不平衡を扱うハプロタイプ解析と、4変異の独立効果を確認した細胞試験を分けた。
この本文で確認した範囲: TAS2R43発現細胞、2.5 mMサッカリンNa、(R)-(-)-カルボンによる阻害と細胞実験の限定を対応させた。
この本文で確認した範囲: サッカリンとシクラメートの受容体相互阻害、および総説の孫引きという限定を対応させた。
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機構・受容体(3)
範囲: 白人被験者60名における TAS2R30-46 の全遺伝子シークエンシング、両甘味料への味応答、受容体アレルの in vitro アッセイ。当初 P < 0.001 で関連したマーカーは30個
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receptor-tas2r31 —mediates_variation_in_bitterness_of→ compound-saccharin範囲: 層: 細胞。HEK293T細胞にTAS2R43を異種発現させたCa2+イメージング・ルミネセンスアッセイ。
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compound-saccharin —activates→ receptor-tas2r43範囲: 層: 細胞。ヒト苦味受容体異種発現アッセイ(TAS2R31・TAS2R43・TAS2R1・TAS2R38)にもとづく知見を整理した総説記述。
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compound-saccharin —has_perceived_bitterness_suppressed_by→ "シクラメートと併用すると、サッカリンが刺激するTAS2R31・TAS2R43をシクラメートが阻害し、シクラメートが活性化するTAS2R1・TAS2R38をサッカリンが阻害するという相互阻害により、単独より苦味後味の弱い甘味知覚が得られる。"