化合物
ツヨン
thujone (alpha and beta)
ツヨンは、ニガヨモギなど Artemisia 属に存在するモノテルペンケトン。EU 香料法の規制対象物質。
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ニガヨモギ(Artemisia absinthium)の地上部。thujone(α・β)はこの属の植物に存在するモノテルペンケトンであり、化合物そのものではなく給源植物の写真である。
原料写っているもの: Artemisia absinthium(ニガヨモギ)部位・状態: 地上部の株
写真: Robert Flogaus-Faust/ CC BY 4.0/ 原画像/ 台帳の原画像
写真の範囲と来歴
被写体の確認: 原典の記載による同定。ingredient-bask・compound-absinthin・ingredient-wormwood で使用した写真とは別ファイル(重複回避)。
掲載画像: Wikimedia Commons の原寸ファイル。苦味研究所では切り抜き・色調変更なし。 表示用には幅1200px上限のWebPを配信し、台帳の原画像は上のリンクから確認できます。
化合物 / compound-thujone
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ツヨン(アルファ体とベータ体)は、ニガヨモギなどArtemisia属の植物に含まれるモノテルペンケトンという香りの化合物の一種で、EUの香料規則が定める規制対象物質である。この規則は、Artemisia属由来のアルコール飲料という枠組みでツヨンの上限を規定しており、アブサンはその対象に含まれる飲料として位置づけられている。
この規則が定めるツヨンの最大基準値は、飲料の種類によって三段階に分かれる。Artemisia属由来を除くアルコール飲料では10 mg/kg、アブサンのようなArtemisia属由来のアルコール飲料では35 mg/kg、Artemisia属由来の非アルコール飲料では0.5 mg/kgである。数値の並びはアルコール飲料の方が非アルコール飲料より高い上限を許す構造を示すが、これは複合食品の規格として定められた法的な上限であり、人が苦味や刺激を感じ始める官能閾値でも、健康に影響が出る毒性の閾値でもない。
この説明の根拠
Regulation (EC) No 1334/2008 on flavourings and certain food ingredients with flavouring properties
この本文で確認した範囲: アブサンがArtemisia属由来アルコール飲料としてEU規制の対象となる位置づけを確認した範囲。/飲料区分ごとにツヨンの最大基準値が三段階で定められている条文内容を確認した範囲。
関連をたどる
アブサン →はEUの次のツヨン上限が適…→ ツヨン
実測値(1)
| 種別 | 化合物 | 対象 | 値 | 条件 | 出典 |
|---|---|---|---|---|---|
| 含有濃度 | ツヨン | アブサン | 0.5-48.3(平均 25.4±20.3、中央値 33.3) mg/L | 1915年以前製造の真正アブサン13検体(総ツヨン) | Lachenmeier DW, 2008 |
値は各出典の報告値そのまま(単位・条件を併記)。閾値・EC50はパネル・手法依存で、単一の真値ではありません。
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安全・規制(2)
範囲: Regulation (EC) 1334/2008 Annex III Part B の下の EU 複合食品
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compound-thujone —has_eu_maximum_levels_of→ "Artemisia 由来を除くアルコール飲料で 10 mg/kg、Artemisia 由来のアルコール飲料で 35 mg/kg、Artemisia 由来の非アルコール飲料で 0.5 mg/kg"範囲: EU。Regulation (EC) 1334/2008 Annex III Part B
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ingredient-absinthe —is_subject_to_eu_thujone_maximum_of→ compound-thujone