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食材

オリーブ葉

olive leaf / Olea europaea

オリーブ葉は、オリーブの果実を支える銀緑色の葉は、水に浸した飲みものや食品用抽出物にもなる。細かく砕くほど成分が水へ移りやすくなり、苦味と渋味がともに前へ出る可能性がある。

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灰色の地面に置かれたオリーブの枝で、細長い葉の表裏と黒紫色の果実が見える

オリーブ Olea europaea の枝、葉、果実。葉の表裏で緑色と銀白色の見え方が異なる。

写っているもの: Olea europaea部位・状態: 枝についた葉と果実

写真: Prahlad balaji/ CC BY-SA 4.0/ 原画像/ 台帳の原画像

写真の範囲と来歴

被写体の確認: 原典の記載による同定。種名は Commons の原典記載による。

掲載画像: Wikimedia Commons の1920px版。苦味研究所では切り抜き・色調変更なし。 表示用には幅1200px上限のWebPを配信し、台帳の原画像は上のリンクから確認できます。

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食材 / ingredient-olive-leaf

このページの内容(8 節)
  1. 説明
  2. この説明の根拠(3)
  3. 主題ハブ
  4. 関連をたどる
  5. 関連項目(10)
  6. 組成・含有(1)
  7. 加工・調理でどう変わる(1)
  8. 文化(1)
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苦味を読む

オリーブと聞けば果実や油を思い浮かべやすいが、ここで見るのは枝を覆う細長い銀緑色の葉である。葉はそのままかじるより、乾燥させて砕き、水へ浸出させることで飲みものの材料になる。研究で比較されたのも、生葉一枚の食味ではなく、粉砕度の異なる葉から作った浸出液だった。葉そのものと、加工後に水へ移った味は分けて考えなければならない。

粉砕の細かさは、その味を大きく変えうる。13名の非訓練パネルを用いた研究では、細かく砕くほど浸出液中のオレウロペインが増え、最も強く粉砕した試料は非常に苦く、渋味もより強いと評定された。苦味は味覚として感じる質で、渋味は口が締まり乾くような感覚である。この実験でも二つは別の属性として測られている。

抽出物を食品へ加えたときには、周囲の味も効いてくる。11名の訓練パネルによる果実スムージーの試験では、オリーブ葉抽出物は低い添加量でも強い苦味を示し、高い添加量ではスクロースとシクラメートが苦味を弱めたが、食塩には同じ効果が見られなかった。これは特定の抽出物と飲料での結果で、家庭の葉茶すべてに通じる配合則ではない。

乾燥方法も浸出液の味を左右する。マイクロ波乾燥(400W・4分)した葉から淹れたハーブティーは、熱風乾燥(50℃・3時間)したものより、記述的官能分析で「より苦く、より渋い」と評価された。消費者受容性テスト(9点嗜好尺度)での味スコアは、熱風乾燥側が約5.8、マイクロ波乾燥側が約2.5で、消費者は熱風乾燥のハーブティーを明確に好んだ。

この研究の考察では、マイクロ波乾燥で総ポリフェノール量が熱風乾燥のおよそ3倍(マイクロ波乾燥 約3.0 mg/L GAE、熱風乾燥 約1.0 mg/L GAE)に増えたことと、それに伴うオレウロペイン量の増加が苦味の強まりに関連づけられている。オレウロペインはオリーブ葉中で最も豊富なフェノール化合物で、その苦味の原因だと著者らは述べている。

この説明の根拠

  1. Characterization of bioactive compounds in commercial olive leaf extracts, and olive leaves and their infusions

    Medina Eduardo; Romero Concepcion; Garcia Pedro; Brenes Manuel / 2019 / 学術論文 / 全文確認

    この本文で確認した範囲: 粉砕度の異なる葉から浸出液を作って比較した研究設計/オレウロペイン量と苦味および渋味を別々に評価した結果

  2. Sensory Quality of Functional Beverages: Bitterness Perception and Bitter Masking of Olive Leaf Extract Fortified Fruit Smoothies

    Kranz Peter; Braun Nina; Schulze Nadine; Kunz Benno / 2010 / 学術論文 / 抄録確認

    この本文で確認した範囲: 抽出物入り果実スムージーの苦味を測定した訓練パネル試験/甘味料と食塩の苦味マスキング効果を比較した結果

  3. Influence of Drying Methods on Volatile Aroma Compounds and Sensory Properties of Olive Leaf Herbal Tea

    Tripodi G; Torre M; Verzera A; Cincotta F / 2026 / 学術論文 / 全文確認

    この本文で確認した範囲: 乾燥方法による苦味・渋味評価と嗜好スコアの差/総ポリフェノール量とオレウロペインを苦味の原因とする考察

関連をたどる

オリーブ葉 →含む→ オレウロペイン →の主要因である→ 苦味

構造化された主張 — 節を開くと、主張ごとの確度・根拠・限界が読めます

組成・含有(1)

オリーブ葉はオレウロペインを含む支持あり

範囲: 層: 食品。オリーブ葉ハーブティー(浸出液)の総ポリフェノール量測定と官能分析を対応づけた考察部分の記述。

注記: マイクロ波乾燥で総ポリフェノール量(TPC)が熱風乾燥の約3倍(MWD 約3.0 mg/L GAE vs AD 約1.0 mg/L GAE)に増え、官能的な苦味増大と対応づけられた。既存の compound-oleuropein 関連主張(生育齢による含量低下)とは別に、苦味本体としての位置づけを追加。

"This difference could be associated with the higher content of total polyphenols, and consequently oleuropein, the most abundant phenolic compound in olive leaves and responsible for their bitter taste." MWD herbal teas showed TPC ~3.0 mg/L GAE than AD ones ~1.0 mg/L GAE(本文逐語および図1の数値)。
限界: オレウロペイン自体の個別定量値(HPLC等)は本文抜粋には含まれず、TPC(総ポリフェノール)としての測定。
出典: Influence of Drying Methods on Volatile Aroma Compounds and Sensory Properties of Olive Leaf Herbal Tea(Tripodi G; Torre M; Verzera A; Cincotta F, 2026)・全文確認
データを表示ingredient-olive-leaf —contains→ compound-oleuropein
claim: clm-w71b1-oliveleaf-oleuropein-bitter-principle / type: composition / 更新: 2026-09-07

加工・調理でどう変わる(1)

オリーブ葉の知覚苦味に影響する要因: 乾燥方法(熱風乾燥 vs マイクロ波乾燥)。マイクロ波乾燥(400W・4分)の葉から淹れたハーブティーは、熱風乾燥(50℃・3時間)のものより記述的官能分析で「より苦く、より渋い」と評価された。消費者受容性の味スコア(9点嗜好尺度)は熱風乾燥側が約5.8、マイクロ波乾燥側が約2.5支持あり

範囲: 層: 食品。オリーブ葉浸出液(ハーブティー)。訓練された記述的官能分析パネルと、消費者受容性テスト(9点嗜好尺度、1=非常に嫌い〜9=非常に好き)。

"MWD herbal teas were more bitter and astringent, and consumer tests showed a clear preference for herbal teas produced from AD leaves." "The taste descriptors of sour, bitter, and astringent characterized the MWD samples, while the AD samples had a sweet taste." "the largest difference between samples was observed for taste, with scores of approximately 5.8 for AD and 2.5 for MWD"(いずれも本文逐語、9点嗜好尺度でのスコア)
限界: パネル人数の詳細はこの抜粋には含まれない。乾燥方法という単一変数の比較であり、他の栽培・品種要因は扱っていない。
出典: Influence of Drying Methods on Volatile Aroma Compounds and Sensory Properties of Olive Leaf Herbal Tea(Tripodi G; Torre M; Verzera A; Cincotta F, 2026)・全文確認
データを表示ingredient-olive-leaf —has_perceived_bitterness_affected_by→ "乾燥方法(熱風乾燥 vs マイクロ波乾燥)。マイクロ波乾燥(400W・4分)の葉から淹れたハーブティーは、熱風乾燥(50℃・3時間)のものより記述的官能分析で「より苦く、より渋い」と評価された。消費者受容性の味スコア(9点嗜好尺度)は熱風乾燥側が約5.8、マイクロ波乾燥側が約2.5"
claim: clm-w71b1-oliveleaf-drying-bitterness / type: processing / 更新: 2026-09-07

文化(1)

オリーブ葉は苦味を含む野菜・食材として用いられる未検証

範囲: 一般知識水準の候補。地域差・名称差は未確認

出典未接続 — この主張はまだ裏取りされていません。一般知識水準の仮置きであり、確定情報ではありません。

データを表示ingredient-olive-leaf —is_used_as→ "苦味を含む野菜・食材"
claim: clm-ingredient-olive-leaf-candidate-role / type: cultural / 更新: 2026-08-31

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